人類と病国際政治から見る感染症と健康格差
詫摩佳代 著
人類の歴史は病との闘いだ。ペストやコレラの被害を教訓として、天然痘を根絶し、ポリオを抑え込めたのは、20世紀の医療の進歩と国際協力による。しかしマラリアはなお蔓延し、エイズ、エボラ出血熱、新型コロナウイルスなど、新たな感染症が次々と襲いかかる。他方、現代社会では、喫煙や糖分のとりすぎによる生活習慣病も課題だ。医療をめぐる格差も深刻である。国際社会の苦闘をたどり、いかに病と闘うべきかを論じる。
書誌データ
- 初版刊行日2020/4/21
- 判型新書判
- ページ数256ページ
- 定価902円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102590-6
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・週刊東洋経済2021年11月20日号
・週刊教育資料2020年7月27日号/寺崎千秋(教育調査研究所)
・沖縄タイムス2020年7月11日/森原龍介(共同通信記者)
・公明新聞2020年7月6日/神馬征峰(日本国際保健医療学会理事長・東京大学教授)
・朝日新聞(朝刊)2020年6月20日/宇野重規(東京大学教授)
・人間会議2020年夏号
・読売新聞(朝刊)2020年5月17日/篠田英朗(国際政治学者・東京外国語大学教授)
・読売新聞(夕刊)2020年5月2日/田所昌幸(慶應義塾大学教授)