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デジタル敗戦 霞が関は何をしたのか
若江雅子 著
GAFAにデータと富が集中している。日本がそれを易々と許した一因に、にわかに信じがたい法制度の不備がある。国内企業に及ぶ規制が海外勢には及ばない「一国二制度」や、EUに比べて遥かに弱い競争法やプライバシー規制、イノベーションを阻害する時代遅れの業法……。霞が関周辺にはそれらに気づき、抗おうとした人々がいた。本書はその闘いの記録であり、また日本を一方的なデジタル敗戦に終わらせないための処方箋でもある。
2021/06/09 刊行

あっぱれ! ころばぬ先の知恵88
樋口恵子 著
老年よ、大志を抱け、サイフも抱け! 88歳のヒグチさんの日常は初めてづくしの大冒険。トイレ閉じ込め事件から、お金、働き方、人づきあい、介護、終活問題まで、人生100年時代を生きる人に勇気を与える「知恵とユーモア」がつまったエッセイ。「見果てぬ夢を見るのは、老人の特権です。未来を夢見て、夢を語れば、きっとその夢を継いでくれる人が現れます。自分たちの子や孫、そのまた子どもたちがより幸福に生きられるように。老人たちよ、おおいに夢を見ようではありませんか」――樋口恵子
2021/05/31 刊行

青木さやか 著
母が嫌いだった。わたしの脳内は母の固定観念で支配され、わたしはわたしが嫌いだった。母から逃げるように飛び出した東京、タバコとパチンコに溺れた日々、愛想もお金も無いわたしを雇ってくれた水商売&雀荘、ひと時の夢を見せてくれたオトコ、“笑い”で幸せを運んでくれた先輩たち、そして、自分より大事な存在となった娘……。自分のことが嫌いだったオンナ・青木さやかが、こじれた人生を一つ一つほどいていく。生きることの意味を追い求めるヒューマンストーリー。母との確執やギャンブル依存症など、自身の経験を赤裸々に綴った「婦人公論.jp」で話題沸騰中の「47歳、おんな、今日のところは○○として」に、書籍だけのオリジナル原稿を加筆。
2021/05/31 刊行

増補版
邱永漢 著
「類稀なる傑作。私たちの甘さを根底から容赦なく揺さぶってくる」(東山彰良氏「解説」より)金だけだ。金だけがあてになる唯一のものだ――。戦後まもない香港で、故郷を捨てた台湾人たちがたくましく生き抜く姿を描き、一九五六年、外国人初の直木賞受賞作となった「香港」。日本統治と国民党の圧政のもと、ある台湾人青年が味わった挫折と虚無を主題とする「濁水渓」。著者の青春時代が結晶した代表作に、作家デビュー当時を回顧した随筆「私の見た日本の文壇」を増補した新版。〈解説〉東山彰良
2021/05/31 刊行

江國滋 著
内田百閒「阿房列車」にあやかって、西へ東へディスカバー・ジャパン――。行くなら冬、と思い立った網走番外地。旧正月ならぬ「旧の万博」、祭りのあとの大阪・千里。雲を見に、夕日を見に行く松江。心酔する百鬼園先生の古里、岡山・古京町……あの頃の日本が息づく大人の旅行記。雑誌連載中に急逝した内田百閒への追悼文「核心」を増補。〈解説〉宮脇俊三[目次より]精進落さず――伊勢手鍋さげたり――長崎白い墓地――網走ととらく紀行――能登留学事前――祇園はずかしい旅――蒲原うわの空旅――熊本大阪さがし――大阪とにかくハワイ――ホノルル・ラナイ島牛歩随行――宇和島おばこ、恙なきや――庄内眩しかりけり――神戸三景の末路――松島わたしの城下町――松江・出雲白い飛礫の――札幌滾るまで――秋田海内旅行――鹿児島航路ああ名山――富士を見に行く旅に病んで――高山美しや毒の島――徳之島百鬼園先生町内古地図――岡山裸体写真撮影行――奥日光北海わいん唄――池田町細胞入替え旅行――ヤング京都 解説 宮脇俊三 巻末エッセイ「核心」
2021/05/31 刊行

いせひでこ 著
絵描き一家にシベリアンハスキーの子犬がやってきた。愛くるしくも一家をふりまわす子犬時代、成長したある日の突然の発作、そして末期ガンを宣告されて……。絵描きとして、その「死」から眼をそらさない決意をした著者が、風のように駆け抜けた5年の生活をスケッチと文章とで綴る――大人気グレイシリーズ三部作、合本により待望の復刊。〈解説〉小川洋子
2021/05/31 刊行

