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有吉佐和子 著
歌舞伎の創始者として不滅の名を謳われる出雲の阿国だが、その一生は謎に包まれている。日本芸能史の一頁を活写し、阿国に躍動する生命を与えた渾身の大河巨篇。
2014/06/25 刊行
植松三十里 著
徳川家康の子に生まれ、十一歳で人質として豊臣秀吉の養子となった於義丸。天下人に命を弄ばれた男が見た覇権の真実とは。結城秀康の波瀾万丈の生涯!
2014/06/25 刊行
熱狂の真実
高田博行 著
ナチスが権力を掌握するにあたっては、ヒトラーの演説力が大きな役割を果たした。ヒトラーの演説といえば、声を張り上げ、大きな身振りで聴衆を煽り立てるイメージが強いが、実際はどうだったのか。聴衆は演説にいつも熱狂したのか。本書では、ヒトラーの政界登場からドイツ敗戦までの二五年間、一五〇万語に及ぶ演説データを分析。レトリックや表現などの面から煽動政治家の実像を明らかにする。
2014/06/25 刊行
近代日本初の対外戦争の実像
大谷正 著
1894年の夏、日清両国が朝鮮の「支配」をめぐり開戦に至った日清戦争。朝鮮から満州を舞台に戦われた近代日本初の国家間戦争である。清の講和受諾によっていったん終わりをみるが、割譲された台湾では、なお泥沼の戦闘が続いた。本書は、開戦の経緯など通説に変更を迫りながら、平壌や旅順の戦いなど、各戦闘を詳述。兵士とほぼ同数の軍夫を動員、虐殺が散見され、前近代戦の様相を見せたこの戦争の全貌を描く。
2014/06/25 刊行
佐々木譲 著
昭和十七年、日本軍はシンガポールを占領し、昭南島と改名した。過酷な軍政を敷く帝国軍に華僑は抵抗する。戦争という歴史の歯車が軋みを上げる中、己の存在に悩む光前はついに決断する。自分自身の手で自分が何者なのかを示すことを。そして東条英機暗殺計画が密やかに進行し始めた……。
2014/06/25 刊行
龍睛の刻1
千葉暁 著
皇帝戴冠一〇周年が近づくにつれ《正統ロタール=エリダーヌ帝国》の皇都ヘロースは賑わいを深めていく。レクミラーは記念式典最大の催しである《操兵闘技大会》に、臣下たちが誰も予想し得ない「ありえない国」の参加を密かに企図していた!『群狼伝』から始まった、西方大陸の歴史についに終幕が訪れる。最終章、龍睛の刻、始動――
2014/06/25 刊行
ガテラルデイズ
あやめゆう 著
世界の《外側》に独りきり。 それでいいし、そうあるべきだ。 なのに、なんだって僕はこんなに焦って夜の街中を走り回っているのか。他人の思考が読めてしまう異能の発現に、一野の部屋へ避難して受験勉強するようになった花梨。そんなある日、人気バンドの周辺で集団暴行事件が起こる。二年前、サイトウリサーチのメンバーを出会わせた事件との連続性が疑われ、事務所総出で解決に当たることになるが、まだ未熟な花梨を連れ出すことに気が進まない一野は……
2014/06/25 刊行
ナイトランナーⅠ
リン・フルエリン 著 浜名那奈 訳
「あなたはぼくのことをほとんど知りません。どうしてぼくなんかを連れて行こうとするんです?」「確かにわたしはお前を知らない。おそらく、お前を見ていると思い出すせいだろう――」「あなたの昔の知り合いを?」「昔のわたしをだ」無実の罪でとらえられた少年アレクは、奴隷商人に売られる前夜、謎の男サージルに伴われ脱獄する。幾つもの名を持つ密偵である彼に弟子入りしたアレク。初仕事は、闇の帝国プレニマーの高官から情報を得ることだったが、知らず持ち帰った「宝」のせいで二人は高額賞金首、その上、仕掛けられた呪いにより、サージルは瀕死に!! 解呪できるのは魔法王国スカラの魔術師だけ。予期せぬ出会いにより結びつけられた二人は、追っ手から逃れ、スカラに辿りつけるのか――!?
