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泉麻人/堀江敏幸/松田青子/広小路尚祈 著
■短編小説泉麻人「バブルの頃」(前編)■短期連載小説広小路尚祈「ピ・ン・チ・ケ」(最終話)■連載長篇小説松田青子「持続可能な魂の利用」(第4回)■連載小説堀江敏幸「あとは切手を一枚、貼るだけ 十通目」
2018/04/01 刊行

新編・石光真清の手記(四)ロシア革命
石光真清 著 石光真人 編
世田谷で三等郵便局長を務めていた石光元陸軍少佐は「大地の夢」さめがたく、再び大陸に赴き満蒙貿易公司を設立する。そしてロシア革命が勃発、密命を受けた石光はアムールへと赴く。一方日本軍は革命に干渉し、シベリアに出兵する。時代を裏側からささえていた一軍人の手記、完結。
2018/03/30 刊行

茅田砂胡 著
ダニエルを誘拐し、クーア財閥を我が者にしようとする重役たち。怒りに燃える女王と海賊は愛息奪還作戦を決行! 連邦軍も主席も大女優まで巻き込んだ映画撮影(!)が始まり、演技指導に招かれた赤髪の監督(!!)は居並ぶ軍人たちを前に「撮影内容を説明する」と宣言した。――作戦内容の間違いだろう?
2018/03/30 刊行

新版
マキアヴェリ 著 池田廉 訳
「人はただ結果だけで見てしまう」「加害行為は、一気にやってしまわなくてはいけない」「愛されるより恐れられるほうが、はるかに安全である」等の文言で、目的のため手段を選ばない権謀術数の書とレッテルを貼られ「マキアヴェリズム」という言葉を生んだ古典的名著の隠された真髄。
2018/03/30 刊行

中央公論新社 編
「銀幕」「ペーペー」「Gジャン」「アンドロイド」「達者で」――など「あまり聞くことのなくなってきた'もったいない'言葉」を、自身の体験談とともに厳選。作家・文学者・俳人など言葉のプロ150人が選んだ言葉に込められた想いに、共感するもよし、新たな発見を見出すもよし。どこから読んでも楽しいエッセイ集。<'もったいない語'の例>「朝ぼらけ」......横文字にはない感覚(逢坂剛)「恐れ入ります」......礼を失しない交渉術(岸本葉子)「光栄です」......謙虚な姿勢を表現(佐藤智恵)「シャレ」......=「親父ギャグ」にあらず(南伸坊)「せどり」......知識と経験で転売 今は昔(北原尚彦)「底力」......爆発させれば夢は叶う(市川染五郎)「到来」......はるか遠くの美味しさ(小川洋子)「鳴かぬなら...」......嘘もおもしろい(阿刀田高)「ハンサム」......立ち居振る舞いも問われた(プチ鹿島)「一っ走り」......自然で粋で頼もしい(福原義春)「フィルム」......栄華極めた絶滅危惧種(手塚眞)「まあ大変」......大事装った趣深い造語(泉麻人)「万年筆」......書き癖に染めて楽しく(高野史緒)「民芸」......「嬉々」が包み込む風景(ねじめ正一)「利休鼠」......感性豊か 和の色名(里中満智子)
2018/03/30 刊行

木下是雄 原作 久間月慧太郎 作画
100万部越えを果たした大ベストセラーの新書『理科系の作文技術』が、ついにまんが化!ひたすら「明快・簡潔な表現」を追求し、「本当に役に立つ」と評される本書のエッセンスをマンガで分かりやすく解説。「最強の文章術」が、論文、レポート、ビジネス文書など、あらゆる文を書くシーンであなたを助けます!まんがを読むだけで、名著『理科系の作文技術』のエッセンスが身につきます。<あらすじ>IT企業で契約社員として働き始めた文。根っからのSF小説好きで、作文には自信のあった文だが、“仕事の文書”で求められる文章は全く異なるものであった――!上司の梶山の指導のもと、奮闘する文。少しずつ「相手に伝わる」文章スキルを身につけていくストーリー。
2018/03/30 刊行