浅田次郎 著
あの爺様はの、みなに笑うてほしかったのだ――。人生に、そして時代に決着をつけた侍たちの「終活」とは?『一路』『流人道中記』の浅田次郎が贈る、感動の時代小説短篇集。激動の明治維新期。突如「武士」という職業がなくなり、行き場所をなくした岩井五郎治は、遺された孫のために命も誇りも投げ出す覚悟を決める。やがて訪れる最期の時。町人として明治を生きる孫に、五郎治がのこしたある遺品とは。人生、そして時代に始末をつけた、侍たちの物語。表題作ほか全六篇に書き下ろしエッセイを特別収録。
2021/05/31 刊行

和辻哲郎 著
学友・谷崎潤一郎のほか、志賀直哉、高坂正顕、幸田露伴ら多彩な顔ぶれと自由闊達に語る。オリジナル編集による初の座談集。未収録三篇を含む全十篇。没後六〇年記念。〈解説〉苅部直目次よりⅠ 春宵対談(谷崎潤一郎) 旧友対談(谷崎潤一郎) 戦争と平和(志賀直哉) 世界史における日本の運命(高坂正顕) 緑蔭対談――若い女性に望むこと(柳田國男)Ⅱ 幸田露伴先生を囲んで(幸田露伴・徳田秋声・末広厳太郎・辰野隆・谷崎潤一郎) 日本文学に於ける和歌俳句の不滅性(幸田露伴・安倍能成・斎藤茂吉・茅野蕭々・寺田寅彦・野上豊一郎) 日本文化の検討(柳田國男・長谷川如是閑・大西克禮・今井登志喜) 漱石をめぐって(安倍能成・小宮豊隆・内田百閒) 文学と宗教(高坂正顕・竹山道雄・長與善郎)
2021/05/31 刊行

揺らぐ日本の教育と学術
青木栄一 著
文部科学省は2001年に文部省と科学技術庁が統合し、発足した。教育、学術、科学技術を中心に幅広い分野を担当する一方で「三流官庁」とも揶揄される。実態はどのようなものか。霞が関最小の人員、キャリア官僚の昇進ルート、減り続ける予算など実状を解説。さらに、ゆとり教育の断念、働きすぎの教員たち、大学入試改革の頓挫、学術研究の弱体化など続出する問題に迫る。官邸や経産省に振り回される現状は変えられるか。
2021/05/28 刊行

もうひとつの天皇制
美川圭 著
院政とはすでに譲位した上皇(院)による執政をいう。平安後期に白河・鳥羽・後白河の三上皇が百年余りにわたって専権を振るい、鎌倉初期には後鳥羽上皇が幕府と対峙した。承久の乱で敗れて朝廷の地位は低下したが、院政自体は変質しながらも江戸末期まで存続する。上皇が権力を行使できたのはなぜか。その権力構造はいかなるものだったか。ロングセラーに終章「院政とは何だったのか」を収録し、人名キーワードを付した決定版。
2021/05/28 刊行

日本人研究者が行く最前線
清岡央 編
日本の調査団はエジプト、西アジア、南アジア、シルクロードなどの各地で遺跡の発掘調査を行い、画期的な成果をあげてきた。また文化遺産の保存修復事業への国際的貢献も高く評価されている。本書は最新の研究内容の紹介にとどまらず、現地調査のエピソードをふんだんに盛り込みながら、知的興奮に満ちた探求の現場を生き生きと語り伝える。最前線を行く9人の研究者への連続インタビューを収録。聞き手は読売新聞文化部記者。(目次より)第一章 バーミヤン遺跡 前田耕作第二章 サッカラ遺跡 河合望第三章 ヒエラコンポリス遺跡 馬場匡浩第四章 テル・レヘシュ遺跡 長谷川修一第五章 ヤシン・テペ遺跡 西山伸一第六章 ワーディー・アッ=サイル古墳群 安倍雅史第七章 南アジア世界を発掘する 上杉彰紀第八章 パルミラ遺跡 西藤清秀第九章 アク・ベシム遺跡 山内和也
2021/05/28 刊行

木俣正剛 著
『週刊文春』や『文藝春秋』の元編集長が経験した事件や出会った人々を綴る。政治家、文豪、ジャーナリスト、経営者、タレント、元軍人、そして無数の現場……。好奇心を武器に足を運び、手を動かして生まれた仕事の数々! そして取材の光と影や、芥川賞・直木賞の舞台裏、昭和史を彩った出来事などを通して、マスコミの役割も垣間見える。
2021/05/28 刊行

