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坂岡真 著
万年橋のたもとに浮かんだ女のほとけ。襟の裏にはいわくありげな葉っぱが一枚縫い込まれていた。妾殺しの下手人としてしょっぴかれたのは、真面目と評判な手代だったが……。「おれはお人好しで役立たずのうぽっぽさ。だがな、黙っちゃいられねえときもある」――。臨時廻り同心、長尾勘兵衛の粋な裁きが胸を打つ。傑作捕物帳シリーズ第二弾!
2022/11/22 刊行

吉田篤弘 著
めくるめく未来版「眠り姫」の物語――吉田篤弘が挑む、かつてない群像劇!2095年、東京は四半世紀前に建てられた〈壁〉で東西に分断されていた。曖昧な不安に包まれた街は不眠の都と化し、睡眠ビジネスが隆盛を誇っている。そんな中、眠り薬ならぬ覚醒タブレットの開発を命じられた青年・シュウは謎の美女に出会い――。文庫版特典として、「あとがき」と「もうひとつのエピローグ」を収録。〈螺旋プロジェクト〉の1冊としても話題!【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みができます】※〈螺旋プロジェクト〉とは――「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家=朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画〈螺旋〉作品一覧朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』天野純希『もののふの国』伊坂幸太郎『シーソーモンスター』乾ルカ『コイコワレ』大森兄弟『ウナノハテノガタ』澤田瞳子『月人壮士』薬丸岳『蒼色の大地』吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』(本作)
2022/11/22 刊行

遠山啓 著
「近ごろ数学がいろいろの所に顔を出すようになって、数学ぎらいの人々を困らせたり、うんざりさせているようだ。この本はそういう人々のために書いたいくつかの文章を集めたものである。どの文章も数学とはそれほど恐いものでも、また人間ばなれしたものでもなく、ただの人間たちが、何千年も昔から、寄ってたかってつくりあげた、きわめて人間くさい学問なのだ、という立場から書かれている。」(あとがきより) 数学の歴史や、数学のなかのいくつかの典型的な概念について、また、子どもも親もセンセイも悩ませる「集合」についてなど、平易でありながら本質的な数学論が語られる一冊。『数学は変貌する』を改題、「数学と人間」「現代社会と数学の役割」「文科のための数学」の三篇を増補し、〈弔辞〉大岡信、〈追悼エッセイ〉森毅「異説遠山啓伝」を収録。【目次より】プロローグ 数学とはなにか数学は変貌する――古代から現代まで 古代の数学 中世の数学 近代の数学 現代の数学連続と不連続数学の方法 分析―総合の方法 等質化の方法 操作的方法「集合」おそるるにたらず数学と人間現代社会と数学の役割文科のための数学 あとがき 弔辞(大岡信) 異説遠山啓伝(森毅)
2022/11/22 刊行

大森兄弟 著
〈螺旋プロジェクト〉、ついに文庫化!「いいか、島でのこと、だれにも話してはいけない」海の民の少年オトガイは、父から代々伝わる役目を引き継ぐ。山の民の少女マダラコは、生贄の運命から逃れて山を下りる。死を知らぬ海の民イソベリ、死を弔う山の民ヤマノベ。二つが出会い、すべてが始まる原始の物語。〈巻末座談会〉八作家が語る、〈螺旋プロジェクト〉のいままで【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みができます】※〈螺旋プロジェクト〉とは――「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画〈螺旋〉作品一覧朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』天野純希『もののふの国』伊坂幸太郎『シーソーモンスター』乾ルカ『コイコワレ』大森兄弟『ウナノハテノガタ』(本作)澤田瞳子『月人壮士』薬丸岳『蒼色の大地』吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』
2022/11/22 刊行

神夢想流林崎甚助3
岩室忍 著
剣士のバイブルにして、剣道の秘伝書――『信長の軍師』の岩室忍が描く新たな歴史大河。剣に生き、神となった男・林崎甚助の生涯を描く!-----信長の天下が訪れようとしている。神夢想流居合を広める甚助は、米沢城で若き伊達政宗と出会い、隻眼の政宗に剣技を伝授する。甚助は出羽を旅する中で、伊達家と最上家、越後上杉家の間に不穏な軋みを見ていた。その軋みはやがて、甚助が生まれ育った楯岡城をも巻き込んでいく――。乱世の終焉を前に、剣豪たちの運命が激動するシリーズ第三弾。
2022/11/22 刊行

