ドイツ・ナショナリズム「普遍」対「固有」の二千年史
今野元 著
アメリカの世界覇権が翳りを見せるなか、欧州で主導権を握り、存在感を増すドイツ。だが英仏など周辺国からの反撥は根強い。そこには歴史的経緯や、経済をはじめとする国力の強大化への警戒感だけでなく、放漫財政を指弾し、難民引き受けや環境保護を迫るなど、西欧的=「普遍」的価値観に照らした「正しさ」を他国にも求める姿勢がある。二千年にわたる歴史を繙き、ドイツはいかにして「ドイツ」となったのかをさぐる。
書誌データ
- 初版刊行日2021/10/18
- 判型新書判
- ページ数360ページ
- 定価1056円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102666-8
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書評掲載案内
・中日新聞(夕刊)2023年1月13日/著者インタビュー
・週刊読書人2023年1月6日
・中日新聞(夕刊)2023年1月13日/著者インタビュー
・週刊読書人2022年11月25日
・週刊エコノミスト2022年2月15日号/服部茂幸(同志社大学教授)
・みすず2022年1・2月号/水島治郎(千葉大学教授)
・読売新聞(朝刊)2022年1月9日/苅部直(政治学者・東京大学教授)
・週刊読書人2021年12月17日号/村上宏昭(筑波大学人文社会系助教)
・中日新聞・東京新聞(朝刊)2021年12月18日
・朝日新聞(朝刊)2021年12月18日
・世界日報2021年11月21日/増子耕一