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「家あまり」時代の売買戦略
山田寛英 著
「人生最大の買い物」といわれる家(不動産)。都心でバブルの様相を呈しても、郊外に目を向ければいくら値を下げても売れないなど、不動産をめぐる状況はますます複雑に。一方でコミュニケーションの多様化や少子高齢化が進む中、「オークション」や「個人間売買」が現実になるなど、その売買でこれまでの常識が通用しなくなりつつある。その変化を捉え、新しい知識を得よ、と主張するのが、会計事務所所長・山田氏。氏によれば、従来の不動産取引はあくまで業界が潤うために制度が作られ、そこに激しい競争やノルマが加わった結果、消費者の利益を損なうことを厭わず、「買わせる」「売らせる」商売が続いてきたという。しかし今、そうした状況はフィンテックに続く「不動産テック」によって、革命前夜にある。そこで「買うときに考えるのは『売ること』」「バイブルはピケティ」といった新しい考え方や、最新の税や控除の賢い使い方など、これからの時代に売買をするためにどうすべきか指南。不動産屋にも国にも、とにかくもう誰にもだまされたくないならこれを読め!
2017/04/07 刊行

ボルヘス、ガルシア・マルケスから新世代の旗手まで
寺尾隆吉 著
一九六〇~七〇年代に旋風を巻き起こし、世界に強い衝撃をもたらしたラテンアメリカ文学。その潮流はどのように生まれ、いかなる軌跡をたどったのか。ボルヘス、ガルシア・マルケス、バルガス・ジョサ、ボラーニョら作家の活動と作品はもとより、背景となる歴史、世相、出版社の販売戦略なども描き出す。世界的ブーム後の新世代の台頭にも迫った本書は、広大で肥沃な新しい世界へ読者を誘うだろう。ブックガイドにも最適。
2017/04/07 刊行

前田司郎/青山七恵/畑野智美/片岡義男/村上春樹/柴田元幸 著
<連載長編小説>■畑野智美「大人になったら、」(第7回)■前田司郎「異常探偵 宇宙船」(第16回)<連作短編小説>■青山七恵「ジャスミン」(第12話)■片岡義男「苦手なものはありますか」<特別対談>村上春樹×柴田元幸「翻訳について語るときに僕たちの語ること」
2017/04/01 刊行

ロマネスクとゴシックの宇宙
木俣元一/小池寿子 著
中世において最も活発に芸術が生み出されたロマネスク・ゴシック期。信仰の一部であった美術を人々はどのように見ていたか。当時のまなざしを再現する。
2017/03/31 刊行

チームとテクノロジーが「できる」を増やす
岩村水樹 著
日本の「働く」を変えるべく動き始めたGoogle。なぜGoogleは働きやすく、社員がイノベーションを生み続けられるのか? 5000を超えるアイデアから見えた新しい働き方とは? 執行役員を務め、自らが母である著者が、Googleが進める働き方改革の全容、そして「人生を多様化する働き方」を指南。女性の活躍、長時間労働解消、ダイバーシティ実現。チームとテクノロジーに力を借りれば日本の、そしてあなたの「できる」はこんなに増える!
2017/03/31 刊行

新装版
鈴木英治 著
旅姿の侍が内藤新宿で殺された。北町奉行所の同心・河上惣三郎が探索を進めると、重兵衛が手習所「白金堂」を営む白金村へ向かう途中だったらしい。一方、堀井道場の師範代となった元三河刈屋土井家の剣士・鳴瀬左馬助は、訪ねてきた若侍の腕前に瞠目していた。その天才の名は、松山輔之進。兄の仇を討つために江戸へ出て来たという――。因縁に結ばれし快男児たちが江戸を奔る、人気シリーズ第三弾。(二〇〇四年三月に刊行された作品を改版)
2017/03/31 刊行

ごきげんな毎日を送りたい!
特別編集部 編
イライラ、うつうつ、ガンコなどの「負の感情」に振り回されていませんか?「感情コントロール」で今日から前向き人生&脳も健康に!
2017/03/28 刊行

大野晋/丸谷才一 著
『万葉集』から『サラダ記念日』まで。言語学者と小説家の双璧が、文学史上の名作を俎上に載せ、それぞれの専門から存分に語り合う。日本人の場所感覚から、「てにをは」の重要性に至るまで、徹底的に分析し、日本語の本質を探る知的興奮に満ちた対談集。
2017/03/25 刊行

