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気候変動と氷床の科学
杉山慎 著
日本の面積の約40倍に及ぶ〝地球最大の氷〟こと南極氷床。極寒の環境は温暖化の影響を受けにくいと言われてきたが、近年の研究で急速に氷が失われつつある事実が明らかになった。大規模な氷床融解によって、今世紀中に2メートルも海面が上昇するという「最悪のシナリオ」も唱えられている。不安は現実のものとなるか。危機を回避するためにすべきことは。氷床研究の第一人者が、謎多き「氷の大陸」の実態を解き明かす。
2021/11/18 刊行

秦漢時代の衣食住から性愛まで
柿沼陽平 著
始皇帝、項羽と劉邦、曹操ら英雄が活躍した古代の中国。二千年前の人々はどんな日常生活を送っていたのか。気鋭の中国史家が文献史料と出土資料をフル活用し、服装・食卓・住居から宴会・性愛・育児まで、古代中国の一日24時間を再現する。口臭にうるさく、女性たちはイケメンに熱狂、酒に溺れ、貪欲に性を愉しみ......。驚きに満ちながら、現代の我々ともどこか通じる古代人の姿を知れば、歴史がもっと愉しくなる。
2021/11/18 刊行

== 特集 ==土地と家と日本人◆遊牧民と農耕民の世界史から振り返る日本人が引き継いだ封建的精神「一所懸命」▼井上章一◆自由な私的所有が招いた都市と農村のアンバランス法と歴史から読み解く日本の土地概念▼松尾 弘◆庶民の夢だった「マイホーム」老々相続の現実と求められる流動化政策▼平山洋介◆大きく変化する若者の「家」家族の「安住の場」から「交流の場」「資産」へ▼笠松美香◆空き家・所有者不明土地問題の現在住まいの終活をいかに進めるか▼野澤千絵◆〔ルポ〕空き家大国の現場を歩く人口流出と分断が廃屋列島を生む▼葉上太郎=======【時評2021】●岸田政権が重視する経済安全保障戦略▼鈴木一人●コロナの2年間がつきつけるもの▼飯田泰之●STEAM教育で教科横断は進むか?▼内田麻理香【岸田政権の課題】●衆院選直後から始まる岸田政権の正念場「新しい資本主義」の鍵はデジタル化、シェアリング化だ▼竹中治堅●政治的「柔術」と「くせ球」に自由と正統性で臨め 中国のCPTPP加盟申請と試される日本の外交戦略▼渡部恒雄◆権力闘争、改革への提言、そして趣味全開......政治家本の世界 人間味あふれる書籍を味読する▼urbansea◆下院選挙に見る「ロシア型民主主義」の形▼佐藤 優◆'非'立憲的な日本人──憲法の死文化を止めるためにすべきこと▼境家史郎◆新型コロナ最前線に立つ神奈川県知事が描く提言 パンデミック有事新法▼黒岩祐治◆日本のデジタル化政策は必ずしも失敗ではなかった▼村井 純◆自治体DXはどこで間違うのか踏まえるべき前提と成功のための考え方▼山形巧哉◆文教政策と省庁関係からDXとデジタル庁の今後までなぜ経産省は教育に乗り出したのか▼浅野大介/聞き手:井上義和◆14億人が注目する「IP」とは何か? 中国が熱狂する知的財産権ビジネスと独自のオタク文化▼古市雅子◆白鵬の14年 栄光と意図せぬ対立▼能町みね子《好評連載》●琉球切手クロニクル【第12回】沖縄全逓の抵抗▼与那原 恵●炎上するまくら【第60回】僕たちはいかに禿げるか▼立川吉笑●冒険の断章【第29回】栗城史多という人物の転落▼角幡唯介●地図記号のひみつ【第19回】今の地図にも相模・武蔵の国境▼今尾恵介《連載小説》●任?楽団【第10回】▼今野 敏●馬上の星──小説 馬援伝 【第8回】▼宮城谷昌光●南洋のエレアル【第10回】▼中路啓太
2021/11/18 刊行

井上章一/松尾弘/平山洋介/笠松美香/野澤千絵/葉上太郎 著
(目次より)●遊牧民と農耕民の世界史から振り返る日本人が引き継いだ封建的精神「一所懸命」井上章一●自由な私的所有が招いた都市と農村のアンバランス法と歴史から読み解く日本の土地概念松尾 弘●庶民の夢だった「マイホーム」老々相続の現実と求められる流動化政策平山洋介●大きく変化する若者の「家」家族の「安住の場」から「交流の場」「資産」へ笠松美香●空き家・所有者不明土地問題の現在住まいの終活をいかに進めるか野澤千絵●〔ルポ〕空き家大国の現場を歩く人口流出と分断が廃屋列島を生む葉上太郎
2021/11/18 刊行

堀文子/中島良成 著
100歳で没するまで、現役の画家として絵筆をとり続けた堀文子。「群れない、慣れない、頼らない」をモットーとし、感動する物だけを描き続けた生涯と作品の背景を、印象深い堀の言葉とともに紹介する。画業を30年にわたって支えてきた美術商・中島良成だけが知る堀文子の素顔。黒柳徹子インタビュー「堀先生の思い出」も収録する。
2021/11/18 刊行

秦漢時代の衣食住から性愛まで
柿沼陽平 著
始皇帝、項羽と劉邦、曹操ら英雄が活躍した古代の中国。二千年前の人々はどんな日常生活を送っていたのか。気鋭の中国史家が文献史料と出土資料をフル活用し、服装・食卓・住居から宴会・性愛・育児まで、古代中国の一日24時間を再現する。口臭にうるさく、女性たちはイケメンに熱狂、酒に溺れ、貪欲に性を愉しみ……。驚きに満ちながら、現代の我々ともどこか通じる古代人の姿を知れば、歴史がもっと愉しくなる。
2021/11/18 刊行

