酒は人の上に人を造らず
吉田類 著
『土佐日記』の作者・紀貫之は、国司の任を終えた送別の宴で連日、熱烈に歓待された。酒好きが多く、酔うほどに胸襟を開く土地柄なれば、開放的な酒宴は今なお健在、と高知出身の著者は言う。福沢諭吉の名言ならぬ「酒は人の上に人を造らず」を地でいく著者は、東京の下町をはじめ、北海道、福島、京都、愛媛、熊本など各地を訪ね、出会った人たちと縁を結ぶ。酒場の風情と人間模様を描く、読みごたえたっぷりの紀行エッセイ。
書誌データ
- 初版刊行日2018/1/22
- 判型新書判
- ページ数224ページ
- 定価836円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102472-5
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書評掲載案内
・朝日新聞(夕刊)2018年10月22日/小泉信一(朝日新聞編集委員)
・信濃毎日新聞2018年7月8日
・日本農業新聞2018年6月24日
・夕刊フジ2018年5月16日
・週刊ポスト2018年3月16日号
・北海道新聞2018年2月25日
・日刊ゲンダイ2018年2月22日
・読売新聞(朝刊)2018年2月18日/青木千恵(書評家)
・産経新聞2018年2月11日/秋山真志(ノンフィクション作家)
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