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特質と歴史
辻静雄 著
フランス料理の普及と人材の育成に全身全霊を傾けた著者が、フランス料理の要点を押さえつつ、料理の歴史と技術の継承、さらに自身の経験を踏まえながら、学ぶ者の心構えについて、わかりやすく説いた幻の論考を初文庫化。巻末に天皇の料理番として名高い秋山徳蔵との対談を収録。第一章 はじめに 第二章 フランス料理とはどういうものか フランス料理の特質、日本のフランス料理第三章 実際にフランス料理を勉強する人へ 現地での修行について、言葉の問題第四章 料理と料理技術の問題 釣 料理技術の継承、技術文化比較論、料理の本質”第五章 フランス料理史序論 料理の歴史ということ、フランス料理研究書の紹介 料理史研究方法の具体例――ヴアレツトさんの場合第六章 フランス料理史本論(その一) ギリシア・ローマ時代、古代ローマとフランス料理、中世とル ネッサンス、十七世紀、十八世紀、十九世紀から二十世紀第七章 フランス料理史本論(その二) ルーの歴史、スープの歴史、アリコ・ドウ・ムトン第人章 結び 紺談 秋山徳蔵氏とともに 参考書目あとがき 解説 山内秀文 辻静雄・主要著作紹介 辻静雄・略年譜
2024/07/31 刊行
聖武皇女の矜持と悲劇
遠山美都男 著
聖武天皇には三人の娘がいた。生涯不婚を定められ、孝謙天皇(重祚して称徳天皇)となって権力を振るった阿倍内親王。光仁天皇の皇后でありながら、夫を呪詛したとして大逆罪に処された井上内親王。恵美押勝の乱に加わった夫を失った後、息子たちの謀反に連坐、流罪とされて没年すら伝わらない不破内親王。凄惨な宮廷闘争の背景にあったのは何か―。皇位継承の安定のために人生を翻弄された、三人の皇女の物語。
2024/07/31 刊行
大坂の陣で散った戦国武将
福田千鶴 著
戦国時代、黒田官兵衛・長政の二代に仕え、武勇を謳われた後藤又兵衛。豊臣秀吉の九州攻めや朝鮮出兵、関ヶ原合戦で活躍するも、長政に疎まれて主家を去った。長い牢人生活を経て、秀吉の遺児秀頼の招きに応じ、一六一四年、大坂城に入城する。徳川方に比して劣勢明らかな豊臣陣営に加わったのはなぜか。大坂の陣でいかに奮戦し、壮絶な討死を遂げたか。後年、歌舞伎や講談などで快男児として描かれた武将の実像に迫る。
2024/07/31 刊行
安彦良和 著
デメテルの双子の子アリオンとレスフィーナを殺そうとするゼウスに反旗を翻すプロメテウス。獅子王の話は悲劇の背景とさらなる謎を提示した。
2024/07/31 刊行
キュルノンスキー/ガストン・ドリース 著 大木吉甫 訳
ある時は料理の起源を、ある時はユゴー、バルザックなど食通の逸話を、又はカレーム、サヴァランの想い出話を…。料理芸術に纏わる奇観と変哲のエッセイ。今と昔の女性美食家立体派料理コニャック讃歌隠れた偉人パリの食通クラブ大衆とスープカニバリズムじゃがいものスフレの奇蹟誇り高きマレンゴ風若鶏牡蠣百年前のレストラン辛辣な料理批評家グリモ・ド・ラ・レニエール ブリヤ・サヴァラン フォア・グラとトリュフについて 音楽と美食術 パルマンテイエの伝説 精進料理 殺人的爆発料理ルイ。フイリツプとご馳走料理建築家アントナン・カレーム演劇と美食術食通の決聞食通バルザック主顕節昔の観光客と美食家フォークと皿最初の「食味旅行家」
2024/07/31 刊行
三羽省吾 著
わけあって故郷に背を向け、孤独に、不器用に生きる20歳の一郎と24歳の辰巳。魂が惹かれ合うように川辺の町で運命的な出会いを果たした「ふぞろいな相棒」に、未来はあるのか?「おすすめ文庫王国2024」エンターテインメントベストテン第3位の著者が、20歳の一郎と24歳の辰巳のわちゃわちゃした日々と不滅の絆を描いた、熱く切ない感涙の人生ドラマ。書評家・藤田香織氏おすすめ!厳つい名前の20代男子が、「たっちゃん」「いっくん」と呼び合う可笑しさと切なさ。 痛みを伴う「あの頃」を思い出せる年齢になった今だから沁みる。 彼らに出会えて本当によかった! ――藤田香織
