ホーム > 検索結果
全10812件中 6555~6570件表示
警視庁渋谷南署・岩沢誠次郎の激昂
沢村鐵 著
同時発生した警察を狙う異様な事件。晴山警部補は、警視庁内で同僚の拳銃自殺を目の当たりにした。取調べを担当した公安刑事から、彼はある取引を持ちかけられるが……。一方、交番巡査銃撃事件の捜査に乗り出す岩沢巡査部長は、渋谷に漂う不穏な空気を感じ取る。東京を襲う非常事態に、「クラン」が遂に動き出す! 書き下ろしシリーズ第二弾。
2015/12/25 刊行
明日は銀河を
佐藤大輔 著
第一次オリオン大戦の二人の〝英雄〟、防衛省の永井政務次官補と地球連邦宇宙軍の南郷少佐は、〈凍れる惑星〉リェータに降り立った。戦後不況に苦しむこの惑星では住民の不満が高まり、クローンへの迫害を始めとする暴力行為が頻発。ついにその気運は連邦からの独立運動へと収斂し始め……。二十二世紀末、銀河へと版図を広げた人類の苦闘を描くSF巨篇、第二弾!
2015/12/25 刊行
鹿島茂 著
西園寺公望、成島柳北、原敬、獅子文六……。最盛期のパリを訪れた日本人が見たものとは? 文庫用に新たに「パリの昭和天皇」収録。〈解説〉森まゆみ
2015/12/20 刊行
あさのあつこ 著
「闇医者」おゑんが住む、竹林のしもた屋。江戸の女たちにとって、そこは最後の駆け込み寺だった――。女たちの再生の物語。〈解説〉吉田伸子
2015/12/20 刊行
関川夏央 著
寝台列車やローカル線、路面電車に揺られ、懐かしい場所、過ぎ去ったあの頃へ。昭和の残照に思いを馳せ、含羞を帯びつつ鉄道趣味を語る、大人の時間旅行。
2015/12/20 刊行
谷口吉郎 著
一九三八年、ベルリンに赴任した若き日の建築家。建設総監シュペールとの面会、開戦前夜の市民生活などが透徹な筆致で語られる。〈解説・堀江敏幸〉
2015/12/20 刊行
倉本一宏 著
蝦夷・入鹿父子は六四五年の乙巳の変で討たれたが、蘇我氏は滅亡せず、以後も国家権力の中枢に位置した――。稲目を始祖とした馬子、蝦夷、入鹿の四代はいかに頭角を現し、大臣として国制改革を推し進めたのか。大化改新後、氏上となった倉麻呂系は壬申の乱へとつづく激変の時代をどう生き延びたのか。六世紀初頭の成立から天皇家を凌駕する権勢を誇った時代、さらに平安末期までを描き、旧来の蘇我氏イメージを一新する。
2015/12/20 刊行
「大統領的首相」の軌跡
服部龍二 著
自主憲法制定を訴えるタカ派、主張を変える「風見鶏」、首相就任時も、田中角栄の影響下「田中曽根内閣」と批判された中曽根康弘。だが「戦後政治の総決算」を掲げた中曽根は「大統領的首相」の手法によって、国鉄などの民営化を推進、中韓と蜜月関係を築き、レーガン米大統領やサミットを通し、日本の国際的な地位を大きく上昇させる。本書は中曽根の生涯を辿り、日本が敗戦から1980年代、戦後の頂点へと向かう軌跡を追う。
2015/12/20 刊行
魔都の終りとハーフボイルド・ワンダーカジノ
戒能靖十郎 著
命がけの泥棒競争を経て絆が深まったおれ“未来の大泥棒”ルウィンと、完全無欠の魔法使い、美少女剣士、役立たずの四人組。満を持して秘宝「異界の海」を盗みだそうとカジノに乗り込んだが、暗黒街の帝王アルディノの返り討ちに合う。宿敵“怪盗”レイドに助けられてやっとのことで逃げ出したが、すっかり心折れてしまった仲間はばらばらに。しょせんおれたちはなにもできないポンコツさ……ってこのままで良いのか!?
2015/12/20 刊行
機動部隊激突
横山信義 著
ドイツが接収したソ連製兵器や、新型Uボートの投入により、欧州戦線は膠着状態に陥った。大損害を被った英軍は、米軍にB29の欧州投入を要請。だが、米軍は日本本土への攻撃を優先させるため、取り合わない。一方、太平洋では迫り来るB29の脅威を除くために、日本海軍はマリアナ奪回に打って出た。マリアナを死守するため、機動部隊を出撃させた米軍と一進一退の攻防の中、ついにマリアナ諸島北部のアグリハン島沖で激突するが――。ドイツの技術流入により高性能化した兵器を駆使する、もう一つの日米決戦の世界。待望のシリーズ第五弾!
2015/12/20 刊行
堀文子 著
師も、弟子も持たず、ただ夢中になれるものだけを描いてきた日本画家・堀文子。人生観を変えた数々の旅、慣れることを怖れ重ねた転居、病を得てのめり込んだ顕微鏡の中の極小の世界。さまざまにうつりかわる対象とともに、歩んできた軌跡を辿る自伝。
2015/12/20 刊行
チャンピオンに学ぶ人生勝利学・失敗学
山口香 著
真央、なでしこ、錦織ら現役スターから、柔道の嘉納治五郎・山下・篠原、「東洋の魔女」らのレジェンドまで、本物のチャンピオンの資格を問う。メダリストになっていい人、悪い人とは? JOC理事として東京五輪に注力し、柔道界の改革にも邁進する「女姿三四郎」からの問題提起。
2015/12/11 刊行
激変する「出世レース」
岸宣仁 著
山県有朋以来の国家公務員試験とキャリア制度のあり方に激変が起きた! 東大法学部卒の事務官が優遇される従来の人事慣行はどうなるのか?また、内閣人事局をはじめとする「政治主導」はどこまで浸透するのか? 三十有余年にわたって取材してきた霞が関ウォッチャーが斬り込む
2015/12/11 刊行
新城道彦 著
1910年8月、日本は大韓帝国を併合した。最大の懸案だった皇帝一族の処遇については、王族・公族の身分を華族より上に新設し、解決を図った。1945年8月の敗戦まで、男子は軍務に就くなど、皇族同様の義務と役割を担う。異民族ながら「準皇族」扱いされた彼らの思いは複雑であり、日本に忠誠を尽くす者、独立運動に関与する者など多様であった。本書は、帝国日本に翻弄された26人の王公族の全貌を明らかにする。
2015/12/11 刊行
東京・ワシントン・沖縄
福永文夫 著
1945年の敗戦後、マッカーサーを頂点にGHQの支配下に置かれた日本。当初占領政策は非軍事化・民主化を推進、平和主義を追求した日本国憲法が花開く。だが冷戦が深まる中、日本を「反共親米」にすべく、政策は経済復興に転換される。51年、朝鮮戦争の最中に結ばれたサンフランシスコ講和条約は日米安保条約とセットの締結となった。本書は、21世紀まで続く「戦後体制」が創られた日本占領7年間の全貌を描く。
2015/12/11 刊行