直虎・直政・直弼
相川司 著
井伊家存亡の窮地を救った女地頭・直虎。徳川四天王の一人・「赤鬼」直政。江戸末期の大老・直弼――。平安期に浜名湖北方の井伊谷に定着し、南北朝、戦国を生き抜いた井伊氏は、幾度も没落の危機に瀕しながら、なぜ徳川譜代筆頭の彦根藩主へと昇り詰めることができたのか? 一族の盛衰を辿り、千年の名門の真実に迫る、書き下ろし歴史評伝。
2017/03/25 刊行

新選組を組織した男
相川司 著
新選組「鬼の副長」土方歳三。多摩に生まれ箱館に散った三十五年の生涯を、彼が組織した新選組の変遷と対応させながら詳細に語る。新選組の平時と戦時の体制の違いなどに踏み込み、通説となっている幼少期の奉公説を覆し、世に知られる山南敬助の切腹、伊東甲子太郎暗殺事件の真実を暴き出す。新視点の史伝「土方歳三」決定版、ここに登場!
2017/03/25 刊行

侍従次長が見た終戦直後の天皇
木下道雄 著 高橋紘 編
敗戦という未曾有の事態にあって退位論や遷都論かまびすしい最中、昭和天皇がとった「独自の行動」とは? 天皇がマッカーサーと会見した直後の昭和二十年十月から翌年五月までの、日本人と皇室の将来をかけて模索を続けた昭和天皇の「肉声」を綴った侍従次長の貴重な記録。〈解説〉高橋 紘
2017/03/25 刊行

日本経済は再生しうるか
松元崇 著
〔はじめに〕 今日小学校に入る子供が、大人になって就く仕事の六五%は、現在まだ存在していない仕事だという米国労働省の研究があります。野村総研の推計(二〇一六年二月二日)では、一〇~二〇年後に、国内労働人口の四九%に当たる職業が人工知能やロボットで代替される可能性が高いということです。それは、IT革命によって激変する世界の生産構造がもたらす姿です。 現在の日本には人生の途中で転職することを良しとしない文化があります。その文化の下で、職を変わるのを支援する仕組みがほとんど整備されていないのがわが国の現状です。十数年後に六五%の人が現在まだ存在していない仕事に就くような時代には、日本はジリ貧になっていってしまいます。実は、多くの企業は、そのような事態に気が付いて対応を始めています。ところが、国や社会の対応となると誠に心もとないというのが実情です。このままでは、企業は一流でも国民生活は二流ということになりかねません。〔目 次〕 第Ⅰ部 IT革命による世界の生産構造の激変と日本 11 第1章 米国の一人勝ち 米国一人勝ちの理由 IT革命の進展による生産構造の激変 生産構造の激変に適合していた米国の経営 途上国の成長も取り込んで成長している米国 世界の成長に取り残されている日本 第2章 かつて一人勝ちだった日本 低収益に甘んじることになった日本企業 非正規社員の増加と人的資源が活用されない状況の発生 高度成長を支えたわが国の労働慣行 「ALWAYS 三丁目の夕日」の時代 IT革命による製造工程モジュール化の時代 第3章 世界の生産構造の激変に気づかなかった日本 バブル崩壊に重なった世界の生産構造の激変 人の過剰への伝統的な対応がもたらしたデフレ デフレの中で失われた企業の積極姿勢 良いデフレといった議論の中で見失われた根本的な議論 第4章 日本企業が日本に投資しなくなっている 日本企業が日本に投資しなくなって起こっていること リーマン・ショック後の円の独歩高による空洞化 伸ばせたはずの新たな雇用が失われる――科学技術立国の喪失 省力化投資、グローバルなサプライ・チェーンと雇用 日本経済の一人負けの姿 第5章 日本経済の元々の低生産性体質 ローカル経済の低生産性 低生産性でも分厚い中間層を形成してきた日本 このままでは現役世代が貧しくなっていく 第6章 世界の生産構造の激変がもたらす格差社会 米国の格差社会化 発展途上国の格差社会化 日本の格差社会化 第7章 世界の非常識の雇用働慣行の下で失われる ワーク・ライフ・バランス ワーク・ライフ・バランスと成長 ワーク・ライフ・バランスと仕事の効率 わが国の雇用慣行は世界の非常識 高度成長期に定着したわが国の雇用慣行 新規学卒一括採用制度 女性の雇用慣行 若い男性の非正規問題 喪われるワーク・ライフ・バランス 女性やベンチャー企業のワーク・ライフ・バランス 第8章 労働市場改革に必要な北風と南風の政策 わが国の成長のために必要な労働慣行の見直し 労働市場の規制改革だけでは低生産性は改まらない 多様な働き方を当たり前にしていくということ 日本型の経営と多様な働き方 グローバルな競争で問われるチーム力 改革に必要なバランスのとれた政策 第9章 成長のための投資をしない日本 低水準の成長率を巡って好況だ不況だと一喜一憂 改革の声が高まらない理由 高齢者向けの社会保障から財源を捻出できないか 増税のほうがましだという議論 労働市場改革を行って活力を取り戻したドイツ 第10章 国の改革が進まなくても企業経営は変革していく 日本流と米国流を混合したハイブリッドな経営 米国流と日本の経営の違い ハイブリッドな経営で発展した明治の日本 第11章 明治の経済発展をもたらした人材活用――四民平等 明治の経済発展は日本人の能力の自由な発揮によるもの 多様な働き方を実現するために必要な教育 多様性から生み出されるイノベーション 多様な働き方による経済発展に向けて 第Ⅱ部 ドイツ、スウェーデン、そして日本の対応 第1章 ドイツの経済再生 欧州の病人と呼ばれていたドイツ シュレーダー改革 改革を可能にした政治状況 第2章 スウェーデンの復活 スウェーデンの復活 スウェーデンの企業経営 失業を支える積極的労働市場政策 積極的労働市場政策を支える職業訓練と社会保障 実学重視の教育 高くないスウェーデンの企業負担 スウェーデンの国際競争力 アル中の多い貧しい北の国だったスウェーデン 積極的労働市場政策の定着 一九五〇年代の激しい議論 政治の混乱と企業活動 第3章 日本の取り組み 二〇〇〇年代の二つの報告書 ?安心社会実現会議報告書(二〇〇九年六月) 経済成長戦略と一体となって実現を図るべき安心社会のビジョン 五つの安心の要にある「雇用の安心」 受益と負担の見える化 世代ごとに必要な施策 ?成長のための人的資源の活用の 今後の方向性について(二〇一三年四月) 世代ごとの働き方のイメージ 非正規労働の増加と経済低迷 多様な働き方による人的資源の活用 低生産性部門から高生産性部門への労働移動の課題 中小企業の働き方への着目 多様な働き方に対応する労働教育の必要性 多様な働き方が実現したときの姿 投資としての社会保障制度の見直し ?「幸福度に関する研究会報告――幸福度指標試案」概要 ほどほどの幸せに幸福を感じる日本人 「持たざる国からの脱却」のための議論 おわりに 237
2017/03/25 刊行