2024/07/31 刊行
情報官・鈴木庫三の歩み
佐藤卓己 編著
目 次第一部 士官学校合格までの生い立ち「思出記」(ノート原稿、一九一八年一〇月)第二部 情報局情報官としての回想「国防国家と思想」(一九四一年一〇月執筆、『吉田博士古稀祝賀記念論文集』寶文館・一九四三年)資料編鈴木庫三年譜鈴木庫三著作目録解題 佐藤卓己「特異な軍人のエゴ・ドキュメント」
2024/07/31 刊行
安彦良和 著
ゼウス暗殺未遂の科で処刑寸前に、謎の怪人「黒の獅子王」に救われたアリオンは、父ポセイドンに会うため海へ出る。父と出会ったアリオンは……。
2024/07/31 刊行
揺れる世界をフランスから見る
広岡裕児 著
目 次はじめに序 章 第一章 ウクライナの戦争 第二章 プーチンの怨念第三章 アフリカ争奪戦 第四章 イスラエル・ハマス戦争第五章 古い世界、新しい世界 終 章
2024/07/31 刊行
玉村豊男 著
旅立ちにはしばしば憂鬱さが付きまとう。遭遇するトラブルを思うと尻込みしたくなる。だが、どんなに辛い旅であれ、得られる収穫は計り知れない。ひとつの出会いがかけがえのない人生の財産にもなる。若き日の海外放浪以来、数え切れない旅を経験してきた著者が、独自のノウハウやためになる失敗談を惜しげもなく披露。「自分の鞄は自分で持つ」「旅先で本を読む」「なんでもない風景」ほか39章で綴る、大人の旅への招待。
2024/07/31 刊行
情報官・鈴木庫三と教育の国防国家
佐藤卓己 著
戦後のジャーナリズム研究で、鈴木庫三は最も悪名高い軍人である。戦時中、非協力的な出版社を恫喝し、用紙配給を盾に言論統制を行った張本人とされる。超人的な勉励の末、陸軍から東京帝国大学に派遣された鈴木は、戦争指導の柱となる国防国家の理論を生み出した教育将校でもあった。「悪名」成立のプロセスを追うと、通説を覆す事実が続出。言論弾圧史に大きな変更を迫った旧版に、その後発掘された新事実・新資料を増補。
2024/07/31 刊行
ファーストフード帝国のゆくえ
鈴木透 著
先住インディアン、黒人奴隷、各国の移民らの食文化が融合したアメリカの食。そこからバーベキュー、フライドチキン、ハンバーガーなど独自の食文化が形成されたが、画一化されたファーストフードや肥満という問題をも引き起こした。そしていまアメリカではスシロールをはじめとする、ヘルシーとエスニックを掛け合わせた潮流が生まれ、食を基点に農業や地域社会の姿が変わろうとしている。食から読む移民大国の歴史と現在。
2024/07/31 刊行
東山彰良 著
呪術で死者を操る邪行少女ビビウ・ニエは、政府軍と反乱軍が争う戦場で何をしたのか? 壮大&沁みるラストまで一気読み――直木賞作家がふたたび戦争を描いた、美しくも切ない大河小説。
2024/07/22 刊行
町田そのこ 著
「あんたは、俺から花をもらってくれるのか」犯罪者だと町で噂されていた老人が、孤独死した。部屋に残っていたのは、彼が手ずから咲かせた綺麗な《花》――。生前知り合っていた女子高生・安珠は、彼のことを調べるうちに、意外な過去を知ることになる。淡く、薄く、醜くも、尊い。様々な花から蘇る記憶――。これは、謎めいた老人が描く、愛おしい人生の物語。
2024/07/22 刊行
悪名奉行茨木理兵衛
吉森大祐 著
天明の大飢饉、老中松平定信の「寛政の改革」失敗と、日本中の経済がどん底の時代。伊勢三十二万石の藤堂家も莫大な借金に喘いでいた。藩主高嶷は藩政改革を決意し、若き下級武士の茨木理兵衛を勘定方に大抜擢。実績を上げ、瞬く間に農政の重職・郡奉行に出世する理兵衛。着実に実績をあげる彼だが、藩の財政赤字は酷くなるばかり。彼はついに、財政再建の秘策「地割」敢行を決意する。だが門閥重臣たち旧弊勢力が理兵衛の前に立ち塞がる。さらに、藩全体を揺るがす大事件が――。感涙必至の歴史長篇。
2024/07/22 刊行