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国際共産主義運動とは何だったのか
佐々木太郎 著
ロシア革命後の一九一九年、コミンテルン(共産主義インターナショナル)は、世界革命のために誕生。各国共産主義政党の国際統一組織として、欧州のみならずアジアなど各地に影響を及ぼすべく、様々な介入や工作を行った。本書は、レーニンやスターリンら指導者の思想も踏まえ、知られざる活動に光をあてる。一九四三年の解体にいたるまで、人々を煽動する一方、自らも歴史に翻弄され続けた組織の軌跡を描き出す。目次まえがき序 章 誕生まで――マルクスからレーニンへ第1章 孤立のなかで――「ロシア化」するインターナショナル第2章 東方へのまなざし――アジア革命の黎明第3章 革命の終わりと始まり――ボリシェヴィズムの深層第4章 大衆へ――労働者統一戦線の季節第5章 スターリンのインターナショナル――独裁者の革命戦略第6章 「大きな家」の黄昏――赤い時代のコミンテルン第7章 夢の名残り――第二次世界大戦とその後あとがき主要参考文献コミンテルン 関連年表主要人名索引
2025/02/21 刊行

日々のあれこれ
金井美恵子 著
突然の網膜剥離、手術、それに伴う禁煙、熱中したサッカー観戦、そして18年、共に暮らした愛猫トラーの死……。予期せぬことも、いつかは……と覚悟していたことも、起こってみないと判らないことばかり。辛辣かつ適確な文章で、小さなこと、大きなことをとらえ、批評する、読み応え抜群の時評的エッセイ集。〈解説〉堀千晶
2025/02/21 刊行

松浦弥太郎 著
五十代は「大人の一年生」。働きかた、家族、生きがい、人間関係……いろいろと考えることはありますが、あきらめず、無理せず、機嫌よく過ごしたい。そんな毎日に役立つ、ささやかな知恵や気づきを拾い集めて、誰かに話しかけるように書きました。文庫化にあたり「毎日嬉しくよりも毎日楽しく」他を新収録。■目次(一部)第1章 ご機嫌に生きるための習慣五十代からの「ご機嫌な習慣」シンプルという学び僕の基本ほか第2章 学校では教えてくれなかった大事なこと失敗について考える壊れたら 直せばいい友だちと呼べる本がある人生ほか第3章 自分の「舌」を信じる素朴な味 肥えた舌戻す好物ばかり おいしいお弁当母のミルクコーヒーほか第4章 回想は妙薬親の年齢に目を向ける夕暮れをゆっくり歩くほんとうに贈りたいものほか第5章 大好きなモノ語り自転車で広がった視野しあわせを切り取った時代乗用車はもうひとつの部屋ほか文庫版付録
2025/02/21 刊行

原田ひ香 著
大ベストセラー『三千円の使いかた』と一緒に読んでほしい新作!それぞれの月収に見合う生活を送る6人。欲しいもの、不要なもの、そして、お金では買えないもの――。【月収4万円の66歳】……年金暮らしで貯金を切り崩す毎日に、ある収入源が!?【月収8万円の31歳】……専業作家を目指し、不動産投資を始める。【月10万円投資の29歳】……普通の会社員が、親の介護を見越して新NISAを利用。【月収100万円の26歳】……パパ活専業で、20代のうちに1億円を稼ぐのが夢!【月収300万円の52歳】……夫の遺産と株式投資で、働かずとも暮らせてはいるが……。【月収17万円の22歳】……介護士。生前整理の会社を立ち上げる――?
2025/02/21 刊行

