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打海文三 著
それは初めて、少年が一人でコンサートへ行ったときからだった。帰り道に駅で事故を目撃してから、世界はどこか自分と違っていた。この不思議な世界、少年は何処へ向かう……。
2008/10/25 刊行

福田みどり 著
夫婦とはなんだろう。去ってはや十年、浮かびくる「司馬さん」の顔、声から、夫婦と人の世の縁の不思議を思う。みどり夫人の回想第二弾。〈解説〉関川夏央
2008/10/25 刊行

検事・城戸南
堂場瞬一 著
横浜地検の本部係検事・城戸南は、ある殺人事件の真相を追ううちに、陸上競技界全体を蔽う巨大な闇に直面する。あの「鳴沢了」も一目置いた検事の事件簿。
2008/10/25 刊行

過去から未来への物語
寺澤盾 著
5世紀半ば、ブリテン島の一部でのみ使われていた英語は、現在、15億人が使う国際言語へと成長した。英語は8世紀以降、北欧語、ラテン語、フランス語といった「侵入者」たちから、16世紀以降は英国人の海外進出に伴いアメリカ、アジアの言語から、語彙・綴り・文法など様々な影響を受けて創られてきた。本書は、現代英語を意識しながら1500年の歴史を概観し、近年英米社会で急変する姿とその未来を描くものである。
2008/10/25 刊行

横山信義 著
奇策トライデント作戦の失敗でフィリピンを失いながらも米軍は真珠湾にノースカロライナ級戦艦、エセックス級空母をはじめとする新鋭艦を結集し、太平洋を押し進む。日本軍はマーシャル、トラックの防衛に全力を注ぐが!?
2008/10/24 刊行

新選組義勇伝
森村誠一 著
井伊大老の首級を取り返した功により、将軍に召し出されたご隠居御庭番四人組。「会津藩、新選組の陰供をせよ」との命を受け、一路、攘夷の血煙に噎ぶ京へ。幕末動乱の渦中、時代の波に抗う新選組に武士の魂を呼び覚まされ、激闘を繰り広げる老御庭番たちの活躍。
2008/10/24 刊行

水の国の賢者と鉄の国の探索者
縞田理理 著
隣国フーバニア偵察を父に命じられた、人呼んで「役立たずの男」、画家志望の青年エラード。唯一の資料、100年前に書かれた地誌を頼りに出発するも、巨大な鳥や蜻蛉が跋扈する不思議の国で旅は苦難続き。彼の窮地を救ったのは……
2008/10/24 刊行

殺神鬼勧請
諸口正巳 著
非神退治に失敗。自身の無力さを知り、悔恨の日々を送るフジミさん。次こそはと意気込むがなぜか声がかからない。戸惑うフジミさんだが、原因はどうも今にも噴火しそうな富士山にあるようで……。「非神」との戦いの行方は? シリーズ完結!
2008/10/24 刊行

高橋義夫 著
暗闇が訪れるころ、奥山の寺で呪いの鐘が鳴る……。住職の血を吸った鐘楼に隠された謎とは? 巷間を騒がす噂の真相を明らかにしようとする御隠居一行に、襲いかかる黄泉よりの遣い手たちの正体は? 家督を子に譲り奥州は笹野に住み着いた伊賀者、元御庭番・鹿間狸斎見参!
2008/10/24 刊行

打海文三 著
臆病で生真面目だけど、十一歳のごく普通の少年・田之上翔太。生まれてはじめて、ひとりで行った人気ロックバンドのコンサートの帰り、翔太は駅で人身事故発生の瞬間に居あわせてしまう。それを境に彼は、この世界に微かな違和感を抱きはじめるのだが――。残酷で理不尽な世界に立ち向かう少年の、愛と恐怖の旅立ちの物語。
2008/10/24 刊行

辻邦生 著
〈虚飾を焼け、虚栄を打て〉メディチ家を糾弾する修道士サヴォナローラの舌鋒にフィオレンツァ市民は次第に酔いしれ、熱狂していくのだった。盛りを過ぎた大輪の花が散り急ぐかのように花の都の春が終わりを迎えるのをひしひしと感じる「私」だが――ボッティチェルリの生涯とルネサンスの春を描いた長篇歴史ロマン堂々完結。
2008/10/24 刊行

検事・城戸南
堂場瞬一 著
横浜地検の本部係検事・城戸南は、ある殺人事件を追ううちに、陸上競技界全体を蔽う巨大な闇に直面する。それは、箱根駅伝途中棄権という城戸自身の苦い過去とその後の人生に決着を迫る闘いとなった。あの「鳴沢了」も一目置いた横浜地検検事の事件簿。
2008/10/24 刊行

新選組義勇伝
森村誠一 著
元公儀御庭番・和多田主膳。武芸に長じながらも、二百数十年つづく泰平の世に、彼の出番はどこにもなかった。隠居し無為の日々を送る主膳だったが、桜田門外の変を目の当たりにし、武士の魂を再び燃え上がらせる。「腐っても幕府直参」。老御庭番はかつての仲間とともに、幕末動乱の渦中に斬り込む。
2008/10/24 刊行

三木原慧一 著
欧州ではヒトラーの誠意力が拡大。日米開戦の跫音が聞こえる中、山本五十六連合艦隊長官はふたりの少壮佐官に日本の未来を託し、ドイツ第三帝国へと送り込んだ! 遂に日本は米国に宣戦布告。緒戦を勝利するが、背後にはハルゼー率いる米機動部隊が……。架空戦記巨編、開幕!
2008/10/24 刊行

清水ちなみ 著
「叱ったら『あなたとは仕事のやり方が違います』と言われた。入社3日目の子に」「山の中で転んで、たけのこの先っぽのとんがったところが鼻の穴に刺さったことがある」「出張があるのをすっかり忘れていて、出張先から電話がかかってきた」働く女性1万人の本音、(非?)常識、面白エピソード満載。あなたの明日の活力にぐいっと読んで下さい!
2008/09/26 刊行