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実存・構造・他者
鷲田清一 編
現代フランス哲学の系譜学とも言うべき構成です。ベルクソンに始まるフランス独自の伝統は、ドイツ哲学や英米哲学の積極的な摂取とあいまって、とりわけ20世紀後半の世界哲学を主導してきました。多彩な人材が繰り広げる先鋭な思考は、狭義の哲学にとどまらず、言語学・精神分析学・人類学・歴史学などの分野でも大きな貢献をなしました。わが国に対する影響力が最も大きいという意味でも、掉尾を飾るにふさわしい一巻です。
2008/04/25 刊行

大石英司 著
国後・択捉島の奪還を図るロシア空軍とそれを迎え撃つ空自との攻防。戦火はついに北海道に……。一方オホーツク海では、海自の誇る“いそしお”が潜水艦乗りのプライドをかけた海戦に挑む!
2008/04/25 刊行

柏枝真郷 著
ドロシーとセシルの覆面パトカーが狙撃された。犯人の目的は不明、捜査は嫌味コンビが担当することに。一方、二人の担当事件も奇妙なもので……結婚式を控えるドロシーを無事送りだせるのか!?
2008/04/25 刊行

横山信義 著
昭和16年、緊張の続く北緯50度線で日ソ国境紛争が勃発。南樺太に火砲弾が降り注ぎ、快速戦車BT7が満州を蹂躙する。防戦に追われる日本軍に反攻の機はあるか!? 戦記巨篇、開幕!!
2008/04/25 刊行

嶋中労 著
現役最高齢・ランブルの関口、業界一の論客・バッハの田口、求道者・もかの標。コーヒーに人生を捧げた自家焙煎のカリスマがカップに注ぐ夢と情熱。
2008/04/25 刊行

西村京太郎 著
雲仙温泉の林中で泊まり客と芸者の変死体が発見された。心中と殺人の双方から捜査が進むなか、土砂崩れが起こり、新たな変死体が発見された――!!
2008/04/25 刊行

スキャンダルと文化のあいだ
水野悠子 著
明治青年の血をたぎらせた娘義太夫。あまりの熱狂ぶりに時の文部大臣は禁止令を出し、古くはあの遠山の金さんも三百人からの娘義太夫を捕縛したと伝えられている。悪魔と呼ぶ暴露本が出る一方、志賀直哉は「神のごとし」と絶賛し、竹久夢二は「涙が出るほど」感動した。神か悪魔か、果たしてロマンの化身か。もてはやされ、叩かれて、今や忘れ去られようとしている江戸・東京娘義太夫二百年の栄光と濡れ衣の歴史を照射、検証する。
2008/04/11 刊行

危機の時代の哲学
野家啓一 編
アウシュビッツの以前と以後を貫き、現代まで続く有力な二大学統とその展開を扱います。ある意味で西洋思想の極相とも言えるナチズムへの応答が哲学の試金石にもなった時代です。ユダヤ系学者の活躍と受難が目立ち、危機の認識は鋭い政治意識をともなわざるをえませんでした。この構図は「最後の哲学者」ハイデガーとの思想対決とも置き換えられるでしょう。ホロコーストの後で哲学は可能か。いまだに答えられていない問いです。
2008/03/30 刊行

モノとワザの原点を探る
川田順造 著
ワザを媒介とする人と道具の関わり方への考察を通して、稲作以前の列島文化の深層を、南海からの視点で照射する。遥かな時空を自在に往還する人類学者による創見に満ちた日本文化論
2008/03/25 刊行

阿川佐和子 著
喜喜怒楽楽、ときどき哀。オンナの現実胸に秘め、懲りないアガワが今日も行く! 読めば吹き出す痛快無比の「ごめんあそばせ」エッセイ。
2008/03/25 刊行

隋唐帝国と古代朝鮮
礪波護/武田幸男 著
古代日本に大きな影響を与えた隋唐時代の中国、そして古代朝鮮の動向と宗教・文化の流れを描き、密接にかかわりあう東アジア世界を新たに捉え直す。
2008/03/25 刊行

嶋中労 著
現役最高齢・ランブルの関口、業界一の論客・バッハの田口、求道者・もかの標。コーヒーに人生を捧げた自家焙煎のカリスマがカップに注ぐ夢と情熱。
2008/03/25 刊行

ジョエル・ロブション 著 伊藤文 訳 エリザベス・ド・ムルヴィル インタビュー・構成
世界一のシェフが偏食の少年時代、怒濤の修業、三つ星を負った苦悩、日本への思い、フリーメイソン、引退・復活の真相を告白。最新インタビュー付。
2008/03/25 刊行

塩野米松 著
野鍛冶、萱葺き、箕作りなど手仕事に生きる人々を全国に訪ね、技の伝承や職業的倫理観などを考察、「職人」を通して「仕事」の根本を考え直す好著。
2008/03/25 刊行

村井則夫 著
ある日「永劫回帰」の思想がニーチェを襲う。この着想をもとに一気呵成に書き上げられた『ツァラトゥストラはこう語った』は、20世紀の文学者・哲学者の多くを惹きつけ、現代思想に大きな影響を与えた。文学の伝統的手法を駆使しつつも、ときにそれを逆手にとり、文体の実験までも行うニーチェ。一見、用意周到な筋立てや人物造形とは無縁と思われるこの物語は何を目指しているのか。稀代の奇書に迫る。
2008/03/25 刊行