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中国の独裁君主
宮崎市定 著
康熙帝の治政を承け中国の独裁政治の完成者となった雍正帝。その生き方から問う、東洋的専制君主とは?「雍正朱批諭旨解題」併録。〈解説〉礪波 護
1996/05/18 刊行

橋本治 著
執筆中は光源氏が僕の右手の所にいて、それをコントロールする僕がいるという感じ。だから源氏物語を書いている万年筆で他のものは書けない。(若菜下/柏木)
1996/05/18 刊行

バウハウスからフラクタルまで
三井秀樹 著
人間は古くから美しい形やプロポーションに憧れ、造形における調和の美を求めてきた。しかし、この美の摂理は長いこと伝統的な様式の踏襲と芸術家の直感に支えられてきた。一九一九年に創設されたドイツの造形学校、バウハウスで「構成」という理念がはじめて体系化され、教育に採り入れられた。ファッションや生活用品のデザインからコンピュータ・グラフィックスまで、様々な物の美を読み解く際の鍵となる造形文法「構成学」とは。
1996/04/25 刊行

司馬遼太郎 著
前髪の惣三郎、沖田総司、富山弥兵衛……幕末の大動乱期、剣に生き剣に死んでいった新選組隊士一人一人の哀歓を浮彫りにする。〈解説〉綱淵謙錠
1996/04/18 刊行

橋本治 著
口絵はモノクロ写真。50年代ヴォーグの雰囲気でいきたかった。エロチックで、透明度がありイメージ通りの出来上がりだ。(真木柱/梅枝/藤裏葉/若菜上)
1996/04/18 刊行

天皇誕生の神話と史実
遠山美都男 著
六七一年十月、天智天皇の弟大海人皇子(天武天皇)は王位継承を断わり吉野に隠棲。翌月、天智の子大友皇子は大海人を討つべく五人の重臣と盟約を結んだ。天智後継の座をめぐる壬申の乱の発端である。天智は大友かわいさで大海人を疎外したのか。大友は絶えず後手にまわり敗れ去ったのか。王位継承をめぐる対立はなぜ大規模な戦争に発展したのか。通説を再検討し、古代最大といわれる攻防のドラマを再現、その歴史的意義に迫る。
1996/03/25 刊行

大正十年~昭和七年
高松宮宣仁親王 著
16歳、海軍兵学校予科生徒として江田島での日々の記録に始まり、関東大震災、軍艦乗組、遠洋航海と、多感な青春の姿を克明に記す。
1996/03/25 刊行

三谷一馬 著
独特の売り声と服装で江戸の町を往き来した物売り百五十姿を、当時の絵画資料をもとにオールカラーで再現。庶民の哀歓までも伝える入魂の労作。
1996/03/18 刊行

竹宮惠子 著
ナイルキアは、サリオキスと会っているところを見つかり反逆者として捕らえられる。スネフェルに問われたナイルキアは、真実を隠し極刑を覚悟する。
1996/03/18 刊行

竹宮惠子 著
スネフェルの罠にはまり、ウルジナの人質となったサリオキス。隣国アビドスの王女アウラは、鷹軍・アビドス軍を従えてウルジナへ向かう…。
1996/03/18 刊行

橋本治 著
源氏物語をただの王朝美学の話ではなく、人間の物語にしたかった。『赤と黒』のスタンダールでやろうと思った。(胡蝶/螢/常夏/篝火/野分/行幸/藤袴)
1996/03/18 刊行

谷崎潤一郎 著
正しく文学作品を鑑賞し、美しい文章を書こうと願うすべての人の必読書。文章入門としてだけでなく文豪の豊かな経験談でもある。〈解説〉吉行淳之介
1996/02/18 刊行

竹宮惠子 著
小国エステーリアは強大な隣国ウルジナに滅ぼされる。復讐を誓う王子サリオキス。苛酷な運命の渦に巻き込まれた人々の愛と戦いの日々を描く感動大作。
1996/02/18 刊行

竹宮惠子 著
サリオキスはウルジナの王スネフェルを倒すべく戦闘準備にかかる。一方、ウルジナで侍女として暮らすナイルキア王女はスネフェルに想いを寄せる。
1996/02/18 刊行

橋本治 著
源氏物語の心理描写は全部和歌にあり、それを外すと何もわからなくなる。だから和歌も訳したし当時の歌謡も別な形で訳している。(朝顔/乙女/玉鬘/初音)
1996/02/18 刊行