カベルナリア吉田 著
リゾート開発、映画やテレビドラマの撮影、米軍基地、尖閣諸島……本土との関わりや政治・外交の狭間の中で揺れ動き、大きく変動しているのは沖縄本島だけではない。瀬底、多良間、鳩間等の小さな島から奄美までを歩き回り、現地の人たちと触れあうことによって、「癒し」や「美ら海」だけではない南の島の素顔を伝える。島は本来あるべき姿から逸脱しつつあるのではないか。そして、変わりゆく島の姿は日本全体の縮図かもしれない……。
2021/11/12 刊行

阿部拓児 著
2500年前、アジア・アフリカ・ヨーロッパの三大陸にまたがる「史上初の世界帝国」として君臨したアケメネス朝ペルシア。エジプト侵攻やペルシア戦争など征服と領土拡大をくり返し、王はアフラマズダ神の代行者として地上世界の統治に努めた。古代オリエントで栄華を極めるも、アレクサンドロス大王によって滅ぼされ、220年の歴史は儚く幕を閉じた。ダレイオス1世ら9人の王を軸に、大帝国の全貌と内幕を描き出す。
2021/11/12 刊行

天野忠幸 著
阿波の守護細川氏に仕え、主家に従い畿内に進出した三好氏。全盛期の当主長慶は有能な弟たちや重臣松永久秀と覇業に邁進し、主家を凌ぐ勢力となる。やがて足利将軍家の権威に拠らない政権を樹立し、最初の「天下人」と目された。政権が短命で終わった後も、織田信長の子や羽柴秀吉の甥を養子に迎えるなど名門の存在感は保たれ、その血脈は江戸時代になっても旗本として存続する。信長に先駆けて天下に号令した一族の軌跡。
2021/11/12 刊行

横山信義 著
〈真珠湾攻撃のない対米開戦!――人気シリーズ一気読み!〉資源獲得のため仏印に進駐した日本に対し、米国は対日禁輸政策を強化、石油の輸出を禁止した! 一方同時期、ペトロパブロフスクのロシア帝国軍が反乱を起こした。日本はロシアの要請を受けて反乱鎮圧に助力するも、その際に米国の輸送船を誤射してしまう。怒る米国は日本に最後通牒であるハル・ノートを突きつけた! 対米開戦を決意した日本は、真珠湾攻撃を計画。だが図上演習の結果は日本の惨敗だった――。真珠湾攻撃がなかった太平洋戦争を描く。
2021/11/12 刊行

わぐりたかし 著
「やぶ医者」「ろれつが回らない」「感謝感激」……ふだん何気なく使っている言葉が誕生したと言われる土地を訪ねてみると、そこには数々のドラマが待っている。心温まる希望や驚きに満ちあふれたストーリーもあれば、思いもかけぬ悲劇に涙することもある。百カ所を超える全国各地の「語源遺産」を旅して歩いた語源ハンターが、自身の体験や地元の人々とのよもやま話にグルメの話題も交えて、言葉の歴史や物語をつづった十七話。
2021/11/12 刊行

永井隆 著
優秀なリーダーたちを輩出する高校は、いったいどんなところ? 偏差値や東大進学者数といったデータには表れないが、高校を選ぶときに大切な要素の一つが“校風”である。本書では全国19の名門高校を取りあげ、その卒業生たちを取材。学校行事の思い出や、強く印象に残っている授業や教師たちなど、具体的なエピソードから、歴史と伝統により醸成された“校風”をあぶり出す。
2021/11/12 刊行

スペイン・サッカー興亡史
田澤耕 著
首都マドリードを本拠地とするレアル・マドリードと、スペインから独立の気運さえあるカタルーニャの熱狂的ファンに支えられクラブ以上の存在と言われるFCバルセロナ(バルサ)は十九世紀末の創立以来、サッカーにとどまらず激しく対立してきた。スペイン近代史、民族問題ともからむ両チームの百年以上にわたる憎悪と反目の歴史・構造を、判定・移籍等でもめ、社会問題にまで発展することもあった試合・事件とともに活写。
2021/11/12 刊行

日本一やさしいガバナンス入門書
中島隆信 著
ガバナンス(組織の統治)とは、組織としての方向性を定め、メンバーを従わせるための工夫のことであり、あらゆる組織を維持していくのに不可欠である。なぜ欠かせないのか、ガバナンスが不十分だとどうなってしまうのかを、たびたび不祥事を起こして話題になってきた日本相撲協会をはじめ、仏教寺院、学校などのNPO(非営利組織)に加えて、練習中の暴言、暴力等で問題となっている全日本柔道連盟も例にとってわかりやすく説明。
2021/11/12 刊行

黛まどか 著
二〇一七年四月初旬、俳人の黛まどかさんは、総行程一四〇〇キロに及ぶ四国八十八か所巡礼に旅立った。全札所を徒歩で回る「歩き遍路」である。美しくも厳しい四国の山野を、施しを受け、ぼろ切れのようになりながら歩き継ぐ。倒れ込むようにして到着した宿では、懸命に日記を付け、俳句を作った。次々と訪れる不思議な出来事や奇跡的な出会い。お遍路の果てに黛さんがつかんだものとは。情報学者・西垣通氏との白熱の巡礼問答を収載。本文より――○つぎつぎと青きを踏んで遍路発つ○鐘ひとつ撞いて朧を広げたり○舞ふやうに吹かるるやうに夕蛍○道しるべ滴る山を指しにけり
2021/11/12 刊行