物語 フィンランドの歴史北欧先進国「バルト海の乙女」の800年
石野裕子 著
古来スウェーデン王国下にあったフィンランド。19世紀にロシア帝国下、「大公国」となり広範囲な自治を獲得。ロシア革命後、独立するが内戦で混迷する。第2次世界大戦では、ソ連に侵略され領土割譲。その後ナチ・ドイツに接近し、近親民族の「解放」を唱えソ連に侵攻するが敗退。戦後は巨大な隣国を意識した中立政策を採りつつ、教育、福祉、デザイン、IT産業などで特異な先進国となった。本書は、「森と湖の国」の苦闘と成功を描く。
書誌データ
- 初版刊行日2017/10/19
- 判型新書判
- ページ数304ページ
- 定価1100円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102456-5
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