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後藤新平

後藤新平外交とヴィジョン

北岡伸一 著

後藤新平が、台湾総督府民政長官や満鉄総裁として植民地経営に辣腕を振い、鉄道院総裁として国鉄の発展の基礎を築き、都市計画に雄大なヴィジョンを示したことは今日なお評価されるが、外交指導者としては、ほとんど忘れられている。しかし、当時にあっては矛盾と飛躍に満ちた言動ながら後藤の人気は高く、「唯一の国民外交家」とまで評されるほどであった。本書は、外交指導者の条件を問いつつ、後藤新平の足跡を辿る評伝である。

書誌データ

  • 初版刊行日1988/6/25
  • 判型新書判
  • ページ数272ページ
  • 定価902円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-100881-7

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・日本経済新聞(朝刊)2024年8月12日/北岡伸一(東京大学名誉教授)


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