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江戸川乱歩 著
戦前、孤高の「人嫌い」として知られた作家・江戸川乱歩は、戦後、日本探偵小説界の名ホストとして活躍した。森下雨村・横溝正史ら雑誌「新青年」の立役者たちから、小林秀雄・幸田文ら文壇の著名人まで――探偵小説の魅力を共に語り尽くす、夢の饗宴!乱歩の参加した主要な座談・対談をセレクトした文庫オリジナル。生誕130年記念刊行〈解説〉小松史生子【1 座談篇】●探偵小説座談会(1929):大下宇陀児/加藤武雄/甲賀三郎/浜尾四郎/森下雨村●明日の探偵小説を語る(1937):海野十三/小栗虫太郎/木々高太郎●乱歩氏を祝う(1954):木々高太郎/戸川貞雄/城昌幸●探偵小説新論争(1956):大下宇陀児/大坪砂男/木々高太郎/角田喜久雄/中島河太郎/春田俊郎●文壇作家「探偵小説」を語る(1957):梅崎春生/曽野綾子/中村真一郎/福永武彦/松本清張●「新青年」歴代編集座談会(1957):城昌幸/延原謙/本位田準一/松野一夫/水谷準/森下雨村/横溝正史【2 対談・鼎談篇】●E氏との一夕(1948):稲垣足穂●幽霊インタービュウ(1953):長田幹彦●問答有用(1954):徳川夢声●幸田露伴と探偵小説(1957):幸田文●ヴァン・ダインは一流か五流か(1957):小林秀雄●樽の中に住む話(1957):佐藤春夫/城昌幸●本格もの不振の打開策について(1958):花森安治
2024/09/19 刊行

奴隷貿易からオバマ大統領、BLM運動まで
上杉忍 著
黒人たちはアメリカ社会の底辺にいるとされてきた。だが二〇世紀後半、徐々に社会的地位を高め、中産階級の仲間入りをする者も現れる。文化や芸能、スポーツなどの分野での活躍は目覚ましく、政財界に進出した例も少なくない。本書は、アメリカ独立以前から南北戦争、公民権運動を経て現代まで、差別に直面しながらも境遇改善の努力を積み重ねた彼らの歩みを辿る。二〇一〇年代に勃興したBLM運動を概観する新章を収録。
2024/09/19 刊行

黒田祐我 著
8世紀の初め、ジブラルタル海峡を渡ってイベリア半島、さらにフランスまでを席巻したイスラーム勢力。その後はキリスト教徒側が少しずつ押し戻し、1492年のグラナダ陥落でイスラーム勢力を駆逐した。この800年に及ぶ「聖戦」はレコンキスタの一語でまとめられてきた。だが、どちらの勢力も一枚岩ではなく、戦争と平和、寛容と不寛容、融和と軋轢が交錯していた。レコンキスタの全貌を明かす、初の通史。
2024/09/19 刊行

三津田信三 著
笛が鳴っている。名前を呼ばれている。逃げないと、化物がやって来る……。公園で〈笛吹き鬼〉をして遊ぶ六人の少女たち。だが、奇妙な笛の音が鳴った時、一人、また一人と姿を消してしまう。数年後、事件の当事者で、ホラー作家となった背教聖衣子がこの事件を調べはじめると、眠っていた「笛吹き鬼」も蘇る――。禍々しい信仰が残る地で続く、奇っ怪な事件。
2024/09/19 刊行

同時代史の試み
有馬学 著
戦後八〇年――。列島史レベルの社会変動を経験したこの時代をどう理解するか。敗戦の年に生まれた著者が、時代を照らし出した書物――小学校の教科書、むのたけじ『たいまつ十六年』、山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』、六〇年代の『暮しの手帖』、徳大寺有恒『間違いだらけのクルマ選び』等々――を「今」読み返し、誰の目にも自明だと思われた事柄がどのように存在し、それらがどのように消えていったのか、その過程を追う。
2024/09/19 刊行

最果タヒ 著
「好き」っていうのはたぶん、「祈っている」に近いのだと思います――。稀代の詩人が舞台の上の「きみ」を見つめる、オタクの感情のたうちまわりエッセイが遂に書籍化!「婦人公論.jp」の人気連載「ブルー・スパンコール・ブルー」(全18回)に、「迷惑かもしれない」「あなたが好きって怖くないですか?」「あとがき」を新規書き下ろし。本作にインスピレーションを得た、北澤平祐氏のカットイラスト17点を収録。【目次】・はじめに・千秋楽が来てしまう・舞台の中止と私・ファンレターが書けない・オペラグラスが恥ずかしい・2階B席物語・初日がこわい・かわいいってなんだろう?・何回見たって、一回だって、好きは好きだよ。・同担、拒まないけど。・全ての出会いが最良のタイミング・目が合ったと断言したい・休演のこと・おすすめは難しい・励ましたいと願うこと・舞台のあなたの夢・客席降りで自問自答・ずっと好きですと伝えたい。・迷惑かもしれない・「あなたが好き」って怖くないですか?・あとがき(全二十一編)
2024/09/19 刊行