喜多喜久 著
シリーズ累計50万部突破の大人気作品!猫柳課長が大学で遭遇した猫虐待事件。美間坂剣也がCM出演オファーを受けた「酔わない酒」の謎。沖野を理解すべく、氷上一司が挑む学生の記憶喪失事件。Mr.キュリーこと沖野春彦の名推理に《化学反応》した人々が織りなす、個性豊かな七色のミステリが登場です!
2018/03/30 刊行

へこたれずに生きています。
谷崎泉 著
商社に就職した朋文は、それなりに順調な人生を歩んでいた。そんな中、直属の上司が横領事件を起こし、濡れ衣を着せられることに。その上、父親が失踪したという連絡も入る。慌てて大学卒業以来一度も帰っていなかった実家――銀座の《元》人気店である老舗和菓子屋に戻ることになり……!?
2018/03/30 刊行

玉音放送まで
読売新聞社 編
「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び、以て万世の為に太平を開かむと欲す」――。原爆投下そしてソ連参戦を経て、鈴木貫太郎内閣はポツダム宣言受諾を決意する。それに対して陸海軍は、そして外務省はどう動いたのか。玉音放送に至るまでの人間ドラマを当事者たちの証言で再現。〈解説〉戸部良一
2018/03/30 刊行

空襲と特攻隊
読売新聞社 編
最初の神風特別攻撃隊の戦果に対する「陛下のお言葉」は「そのようにまでせねばならなかったか、しかしよくやった」だった……。延べ一万人・六千時間に及ぶ証言を元に昭和二十年元旦から終戦に至る時代を再現。第一巻は、特攻隊、和平工作開始、東京大空襲を取り上げる。〈解説〉戸部良一
2018/03/30 刊行

和平工作の始まり
読売新聞社 編
「ローマは亡びた。カルタゴも亡びた……勇武なる民はいまいずこにある」。首相となった鈴木貫太郎は秘かに戦争終結を誓い、新たにソ連を仲介とした和平工作に踏み出す。空襲は激化し皇居正殿も炎上。本土決戦に備えて松代大本営の建設が始まった……。証言で綴る歴史巨編第二巻。〈解説〉戸部良一
2018/03/30 刊行

本土決戦とポツダム宣言
読売新聞社 編
「本土にあがって来た敵を一たたきにたたけば、終戦に持って行く動機がつかめる」。決号作戦が発動され二百万人が動員されたが、銃器は十分に配備できず、竹槍や弓までが想定されていた……。本土決戦の内幕、東京ローズの悲劇を生んだ日米宣伝合戦、そしてポツダム宣言の衝撃。〈解説・戸部良一〉
2018/03/30 刊行

王城夕紀 著
誰か、私を留めて。どこかへ跳び去ろうとする私を――世にも奇妙な「量子病」を発症して以来、自らの意志と関係なく世界中をワープし続ける稀。一瞬後の居場所さえ予測できず、目の前の人と再び会える保証もない。日々の出会いは儚く、未来はゆらぐ。人生を積み重ねられない彼女が、世界に爪痕を残すためにとった行動とは?
2018/03/30 刊行

辻邦生 著
今日の決戦こそが諸君の名をローマ戦史のなかに不朽のものにするだろう――皇妹を妃とし、副帝としてガリア統治を任ぜられたユリアヌス。普遍の真理を地上に顕然させようとする真摯な彼の姿は、兵士たちの心を打ち、ついにゲルマン人の侵攻を退ける!【全四巻】〈解説〉須賀しのぶ〈巻末付録〉『背教者ユリアヌス』歴史紀行
2018/03/30 刊行

コトコトおでんといばら姫
安田依央 著
天才イケメン料理人・橘仁が訪問先で料理を提供する「出張料亭」。その助手として恋心を抑えつつ働いてきた山田澄香は、仁の背負う重い過去を知り、衝撃を受ける。そして突然起きた悲劇によって、店は休業の危機に――。試練のとき、仁と澄香が選んだ道とは? 感動のおいしいシリーズ第三弾!『出張料亭おりおり堂』改題
2018/03/30 刊行