イワン・クラステフ/スティーヴン・ホームズ 著/立石洋子 訳
目 次序 章 模倣とその不満 終焉という感覚 命名と必要性 模倣の緊張 怒りの開花第1章 模倣者の精神 消えゆく光 正常という重圧 人生はどこか他の場所にある 城門への侵入者たち 降伏としての移住 正常の耐えがたい両面性 新たなドイツ・イデオロギー 元自由主義者の非自由主義 合唱第2章 報復としての模倣 ロシアの修正主義の源流 西洋の物語をひっくり返す 権力を強化するための民主主義の模倣 操作された選挙はどのように機能するのか 模倣の罠 松葉杖をついた怒れる男 仮面を?がすという模倣 破壊的な模倣の行き詰まり第3章 強奪としての模倣 恨みの軸 我々は何様のつもりなのか? 「素晴らしい民主主義」 アメリカというガラスの家 競争相手としての模倣者 アイデンティティの窃盗としての移民 侵入としての模倣 ?をつくことはメッセージだ 偽りの行為をやめる 結末終 章 ある時代の終わり 北京の一九八九年 イデオロギーを超越する政党 盗用としての模倣 転向のない大国 中華街か、人種のるつぼか? 模倣の苦しみ 偽善のない世界 謝 辞 訳者解説 注 索 引
2021/05/28 刊行

『ミドルマーチ』教養講義
廣野由美子 著
読書に正解はないかもしれないが、小説世界を味わうコツは存在する。本書は、19世紀英国の地方都市を舞台としたジョージ・エリオットの傑作長編『ミドルマーチ』を実例に、「小説技法篇」で作家の用いるテクニックを解説。続く「小説読解篇」では、歴史や宗教、科学、芸術などの〈教養〉を深める11の着眼点で、小説の愉しみ方を伝授する。知性と感性を研ぎ澄まし、文学の奥深くに潜むものを読み取るために。
2021/05/28 刊行

No.1566[「いま」を楽しめる人でいたい]
※『表紙の私』『「好きなことをやれ。人生短いんだ」恩師の言葉を胸に』の岸惠子さんの写真は掲載されておりません(インタビューは掲載されています)。また、『松崎祐介×寺西拓人 “ジャニーズ初”を一緒に』『宝塚 すみれ色の未来へ 花組』『鈴木保奈美 「獅子座、A型、丙午。」』は掲載されておりません。※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。※本雑誌はカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。【目次】・表紙・目次・表紙の私 岸惠子・ジェーン・スー スーダラ外伝・特集 「いま」を楽しめる人でいたい・岸惠子 「好きなことをやれ。人生短いんだ」恩師の言葉を胸に・田原俊彦 攻めてる還暦についてこいよ!・小林照子×村崎芙蓉子 好奇心をエンジンに、86歳現役を貫く・棚原安子/田村はつゑ 〈ルポ〉おばちゃん力、ここにあり・小谷みどり 亡き夫との夢に導かれ、カンボジアでパン工房をつくる・西ゆり子 足りない“元気”はおしゃれで補う・村木宏衣 あなたを老け顔にする4つの落とし穴・読者体験手記 財布のひもをゆるめて、いざ出発・ブレイディみかこ 転がる珠玉のように・大和田美帆 母・岡江久美子はみんなを照らす“太陽”でした・森村誠一 〈特別寄稿〉百歳時代、老いに希望を見つけよう・自社広告・平野啓一郎 私の書いた本・川口晴美 読みたい本・高橋和枝 火曜日のくま子さん・久保香菜子 〈ヘルシーキッチン〉だしたっぷりの本格和食・山本浩未の“自分肯定”ビューティ 50代からの「化粧水講座」・〈新連載〉石田純子のおしゃれ塾・藤原しおりのTOKYOで世界一周・ディーン・フジオカ 時空を超えた不思議な縁を感じて・新・心とからだの養生学 ウイルスに負けない「強い腸」を育てよう・ふくいひろこ ほっこり、京の菓子・おでかけランチ・ひぐちにちほ ひぐちさんちのお茶目っ子日記・読者のひろば・愛読者グループ便り・中津川りえ 傾斜宮占い・第2特集 お墓のことが心配です・吉川美津子 “供養”のかたちはこんなにある!・読者体験手記 買ったはいいが、悩みは尽きず・明日海りお 役を離れ、素のままの自分で新しい世界へ・中村隼人 祖父・時蔵のぶんまで活躍して祖母の思いを晴らしたい・宮本亞門 前立腺がんと老父から「生きる姿勢」を教わった・あさのあつこ 残陽の宿 闇医者おゑん秘録帖・村山由佳 ロマンチック・ポルノグラフィー・自社広告・自社広告・自社広告・読者アンケートにご協力ください・年間定期購読のご案内・阿川佐和子 見上げれば三日月・純烈・酒井一圭のお悩み相談室 脱衣所からこんにちは・インフォメーション&プレゼントボックス・次号予告・自社広告
2021/05/27 刊行