安心社会から信頼社会へ日本型システムの行方
山岸俊男 著
リストラ、転職、キレる若者たち──日本はいま「安心社会」の解体に直面し、自分の将来に、また日本の社会と経済に大きな不安を感じている。集団主義的な「安心社会」の解体はわれわれにどのような社会をもたらそうとしているのか。本書は、社会心理学の実験手法と進化ゲーム理論を併用し、新しい環境への適応戦略としての社会的知性の展開と、開かれた信頼社会の構築をめざす、社会科学的文明論であり、斬新な「日本文化論」である。
書誌データ
- 初版刊行日1999/6/25
- 判型新書判
- ページ数272ページ
- 定価836円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-101479-5
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書評掲載案内
・週刊金融財政事情2023年4月25日号/佐々木清隆(一橋大学大学院客員教授)
・神戸新聞2023年2月23日/三上喜美男(論説顧問)
・読売新聞(朝刊)2021年2月7日/小川さやか(文化人類学者)