自分史の試み
色川大吉 著
昭和・光と影この時代の波瀾の歴史を民衆の経験の質感の連鎖として捉えてみたい――庶民生活、十五年戦争、常民の足跡、天皇像の四つを主題に自らの同時代人としての歩みとともに、昭和の五十年を描く。「自分史」を提唱した先駆的な著作に新たに「昭和の終焉」を増補。毎日出版文化賞受賞作。 〈解説〉成田龍一
2024/09/19 刊行

樋口有介 著
22歳の初恋、永遠の2か月――高校も大学も中退したぼくは、カメラを手に都会の生き物を撮り歩いている。退屈な人と言われ続けた22年の人生は、少し生意気な明夜と出会った頃から変わりはじめた。父親の不倫、姉の自殺未遂、そして「明夜とは二度と関わるな」という男の出現――。続発するトラブルと背景にある真実に触れた主人公・柿郎が、確かな一歩を踏み出していくまでの2か月を鮮やかに描いた、ほろ苦くも爽やかな青春恋愛小説。ゲームクリエイター・小島秀夫氏、推薦!『ぼくと、ぼくらの夏』など、数々の傑作青春ミステリーを残し、惜しまれつつ亡くなった著者のリリカルな青春ストーリー。
2024/09/19 刊行

橋川文三 著
激動の昭和を生きた三島由紀夫。その戦中戦後の精神史を描いた「夭折者の禁欲」「三島由紀夫伝」をはじめ、「文化防衛論」批判、さらに三島事件まで、『日本浪曼派批判序説』の著者による三島全論考。松岡英夫、野口武彦との対談を収録。『三島由紀夫論集成』改題。〈解説〉佐伯裕子
2024/09/19 刊行

町田そのこ 著
手に掬い取れるものが、星のようにうつくしく輝きを放つものであればいい。そのひとつに、わたしとの記憶もあったら、嬉しいな。千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、かつて自分を捨てた母・聖子がいた。他の同居人は、家事を完璧に担う彩子と、聖子を理想の「母」と呼び慕う恵真。「普通」の家族関係を築けなかった者たちの奇妙な共同生活は、途中、うまくいきかけたものの、聖子の病で終わりを告げ――。すれ違う母と娘の感動長篇。〈解説〉夏目浩光
2024/09/19 刊行

三度の戦争からEUの中核へ
川嶋周一 著
ドイツとフランスは、19世紀から20世紀にかけての70年間に3度も戦争を繰り広げ、不信と憎悪を募らせた。しかし、その後の両国は徐々に和解への道を歩み始め、EUの基盤を築いていく。なぜ、協調は可能だったのか?本書は、ド・ゴール、アデナウアー、ミッテラン、コール、メルケル、マクロンなどの政治指導者の政策、民間外交の動きなどを一望。因縁深い両国の関係を通し、欧州の歴史をたどり、展望を示す。
2024/09/19 刊行

