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新選組外伝・京都町奉行所同心日記
澤田ふじ子 著
江戸から京に配された東町奉行所の青年同心・大仏(おさらぎ)伝七郎は、かつて近藤勇や土方歳三と剣技を磨いた仲であった。新選組が尊王攘夷派を襲撃した池田屋事件からひと月後、池田屋で奉公していた若い女が刺殺された。伝七郎は手掛かりを求め、壬生(みぶ)の屯所に足を運んだ。そして歳三から一通の書状を見せられる……(「池田屋の虫」)。解説・縄田一男
2010/03/25 刊行
森村誠一 著
刑事の妻が不倫の情交中、相手の大学生を何者かに殺害されたうえ、強姦された。彼女はその後妊娠し、女児を出産する。殺人犯として捜査線に浮かんだのは、ヒマラヤで頂上アタックに失敗した際、仲間を見捨てて下山した登山家の津雲。心に重い十字架を背負う彼の前に、ある日、幼い娘を連れた女が現れる。解説・池上冬樹
2010/03/25 刊行
ジェローム・K・ジェローム 著 丸谷才一 訳
気鬱にとりつかれた三人の紳士が犬をお供に、テムズ河をボートで漕ぎだした。歴史を秘めた町や村、城や森をたどり、愉快で滑稽、皮肉で珍妙な河の旅が続く。数々のオマージュ作品を生み、いまだ世界で愛読されている英国ユーモア小説の古典。〈解説〉井上ひさし
2010/03/25 刊行
治承の巻Ⅰ
橋本治 著
安元三年、都では、亡き信西の乳母子・西光の息子が白山の寺僧達と加賀・鵜川で起こした騒動に端を発した叡山大衆の強訴、さらに大内炎上と事件が続く。重盛と愛情関係にあった藤原成親は、平氏の専横を憎み、後白河院の近臣達と俊寛の預かる鹿ヶ谷の山荘に集い、「平氏打倒」の謀議を重ねる。しかし、多田蔵人行綱の訴人によって事は露見し、院が背後で関与したことがわかると、清盛は院の罪を問い、幽閉しようとする。
2010/03/25 刊行
鹿島茂 著
パリに居座るゲニウス・ロキ(地霊)は、多くの秘密を生む――エッフェル塔、モンマルトルの丘から名もなき通りの片隅まで。数百年の時を経てなお、パリに満ちる「秘密」の香りは遊歩者(フラヌール)を惹きつけてやまない。夢の名残を追って現代と過去を行き来する、瀟洒なエッセイ集。
2010/03/25 刊行
バンダル・アード=ケナード
駒崎優 著
バンダルの元に持ち込まれたのは「正規軍を敵に回しそうな」厄介な依頼だった。傭兵隊としての存在そのものを脅かしそうなこの頼みを、シャリースはどうさばこうとするのか?
2010/03/25 刊行
谷甲州 著
ニューギニア戦線が膠着するなか、ラバウルからソロモン海を越え雷撃に向かう陸軍航空隊四式重爆撃機「飛龍」。敵夜間戦闘機の迎撃に苦戦を強いられるが、試製の禰式「翔竜」が配備され……。
2010/03/25 刊行
諸口正巳 著
街の異変は激しくなり、人々を襲い始めた。指を失った時計士シリルは、壊れてしまった〈世界時計〉を直すため、世界中に飛び散った部品を集め、不死身の町兵アンスルらと運命の地へ向かうが!?
2010/03/25 刊行
諸口正巳 著
突然人間が昆虫になり、奇怪なマスク姿の町兵が溢れる街ベクス。元一級時計士の青年シリルは、危機から助け出した兵士アンスルに、「あなたなら世界を直せるかもしれない」と告げられ……。
2010/03/25 刊行
大石英司 著
対馬での日韓の激闘の裏では、ネットを舞台にした情報戦が展開していた。前線でなくては知り得ない情報を流す謎の人物「ケナリ」とは? 特命を受け、「聞いたこともない」作戦に司馬が挑む!
2010/03/25 刊行
東アジア伝統文化のなかで
上垣外憲一 著
日本文化は二千年に及ぶ東アジア世界の交流の中で形づくられ、展開してきた。渡来人による先端技術移転、遣唐使派遣、密教の伝来、禅僧がもたらした宋文化や朱子学の受容など、貪欲に先進文化を取り入れてきた。そのいっぽうで、科挙制度など、受け入れなかったものも数多い。交流の歴史という視点からはじめて見えてくる日本の国のすがたをエピソード豊かに綴り、前近代東アジア文化が備えていた先進性を再評価する。
2010/03/12 刊行
牧太郎 著
年齢四十七、職業は週刊誌編集長。首相のスキャンダルを、オウム真理教の悪徳を暴いた、働き盛りの男が「地雷」を踏んだ。脳卒中である。右半身の自由を奪われ、言葉を無くした。暗澹たる絶望の淵。死の誘惑が胸をよぎる。だが、マスコミが混迷する世紀末、男は・もう一度社会悪と格闘するまで死ねない・と決意する。テーマソングは「上を向いて歩こう」。闘病六年。強いが優しい男が時代の現場に復活する。障害は「個性」だ。
2010/03/12 刊行
岸本葉子 著
カルチャーセンターにはまり、カヌーやデトックスにも挑戦。人気エッセイストの日々は疲れしらず。流されずに、しなやかに生きる女性のための応援エッセイ。
2010/02/25 刊行
丸谷才一 著
美味を訪ねて東奔西走、和漢洋の食を通して博識が舌上に転がすは香気充庖の文明批評。序文に夷齋學人・石川淳、巻末に著者がかつての健啖ぶりを回想。
2010/02/25 刊行
玉村豊男 著
英国式ローストビーフとアジの干物の共通点は? 刺身もタコ酢もサラダである? 火・水・空気・油の四要素から、全ての料理の基本を語り尽くした好著。〈解説〉日髙良実
2010/02/25 刊行