迷子の持ち主、お探しします
及川早月 著
人に大切にされた道具には心が宿り、人との縁が切れると道具は迷子になる――。ぼくは、古道具修理店「ゆかりや」で店長代理のエンさん(ちょっと意地悪)と一緒に、人と道具の「縁」を結んだり断ち切ったりしている。でもある日、横丁で不思議な事件が続いたと思ったら、ぼくの体にも異変が起こり始めて? 愛された道具と人を結ぶ「ゆかりや」。その不思議なお店で頑張る「ぼく」の秘密とは……?
2017/03/25 刊行

田辺聖子 著
ヤマトの大王の想われびと、女鳥姫と恋におちた隼別王子は大王の宮殿を襲う。愛と権力を賭けた血なまぐさい叛乱の夢は、大王の前にあっけなく破れ、隼別は女鳥姫とともに誅殺される。かつて宝塚でも上演され、劇画化もされた、「古事記」の中の濃密な物語。
2017/03/25 刊行

大陸反攻
大石英司 著
中国の空母二隻を狙った飽和攻撃はすべて墜とされ、ハワイでは米軍の輸送機が撃墜され三〇〇人の兵士が戦死した。開戦以来、日米が初めて味わうこの「挫折」の裏には、中国軍の連度向上、そしてロシアの介入が見えてくる。このような状況下で、アメリカ軍は新たな指揮官を現場に投入した。「潰し屋」と悪名高いデレク・キング中将だ。「ハワイ奪還のためには、犠牲を厭わない!」就任早々、兵士たちの目の前でそう言い放つ苛烈な指揮官の下、劣勢な日米軍はどう巻き返しを図るのか?大人気シリーズ、緊迫の第五巻が登場!!
2017/03/25 刊行