No.1612[限られた年金で満足して暮らす]
婦人公論編集部 編
※『宝塚 すみれ色の未来へ 特別篇』は掲載されておりません。※今号は『老いの実況中継』『90代が綴る読者ノンフィクション』を休載します。※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。※本雑誌はカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。【目次】・表紙・美輪明宏のごきげんレッスン・田中達也 ミニチュアの世界~四季を感じて~・目次・〈特集〉限られた年金で満足して暮らす・荻原博子×紫苑 お金で買えない幸せは、無限大だから・深田晶恵 〈読者156人アンケート&専門家アドバイス〉やりくり上手さん、節約下手さん 家計簿拝見・パックン 少年時代の苦労が今の糧になっている・服部美智子(pokkoma) 家も車もコンパクトに。夫婦で〝無いなりの生活″を実践中・伊藤千桃 庭のハーブでお茶やお菓子を手作り 優雅に見えて倹約家・鈴木よう子 年金7万円、家賃4万円、崖っぷち66歳の抱く夢は・八木真澄(サバンナ) 芸人の僕がFPの資格を取った理由・武香織 〈体験ルポ〉「1週間2人分4500円」の使い切りレシピに挑戦・〈読者体験手記〉一攫千金を狙ったけれど・伊藤比呂美 猫婆犬婆・ブレイディみかこ 転がる珠玉のように・関容子 名優たちの転機/麿赤兒・渡辺由佳里 カマラ・ハリスさんって、どんな人?・多良美智子×多良久美子 89歳と82歳の姉妹、苦難を越えて今日も笑顔で・梶芽衣子 「やってやろうじゃないの」が私のスピリット・荻原博子の〝トクする!″マネーNEWS・読みたい本・柴崎友香 私の書いた本・小林幸子 歌手人生60年、今が一番楽しい・小林幸子 表紙のひと・鈴鹿梅子 お料理歳時記/米粉の現在地・わたしを癒やす美容時間 ハリ・弾力アップ大作戦!・石田純子のおしゃれ塾・『婦人公論』女性の生き方研究所 あなたにとって「家事」とは?(中篇)・京の菓子、おりおり・新・心とからだの養生学 解決! 夏の頭皮トラブル・氷川きよし 〈コンサートレポート〉初心を忘れず、新たな世界へ・ごほうびランチ・世良公則 陶芸の道ではまだ〝若造″ 立ち止まってなどいられない・〈第2特集〉新しい趣味に挑戦しよう・瀧靖之 脳を若く保つ特効薬は「知的好奇心」です・篠籐ゆり 〈ルポ〉60代、70代、80代、夢中になれるものを見つけた・中尾ミエ 俳句にフィットネス―― 頭と体をフル稼働させて・新井素子 定年を迎えた夫と、晩酌しながら囲碁を打つ喜び・コジヤジコ 回文の作り方、教えます・「回文」投稿募集のお知らせ・朝比奈秋 医師としての答えの出ない疑問が、膨らんで物語になる・江原啓之 「幸せぐせ」を身につけよう・鈴木保奈美 獅子座、A型、丙午。・中津川りえ 傾斜宮占い・原田ひ香 月収・【最終回】周防柳 恋する女帝・ひらめきパズル・読者のひろば・愛読者グループ便り・プレゼント付き読者アンケートのお願い・「お助けグッズ」アンケートのお願い・「母娘」アンケートのお願い・定期購読のご案内・石川桂子 竹久夢二が描いた大正時代の東京と女性たち・婦人公論ff倶楽部Room・ff倶楽部会員登録方法・阿川佐和子 見上げれば三日月・『婦人公論』のBS番組スタート&渡辺えり×木野花 トークイベントのご案内・ヤマザキマリ 地球の住民・自社広告・ジェーン・スー スーダラ外伝・自社広告・次号予告
2024/09/13 刊行

蒲島郁夫/鈴木一人/姜尚中/長谷川櫂/西生吉孝 著
●くまモン、地震、半導体……東大教授から県知事へ 4期16年のすべてを語る蒲島郁夫●TSMCの戦略と日本の経済安全保障鈴木一人●反骨の精神が生んだ文化力姜尚中●怪獣モッコス長谷川 櫂●サウナ「西の聖地」から見た風景西生吉孝
2024/09/10 刊行

松岡亮二/岩本菜々/増村莉子/今井悠介/小林哲夫/伊藤公平/苅谷剛彦/おおたとしまさ/米村でんじろう 著
●コロナ禍前後の学力の変化四つの教育政策の盲点と求められる実態把握松岡亮二●〔座談会〕落ちる「豊かさのスタンダード」令和の大学生のリアル岩本菜々×増村莉子×今井悠介●学費値上げしますか? 主要大学学長アンケート●全31大学の回答を読み解くアンケートから見えた大学間の温度差小林哲夫●なぜ国公立大学の学費150万円を提案したのか教育の質向上で日本の危機を克服する伊藤公平●放置された不平等の慣性(イナーシャ)――授業料と財政支援の国際比較から見る日本の大学苅谷剛彦●塾代は3年間で約250万円中学受験ブーム過熱と「教育格差」論の落とし穴おおたとしまさ●生活は楽でなくても実験に没頭してこその今苦学生から科学の伝道師へ米村でんじろう
2024/09/10 刊行

竹中治堅/吉崎達彦/会田弘継/渡辺将人 著
●演出家を必要としていた政権――不思議の宰相・岸田文雄論竹中治堅●「令和のブラックマンデー」と円安問題吉崎達彦●「レーガンの党」から「トランプの党」へ共和党の変質導いた労働者階級の怒り会田弘継●米民主党「二つの実験」カマラ・ハリスを支える力学と「火種」渡辺将人
2024/09/10 刊行