能力・探究・ウェルビーイング
白井俊 著
デジタル化やグローバル化などの社会変化を背景に、世界各国が教育改革を加速させている。本書は国連やOECD、ユネスコなどの国際機関、各国での議論を踏まえ、これからの教育を考察する。新たな時代に求められる能力や主体性、ウェルビーイングとは何か。各国が直面する教師不足や過重なカリキュラムへの対応策は。そして、日本に欠けている点とは。一人ひとりの子供が尊重された、あるべき教育、学校の未来を探る。■ 目 次 ■はじめに 序 章 変わる世界の教育 1 デジタル化の影響 2 「学力世界一」の交替 3 教師を取り巻く環境の変化 第一章 教育は何を目指すべきか 1 世界のパラダイム転換 2 国連が採択したSDGs 3 ウェルビーイングへの注目 4 人間重視に立ち返る 第二章 「主体性」を捉え直す 1 理想と現実のギャップ 2 そもそも共通理解はあるのか 3 国際的な視点から問い直す 第三章 子供たちに求められる「能力」 1 能力とは何か 2 「非認知能力」の重要性と落とし穴 3 能力を発揮する方向 第四章 「探究」の再検討 1 「総合的な学習の時間」の導入 2 前提としての方法論 3 成功するための条件 第五章 何をどこまで学ぶべきか 1 「広さ」と「深さ」のトレードオフ 2 問題の背景 3 見えてきた解決策 終 章 これからの教育はどこへ向かうか 1 ニュー・ノーマルの教育像 2 未来の学校はどうなるか おわりに 主要参考文献
2025/02/21 刊行

安藤祐介 著
生きるのが下手くそな君だけど、大丈夫、その頑張りは僕たちが見ているよ。疲れたときほど心にしみ渡る。『本のエンドロール』の著者が贈る、これぞ「お粥小説」!日ノ出楽志は一児の父になったが、家事も仕事も上手くできない不器用な男。唯一の取り柄はモノを大切にすることで、人よりもずっと長く使うことができること。楽志は知らなかった。彼が名前をつけたモノには、心が宿っていることを。リストラを受け、リサイクルショップに転職が決まったその時から、楽志たち家族の人生が前に進み始める――。読めば今日より明日がきっと楽しくなる、心温まる感動の物語。
2025/02/21 刊行

英国式釣り師の心得
エドワード・グレイ 著/西園寺公一 訳
「私に専門家になろうという野心があるとしたら、釣りの楽しみについての専門家になりたい」「自分の時間を獲物の状態に合わせる自由こそが喜び」(本文より)人生を、仕事・休養・リクリエイションから成ると捉え、何ものにも妨げられない時間の価値を著者は説く。釣ることの技術と共に、その喜びを読者と分かち合い。「良き余暇のありよう」を伝える味わい深い名随筆。新たに原書の挿絵を収録して復刊。
2025/02/21 刊行

阿川佐和子 著
思いがけない蟄居生活、母亡き後の実家の片づけ、忍び寄る老化現象……なんのこれしき! 禍福は糾える縄のごとし。暮らしの中に「いいこと」を見つけるのが、「今日も楽しかったなあ」、と眠りにつくための秘訣。人生のコツと滋養がたっぷりつまった必笑エッセイ、第三弾。『ないものねだるな』改題。
2025/02/21 刊行

神と仏の日本史
伊藤聡 著
日本〈固有〉の民族宗教といわれる神道はどのように生まれ、その思想はいかに形成されたか。明治維新による神仏分離・廃仏毀釈以前、日本は千年以上にわたる神仏習合の時代だった。本書は両部・伊勢神道を生みだした中世を中心に、古代から近世にいたる過程を丹念にたどる。近代の再編以前の神をめぐる信仰と、仏教などとの交流から浮かび上がる新しい神道の姿とは。補論「神道と天皇」を収録し、新たに補注を加えた増補版。序 章 「神道」の近代 第一章 神と仏1日本の神2神と仏との出会い3
2025/02/21 刊行

大河ドラマ篇
海音寺潮五郎 著
日本史上の「悪人」24人を取り上げた評伝の大著『悪人列伝』から、「大河ドラマ」でも異彩を放った7人を選ぶ。著者は、情緒を排し史実(多くの史資料)に立脚した史伝を確立した作家。その背景には司馬遷『史記』をはじめとする中国史書への深い造詣があった。自らも大河ドラマ2作の原作者(「天と地と」「風と雲と虹と」)であった著者の人間的な史眼により、「悪人」たちが生き生きと甦る。「本編の主人公兼家の生涯も、権力闘争以外には何も目ぼしいことはないのであるが、その手段が悪辣陰険をきわめているので、おもしろいのである」……藤原兼家「(田沼は)大悪人ではなかろうが、結果的には大悪人とひとしいことをしたといえるであろう。人それぞれの好悪があろうが、こんな不潔な人間は、ぼくはきらいだ」……田沼意次〈解説〉ペリー荻野目次 *( )は、登場する主な大河ドラマタイトル藤原兼家(「光る君へ」)北条政子(「草燃える」「平清盛」「鎌倉殿の13人」)北条高時(「太平記」)日野富子(「花の乱」)松永久秀(「麒麟がくる」)徳川綱吉(「八代将軍吉宗」「元禄繚乱」)田沼意次(「べらぼう」)
2025/02/21 刊行

