ホーム > 中公新書 > 徒然草

中公新書
徒然草

徒然草無常観を超えた魅力

川平敏文 著

鎌倉時代末期、兼好法師が著した日本文学屈指の古典『徒然草』。自然の移ろいに美を見いだし、死や老いが主題の随想を含むため「無常観の文学」という理解が主流だ。しかし、ベストセラーだった江戸時代には多様な読み方がなされた。江戸幕府に仕えた儒者の林羅山は儒教に基づく注釈書を作り、近松門左衛門は浄瑠璃で兼好を色男として描いた。本書は『徒然草』の知られざる章段や先達の読みを通して奥深さと魅力に迫る。

書誌データ

  • 初版刊行日2020/3/18
  • 判型新書判
  • ページ数304ページ
  • 定価990円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-102585-2

書店の在庫を確認

オンライン書店で購入


※発売前、品切れ等で指定の購入ページに飛ばないことがあります。予めご了承ください。

SNS公式アカウント情報


web中公新書

中公新書ニュース・トピックス

2025/03/17
『外交とは何か』刊行記念トークイベントのお知らせ
2025/02/14
『日本政治学史』刊行記念トークイベントのお知らせ
2025/02/12
『グリーン戦争-気候変動の国際政治』が第45回エネルギーフォーラム賞優秀賞を受賞
2024/12/02
『日ソ戦争 帝国日本最後の戦い』が第28回司馬遼太郎賞を受賞
2024/11/12
「第46回 サントリー学芸賞」で史上初の快挙!当社の書籍が、3部門で4作受賞!

中公新書ランキングベスト5

総合ランキングベスト5