松井久子 著
75歳になって、86歳のひとを好きになって、何が悪いの? 燿子がついに出会った「ぴったりな人」。人生仕上げの情愛がもたらすものは。ベストセラー『疼くひと』の著者が実感を込めて綴る希望の物語
2022/11/21 刊行

黒川博行 著
失踪した食品会社社長の遺体が高速道路の非常帯に駐車中の車内で見つかった。彼の死は自殺と推定されるが。大阪・京橋署暴犯係の刑事、上坂勤と麻雀好きの礒野次郎が地道な捜査で絡んだ糸を一つ一つほどいていく。
2022/11/21 刊行

渡辺優 著
つまらないいつもの風景の中、突然カラスが言った。「ヨコヤマさん。第一森林線が突破されました」その一言で部外者の僕の旅がはじまる。
2022/11/21 刊行

小谷野敦 著
不都合な徳川時代の真実とは。小林秀雄が「紫式部」ではなく「本居宣長」を書いた本当の理由とは。徳川時代について、歴史小説や舞台、大河ドラマ、時代劇などもとりあげて様々な角度から考察する。
2022/11/21 刊行

伊藤氏貴 著
貧乏なのに、紙幣の顔。生まれは裕福、晩年は借金三昧。いくら稼ぎ、いくら借り、何を買い、何を思ったのか?金銭事情で読み解く、日本初の女性職業作家の新しい姿。
2022/11/21 刊行

中路啓太 著
太平洋戦争さなかの昭和17年。日本統治下のパラオ・コロール島。小学校教員である宮口恒昭の長男・智也はある事件をきっかけに、パラオ人少年のシゲルと親友となった。だが、父の転勤で智也も隣島へ転校することに。二年が過ぎ偶然再会したふたりは喜び合うが、戦争の冷たく暗い影は、この長閑な南の島々にも迫っていた――。時は流れ、昭和63年末。パラオ共和国独立準備で訪日したシゲルは、天皇の容体悪化が報じられる中、戦後すぐ消息が途絶えた宮口家の人々を捜しはじめるのだが……。日本人とパラオ人の歴史と心の交流、戦争の悲惨さ、そして日本人の未来(エレアル)を問う、感動長篇。
2022/11/21 刊行

エジプト、メソポタミアからペルシアまで4000年の興亡
小林登志子 著
西はナイル河、北は黒海、東はインダス河、南はアラビア海に囲まれた地域がオリエントである。この地には人類初の文明が誕生し、諸民族が行き来し、数多の王国が栄え滅びていった。シュメルやバビロンを擁したメソポタミア、象形文字や太陽神信仰など独自の文明が発達したエジプト、鉄器を生んだアナトリア、これらに興った国々が激突したシリア、そして東の大国ペルシア......。4000年に及ぶ時代を巨細に解説する。
2022/11/21 刊行

牧原出 著
戦前、論壇人、東大教授として大学自治を守ろうとした田中耕太郎。戦後は文相に就き教育基本法制定に尽力。復古主義・共産主義を排し新憲法を強く支持した。参院議員を経て最高裁長官就任後は10年の在任中、松川・砂川事件など重要判決を主導、「反動」と誹られながらも脆弱だった司法権を確立。退任後は国際司法裁判所判事に選出される。激動の時代、学界・政界・司法の場で奮闘し戦後日本を形作ったカトリックの自由主義者の生涯。
2022/11/21 刊行

戦国の怪物から幕末の闇まで
磯田道史 著
歴史には裏がある。古文書を一つずつ解読すると、教科書に書かれた「表の歴史」では触れられない意外な事実が見えてくる。明智光秀が織田信長を欺けた理由、信長の遺体の行方、江戸でカブトムシが不人気だった背景、忍者の悲惨な死に方、赤穂浪士が「吉良の首」で行った奇妙な儀式、漏洩していた孝明天皇の病床記録......。古文書と格闘し続ける著者が明らかにした、戦国、江戸、幕末の「歴史の裏側」がここにある。
2022/11/21 刊行

渡邉義浩 著
二千年以上にわたり読み継がれてきた兵法と戦略の名著『孫子』。この古典を整理し、最も重要な注釈を付したのが三国志の英雄・曹操だ。本書は最初に、孫武と孫?のどちらが著者かという成立の謎に挑む。そして曹操の解釈を踏まえて、合理性・先進性・実践性・普遍性という四つの特徴から読み解く。『孫子』が見抜いた、戦争や組織の本質は今の時代にどう生かせるか。巻末に『孫子』全十三篇の現代語訳を収録。
2022/11/21 刊行