2014/06/25 刊行
ナイトランナーⅠ
リン・フルエリン 著 浜名那奈 訳
「あいつの血から、最後の一滴まで毒を抜き取ってやった。すぐによくなる」「アコテアだったのですか?」「まさしくアコテアだ。珍しい毒で、効き目がすさまじい。おそらく、そいつが円板から肌に染み込んで、サージルを弱らせたせいで、呪いが一段と早く効いてきたんだろう」魔法王国スカラの首都リーミニーに到着したアレクと瀕死のサージルは、待ちうけていたナイサンダーに連れられ、魔法使いたちが集う《オレースカの館》に向かう。師、ナイサンダーの尽力により危ういところで命を留めたサージルだが、消しきれない呪いの残滓は、深くその胸に刻まれたままだった。一方、初めて目にする煌びやかな街に圧倒されるアレク。サージルに永遠の忠誠を誓い、密偵として生きることを決意した彼は、この街でなすべきことを探ろうとするが――!?
2014/06/25 刊行
ナイトランナーⅠ
リン・フルエリン 著 浜名那奈 訳
「サージルは――サージルは拷問を受けるんでしょうか?」「それは容疑の内容によると思うが」「執行吏は反逆罪だって言ってました」「ああ。それなら大いにあり得る」「くそったれ、セロ、この考えなしが! しっかりしろ。そんなことナイサンダーが許すもんか」「ナイサンダーに口出しできるか疑問だな」試練に合格し《監視者》として認められたアレクのお披露目に湧く夜、突然踏み込んできた執行吏にサージルが拘束された。罪状は、女王に対する反逆罪。獄中のサージルから伝えられた暗号とセロの助力により、アレクとマイカムは犯人を突きとめる。だが、その背後にはさらに巨大な組織の存在が隠されていた――高位魔術師ナイサンダーの指揮下、《監視者》たちは都に張りめぐらされる陰謀へと立ち向かう!
2014/06/25 刊行
朔月京物の怪語り
沙藤菫 著
物の怪が跋扈する都の貸し物屋、登花楼に持ち込まれる次の依頼とは? 登花楼の主・桃花と武闘派・青葉、ふたりの過去が明らかになる。登花楼で正式に働き始めた伊織は、物の怪の依頼をこなし、月白の面倒を見る毎日。孤独な桃花が示す親愛の情を、素直に受け止められずにいた。物の怪達の祭りの日、桃花が見台を抜け出してしまう。その上、入れるはずのない人間の少年とはしゃいでいた。だが桃花至上主義の菖蒲が身分違いの親交を許すはずもない。さらに祭り囃子に紛れて、桃花を狙った陰謀が進んでいた。伊織も否応なく巻き込まれていくが……。
2014/06/25 刊行
中島京子 著
43歳シングル女子、まさかの転機に直面す――無情な肩たたきの憂き目に遭って、会社員からアパート管理人に転身した茜。昭和の香り漂う「花桃館」の住人は、揃いも揃ってへんてこで……。若くはないが老いてもいない。先行きは見通せずとも、進む方向を選ぶ自由がある。人生の折り返し地点の惑いと諦観を、著者ならではのユーモアに包んで描く長編小説。
2014/06/25 刊行
富樫倫太郎 著
信濃の守護・小笠原長時との戦で、窮地に陥った武田軍を、自らの軍配で救い、無敵の軍団に変貌させた山本勘助。一方、曾我冬之助は、予測不能な天才・長尾景虎の軍配者となった。だが、景虎と彼に反目する家臣団との対立を目の当たりにしてしまう――。第三の軍配者・冬之助は、好敵手・勘助率いる武田軍と戦場で、相見えることができるのか!?
2014/06/25 刊行
富樫倫太郎 著
常勝武田軍を、鬼神の如く翻弄した長尾景虎。だがその強さゆえ、今川、武田、北条を一挙に敵に回し、第二次川中島の戦いでは敗北してしまう。さらに重臣との衝突に倦んだ彼は、突如高野山へ出家。再び迫り来る武田軍団を前に冬之助は、景虎こと謙信と共に上杉家をまとめ上げ、己の軍配を振るうことができるのか? 三部作完結篇。
2014/06/25 刊行
柳蒼二郎 著
時は明暦。家康がもたらした太平の世が次第に息苦しさを増す中、幕府の将来を憂慮した知恵伊豆こと老中・松平信綱は、江戸全体を陥れる、無謀かつ非情な陰謀を企てた。一方、信綱と因縁浅からぬ旗本奴・水野十郎左衛門は日々に倦んでいた。しかし、この陰謀を知り動き出す……。江戸水滸伝三部作、第二弾。『無頼の剣』を改題。
2014/06/25 刊行