逢坂剛 著
「百舌」シリーズの逢坂剛が放つ、至高のエンターテインメント、ついに完結!新選組副長・土方歳三は箱館で落命した――はずだった。頭部に被弾し記憶を失った土方は、内藤隼人と名を変え、彼を慕う時枝ゆらとともにアメリカ西部へと渡る。隼人は自らの命を狙う元新撰組隊士・高脇との決闘の末、谷底に落下した。瀕死の隼人を救ったのはトウオムア(黒い月)と名乗る謎の女性。彼女の目的は一体?そして隼人の行方不明により、ゆら、ピンキー、ボナーらにも、大きな転機が訪れる。サムライたちの旅路は、ついに終着点へ!書き下ろし短篇「死者の手札」を特別収録。
2025/02/21 刊行

情報偏食でゆがむ認知
読売新聞「情報偏食」取材班 著
日に日に高度化する生成AIが作り出す情報に、あなたの心がハッキングされる! 大災害や選挙の偽動画、組織的に展開されるスパモフラージュ、架空の口コミ――ネット空間に溢れるディープフェイクに騙されるな! 『読売新聞』の大型連載「情報偏食 ゆがむ認知」に大幅加筆の上、書籍化。【目次より】●第1章 身近に潜むリスクダイエット、整形、ゲーム依存、オーバードーズSNSに翻弄される人々●第2章 揺れる教育現場ネットの情報を信じ、宿題をAIに丸投げ子どもたちの今●第3章
2025/02/21 刊行

「武蔵」出陣
横山信義 著
一敗地に塗れた第一次珊瑚海海戦から半年。連合艦隊は第二次珊瑚海海戦に勝利し、ついに要衝ポート・モレスビーを陥落させた。だが、米軍は潜水艦と航空機による封鎖作戦を敢行。基地の設営は遅々として進まず、日本軍は前進することができずにいる。この停滞状況は先に占領したガダルカナル島も同様であり、守備隊への補給すら困難になりつつある昨今、両拠点の維持は負担にしかならないところであった。そこでいったん戦線を縮小し、態勢を整えるため日本軍は両地から撤収することとなる。しかし、それを米軍が座して待つはずはなく――珊瑚海において三度、日米の艦隊が激突する。「撤退する日本軍ではなく、援護に当たる敵の主力を攻撃目標とする」
2025/02/21 刊行

なぜ民衆は嫌悪していったか
金山泰志 著
明治維新後、欧米をモデルに近代化した日本。他方で中国はその停滞から一転し蔑視の対象となった。 日清・日露戦争、満洲事変、日中戦争と経るなか、それは敵愾心から侮蔑、嘲笑へと変わっていく。 本書は、明治から昭和戦前まで民衆の対中感情を追う。 世論調査がない時代、民衆が愛読した少年雑誌に着目。赤裸々な図版から、古代中国への変わらぬ思慕とは対照的に、同時代中国への露骨な差別意識、感情を描く。図版百点収載。
2025/02/21 刊行

手負いの水機団
大石英司 著
NATO各国が支援を中断しアメリカを去るなか、踏みとどまる自衛隊水機団は10名もの戦死者を出した。大義のない戦いのために、犠牲をどこまで広げるのか、司令官の土門は難しい判断を迫られる。一方、洋上では、混乱につけ込む中国の不穏な動きが……。〈目次〉プロローグ第一章 カナダ沖第二章 規律の問題第三章 流浪の戦闘機隊第四章 ビジネスマン第五章 新しい命第六章 アウトレンジ戦法第七章 法の支配第八章 しかるべき人々エピローグ
2025/02/21 刊行