椿井文書―日本最大級の偽文書
馬部隆弘 著
中世の地図、失われた大伽藍や城の絵図、合戦に参陣した武将のリスト、家系図......。これらは貴重な史料であり、学校教材や市町村史にも活用されてきた。しかし、もしそれが後世の偽文書だったら? しかも、たった一人の人物によって創られたものだとしたら――。椿井政隆(一七七〇~一八三七)が創り、近畿一円に流布し、現在も影響を与え続ける数百点にも及ぶ偽文書。本書はその全貌に迫る衝撃の一冊である。
書誌データ
- 初版刊行日2020/3/18
- 判型新書判
- ページ数272ページ
- 定価990円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102584-5
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書評掲載案内
・読売新聞(朝刊)2023年5月16日
・みすず2022年1・2月号/千田善(国際ジャーナリスト)
・京都新聞2021年8月8日
・建築史学第76号(2021年3月号)/光井渉(東京藝術大学教授)
・読売新聞(朝刊)2020年12月6日/著者インタビュー
・文藝春秋2020年10月号/橘玲(作家)
・週刊読書人2020年7月24日号/長﨑健吾(日本学術振興会特別研究員PD)
・朝日新聞(朝刊)2020年5月23日/呉座勇一(国際日本文化センター助教)
・日本経済新聞(朝刊)2020年5月16日/五味文彦(歴史学者)
・毎日新聞(朝刊)2020年4月25日/磯田道史(国際日本文化研究センター准教授)
・京都新聞2020年4月17日/自著紹介
・読売新聞(夕刊)2020年2月26日大阪版/著者インタビュー