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杉本苑子 著
中国宋代の末、湖水の要塞梁山泊に結集し悪政に抗した百八人の好漢たち。その夢と数奇な運命を、雄渾華麗に描いた面白さ抜群の杉本水滸伝、堂々の開幕。
2002/02/22 刊行

笑顔のファシズム
大石英司 著
西暦2018年。20世紀末の構造改革に失敗した日本は経済破綻寸前で最後の巨大市場、中国東北部へ資本進出。シベリア独立への軍事支援と引き替えに大陸での利権を約束させるが……。
2002/02/22 刊行

弔鐘
横山信義 著
圧倒的な国力と技術力にものをいわせ、米軍はついにレイテに上陸した。フィリピン失陥は資源供給ルートの途絶を意味する。直ちにレイテ奪還を目指す日本軍。これを懺滅せんと米海軍はサンベルナルディノ海峡で立ちはだかる。物量の差に苦戦必至といえど連合艦隊には史上類を見ない切り札があった。「武蔵」を加え、六艦となった一八インチ砲搭載艦、そして神風特別攻撃隊――。敗色濃いなか帝国海軍の最後の光芒がフィリピン沖に、沖縄戦に煌めく。
2002/02/22 刊行

赤川次郎 著
テニス同好会の合宿中、妻子ある顧問と火遊びの後、何者かに殺された“彼女”が、後輩たちの前に現れて「私を殺した犯人を捜して」と(幽霊はテニスがお好き)。再会の約束を信じ、毎年11月25日に公園のベンチに足を運ぶ布子。そして十年、ついにかつての恋人が現れるが……(待ちわびる女)。――謎と秘密、恋と絆をちりばめた、赤川ワールドを堪能する6つの物語。
2002/02/22 刊行

茅田砂胡 著
低能海賊がケリーを本気で怒らせた。触れてはいけない男の過去に土足で踏みこんだのだ。男は左目を輝かせ薄く微笑む。もう誰にも止められない。この空域の船は残らず消滅する──!
2002/02/22 刊行

森村誠一 著
消息を絶った高校の同級生・藤代瑛子を探す三尾健治は、銀座のバーのマダムを訪ねるが、マダムは何者かに殺されていた。しかも密室で。警察は容疑者を割り出すものの、彼には堅牢なアリバイの壁があった。巧緻な電話トリックは破れるか。事件の背後にやがて姿を現す巨大な闇。捜査陣と犯人との息づまる攻防の結果は? 大都会の狂気と現代社会にうごめく人間たちの哀しみを描く本格推理巨編。
2002/02/22 刊行

オルテガ 著 寺田和夫 訳 佐々木孝 解説
近代化の行きつく先に、必ずや「大衆人」の社会が到来することを予言したスペインの哲学者の代表作。「大衆人」の恐るべき無道徳性を鋭く分析し、人間の生の全体的建て直しを説く。
2002/02/10 刊行

茅田砂胡 著
ジャスミンの出産を控えて、総裁代理の任にケリーが就いたとたん、重役たちによる財閥乗っ取りの陰謀はますます激化。そのうえ、ケリーの正体に気づいた海賊まで登場しての大混戦。
2002/01/31 刊行

平泉の栄華百年
高橋崇 著
奥州藤原氏は平泉を拠点として平安末期の東北地方に君臨した。産金をもとに財をなし、京風の絢爛たる仏教文化を花開かせた。初代清衡から三代秀衡へ、支配権はどのように伸長したのか。秀衡の死後わずか二年で源頼朝に攻め滅ぼされたのはなぜか。京都との関わりを軸に、百年の歴史を多角的に検証。併せて、中尊寺金色堂に眠る歴代のミイラの学術調査結果も紹介する。『蝦夷』『蝦夷の末裔』に続く東北古代史三部作完結編。
2002/01/25 刊行

桶狭間から本能寺まで
谷口克広 著
家督を継いだ十九の年より本能寺に没するまで、織田信長は四方の敵と戦い続けた。初期には、劣勢を覆した桶狭間の戦いのように少数精鋭の部隊を自ら率いて戦い、後には、浅井・朝倉氏攻めや対本願寺戦のように、羽柴秀吉らの部将を配して多方面にわたる戦線を同時に指揮した。際だった戦巧者ぶりを示す戦略や戦術への考察も併せ行い、天下統一の基礎を作った信長のすべての戦いをたどる。
2002/01/25 刊行

アルジェリア
柘植久慶 著
1959年、ド=ゴールは仏領アルジェリアにおいて三百万人の入植者を切り捨てる暴挙に出た。外人部隊でパルミエ大尉と名乗る鷲見はこの裏切行為に立ち上がり、クーデターが勃発した。
2002/01/25 刊行

草莽の戦旗
斉城昌美 著
罠に嵌まって虜囚となったアシュラウルは周囲の思惑をよそに脱出の気配を見せないが、バシュマハドと密かな戦いを始めていた。人間を巻き込んで、神々の戦いはどう決着をつけるのか。
2002/01/25 刊行

外伝3
川又千秋 著
B29の大編隊を迎え撃つ黒ずくめの新型夜間戦闘機<極光>の活躍、英機動部隊を発見しながら印度洋の直中に不時着水した二式大艇の死闘など、『ラバ空』世界に展開する架空戦記秘史5篇
2002/01/25 刊行

激浪
横山信義 著
日米双方が手酷い打撃を蒙ったトラック沖の総力戦から三か月半。工作艦による最前線下の修理で早くも態勢を建て直した米海軍に比し、「大和」を始めとする連合艦隊主力は呉軍港にドック入りしたままだった。焦燥と苦悩を深める古賀司令長官ら首脳部を嘲笑うかのごとく、米艦隊は進行を開始した。絶対国防圏サイパンを死守せよ――大本営の厳命に、主力を欠くGFの探りうる策は、航空機による戦艦撃沈のみ。命運を賭して出撃する戦爆連合の成否や如何。
2002/01/25 刊行

山内昌之 著
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、旧ソ連、パレスチナ……今なお世界を揺るがし続ける民族紛争はなぜ起こるのか、その実態はどのようなものなのか。著者専門のイスラム史と国際関係史を軸に、人類永遠の課題・民族問題の理解と解決のための基礎的分析を試みた意欲作。
2002/01/25 刊行