奥州藤原氏

平泉の栄華百年

高橋崇 著

奥州藤原氏は平泉を拠点として平安末期の東北地方に君臨した。産金をもとに財をなし、京風の絢爛たる仏教文化を花開かせた。初代清衡から三代秀衡へ、支配権はどのように伸長したのか。秀衡の死後わずか二年で源頼朝に攻め滅ぼされたのはなぜか。京都との関わりを軸に、百年の歴史を多角的に検証。併せて、中尊寺金色堂に眠る歴代のミイラの学術調査結果も紹介する。『蝦夷』『蝦夷の末裔』に続く東北古代史三部作完結編。

書誌データ

• 初版刊行日2002/1/25
• 判型新書判
• ページ数272ページ
• 定価880円（10%税込）
• ISBNコードISBN978-4-12-101622-5

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