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村上春樹 著訳
それは「グレート・ギャツビー」翻訳への長い旅の始まりでもあった--ゆかりの地を巡る紀行、ゼルダの伝記など八篇のエッセイ、村上訳の二短篇、ライブラリーのための新訳エッセイを収録。
2007/07/10 刊行
理性の劇場
加藤尚武 編
ドイツ語の「イデアリズム」は「観念論」とも「理想主義」とも翻訳可能です。理性主義のもとで、哲学知を徹底し、同時に近代市民社会を完成するという高邁な啓蒙の理念には、しかし影もつきまといました。進歩の観念や理想が肥大化して悲劇に転化するのは歴史が教える事実であり、そこにこそカントやヘーゲルを現代に生かす理由があります。批判者たちの「反啓蒙」運動の再評価とともに、ドイツ近代哲学のアクチュアルな読み方を提示します。
2007/07/10 刊行
Cradle the Sky
森博嗣 著
ただもう一度、空に上がりたい――パイロットの「僕」は病院を抜け出し「彼女」のもとへ。記憶を失ったまま地上を逃げる「僕」。謎に満ちた逃避行の先に待っていたものは……?
2007/06/25 刊行
ブルーノ・タウト 著 篠田英雄 編訳
世界的建築家による三年間の日本滞在見聞記。桂離宮、伊勢神宮など建築物から禅、床の間など日本人の心象・季節感まで幅広く語る論考集。〈解説〉斉藤 理
2007/06/25 刊行
ジョルジュ・サンド 著 篠沢秀夫 訳
ベリー地方の田園地帯を背景に、野性の少女ファデットが恋に導かれ真の女へと変貌をとげる。双子兄弟との愛の葛藤を清新な自然描写と共に描く名訳を復刻。
2007/06/22 刊行
大石英司 著
全国大会での優勝経験もある、光が丘中学校吹奏楽部の夏の合宿先に選ばれたのは、神主島という、島原半島のほど近くに浮かぶ小さな島だった。しかし、この島で充実した合宿生活を送るはずだった彼らを待ち受けていたものは……。壮大な運命に立ち向かう少年少女たちを描いた、著者渾身の感動巨篇!
2007/06/22 刊行
澤田ふじ子 著
政治の実権から遠ざけられ、江戸幕府出先機関の機嫌取りに汲々とする京都朝廷や公家たち。権力をかざし横暴を尽くす御附武士から、妾になることを強要された貧乏公家の出戻り娘が見せる京洛の気概とは(表題作)。名手の鮮やかな手並みが冴える傑作時代短篇集。
2007/06/22 刊行
杉本苑子/永井路子 著
奈良時代の律令制度もある意味〝押しつけ憲法〟/公平な勤務評定があった鎌倉武士団/定家は出世亡者/清盛と田中角栄の日中国交回復/貞奴と一葉は女性史の表と裏――古代から明治へ、小説家としての立場で自由闊達に語り合い、埋もれた歴史の事実を掘り起こす。おもしろさ抜群の日本史。
2007/06/22 刊行
魂葬屋奇談
九条菜月 著
三日間だけだからとユキに拝み倒され、魂葬屋認定試験に駆り出された深波。限りなく日本語が怪しい千早と魂探知機能が不安な胡白につきあい、街を右往左往するはめになるが……!?
2007/06/22 刊行
柏枝真郷 著
誘拐事件の犯人だと名指しされた男が死んでいるのを発見した二人。否応なく仕事と向き合うことになるが、オーガストとの別れに動揺するドロシーは……恋も事件も、暴風警報発令中!
2007/06/22 刊行
横山信義 著
ハワイ島攻略を図る日本軍だが、敵の新鋭双戦F7Fと新型巡洋艦の速射性能の前に、戦艦「信濃」大破! 残る戦力を結集し挺身攻撃隊が再攻勢をかけるが……。太平洋の覇権の行方は!?
2007/06/22 刊行
ローマが残した無限の遺産
小林標 著
かつてローマ文明を支えたラテン語の生命力は、二千年経った現在でも衰えていない。ラテン語は、生物学などの学問やキリスト教に使われるとともに、イタリア語やフランス語、スペイン語などをも生み出した。さらに、その言語構造が持つ普遍性ゆえに、英語や日本語にも影響を与えている。身近な言葉や箴言、いまも残る碑文などの豊富な例をひきながら、ラテン語の特徴やその変遷、ラテン文学のエッセンスを楽しく語る。
2007/06/15 刊行
知識・経験・啓蒙
松永澄夫 編
イギリスとフランスの思想家たちが主役です。世界に先駆けて市民社会を成熟させたイギリスでは、とりわけ認識論、道徳哲学、経済思想に大きな革新が見られました。大革命前夜のフランスではいわゆる百科全書派が急進的な思想を展開しました。人間とその社会に対して根底的な批判が加えられ、新しいパラダイムが探求されたのです。理性の光は世界を照らし尽くせたでしょうか。本巻ではイタリアの先駆者ヴィーコも異彩を放ちます。
2007/06/10 刊行
「世界一平凡な大作家」の肖像
大島一彦 著
世の多くの人達は日常を退屈と見なし、さまざまな形でロマンティックな世界に憧憬を抱く。ところがここにロマン主義の弱点を見抜き、持前の機智とユーモアと皮肉と諷刺で平凡な日常を非凡な喜劇的世界に転じた作家がいる。漱石が「平凡の大功徳」を心得た写実の大家と絶讃し、山本健吉が「世界で一番平凡な大作家の一人」と評した、英国の天才女流ユーモリスト、ジェイン・オースティンである。その生涯と作品の全貌を描く。
2007/06/08 刊行
佐藤賢一 著
紀元前73年。自由を求めて花形剣闘士スパルタクスは起った。その行く手には世界最強ローマ軍が立ちはだかる!! 叛乱の英雄の活躍と苦悩を描く歴史大活劇。〈解説〉池上冬樹
2007/05/25 刊行