移民と日本社会データで読み解く実態と将来像
永吉希久子 著
少子高齢化による労働力不足や排外主義の台頭もあり、移民は日本の大きな課題となっている。本書は、感情論を排し、統計を用いた計量分析で移民を論じる。たとえば「日本に住む外国人の増加により犯罪が増える」と考える人は6割を超えるが、データはその印象を覆す。こうした実証的な観点から、経済、労働、社会保障、そして統合のあり方までを展望。移民受け入れのあり方を通して、日本社会の特質と今後を浮き彫りにする。
書誌データ
- 初版刊行日2020/2/19
- 判型新書判
- ページ数304ページ
- 定価1056円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102580-7
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書評掲載案内
・日本経済新聞(朝刊)2020年11月14日/石井正子(立教大学教授)
・しんぶん赤旗2020年7月5日/豊田栄光
・日本経済新聞(朝刊)2020年4月18日/丹野清人(東京都立大学教授)