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前哨
谷甲州 著
サイパン島での日本守備隊の頑強な抵抗により、米軍の攻撃目標は硫黄島へと移る。本土では空襲に備えた戦闘訓練中、敵偵察機が出現。夜間戦闘機・極光は追跡を開始するが……!?
2016/01/25 刊行
第Ⅲ部 動乱の序章3
茅田砂胡 著
グラハム卿ら西部領主たちが反旗を翻した。身内の裏切りによりウィンザに出陣していた国王ウォルの軍は大敗、ラモナ騎士団も壊滅する。タンガ・パラスト両国はデルフィニアに宣戦布告し、ウォルは囚われの身に……。しかし、この一大事に何故か王妃リィは姿を消し、残された人々は国王救出に奔走する!
2016/01/25 刊行
山田耕筰 著
幼年時代、義兄ガントレットに西洋音楽の手ほどきをうけた耕作は、やがて東京音楽学校に入学、岩崎小弥太の後援をうけ、日本人で初めてベルリンの王立音楽院に入学する…。童謡・オペラの作曲を始め、わが国交響楽運動の創始者として、近代音楽史に輝かしい足跡を残した、山田耕筰の破天荒な青春記。 〈解説〉井上さつき
2016/01/25 刊行
旅順実戦記
櫻井忠温 著
日露戦争の激戦から瀕死の重傷を負いながら生還した一将兵による実戦記。戦場の有様と兵士たちの心情を描いた本作品は世界的に評価され、各国で翻訳された。だが、ここから生まれた「肉弾」という造語はやがて精神主義の標語として悲惨な戦争に迎えられていく。稀代の問題作を、百余年を経て新字新仮名にて初文庫化。〈解説〉長山靖生
2016/01/25 刊行
大石英司 著
中国軍が南沙に建設していた滑走路が、一晩で消滅した。当初は台風被害だと思われたが、偶然海から発見された映像から、何者かに襲撃された事実が浮かびあがる。怒る中国はフィリピン軍、その背後に米軍の関与を疑うが、映像には驚くべきものもが映し出されていた。それは、日本人なら誰もが知る有名な戦艦――絶対に《存在しない》日本の戦艦の姿だ。その情報を得た日本政府は、自国に火の粉がふりかかる前に調査を命じる。乗り込んだのは司馬光二佐と《サイレント・コア》の姜小隊。南沙を訪れた彼らは、謎の敵を追うことになったのだが――?
2016/01/25 刊行
前哨
谷甲州 著
三式中戦車の奮戦により、日本軍はサイパン島内の要所・ガラパン三叉路にて米軍戦車隊の迎撃に成功した。さらに、テニアン島の敵基地を翔竜で空襲。米軍のサイパン・テニアン島の基地整備計画を頓挫させた。これにより米軍は上陸目標を硫黄島に変更し、日本本土への新たな空襲拠点確保を目論む。一方、駿河湾上空での防空戦闘訓練中、夜間戦闘機「極光」が敵偵察機を発見。日中の高高度という過酷な条件下で、極光は搭載した呂式三号爆弾による空中雷撃を試みるが……。戦局はついに、本土上空へと拡大する!
2016/01/25 刊行
鹿島茂 著
明治の元勲・西園寺公望、江戸最後の粋人・成島柳北、平民宰相・原敬、宮様総理・東久邇宮稔彦、京都出身の実業家・稲畑勝太郎、山の手作家・獅子文六……。ベル・エポックから両大戦の間、最盛期のパリで日本人が見たものとは? 文庫化にあたり書下ろし「パリの昭和天皇」収録。
2016/01/25 刊行
三木原慧一 著
1923年9月1日、関東に大地震が発生! タイムスリップした自衛軍特殊部隊の主導による事前対策が功を奏し、一次被害は大幅に軽減した。だが、多くの避難民が逃げまどうなか、朝鮮独立運動結社「義烈団」と共産主義武装組織「赤色戦線戦士同盟」による破壊工作が東京市各所を襲う。彼らの最終目的は炎の竜巻「火災旋風」を発生させ、帝都を灰燼に帰すこと――。自衛軍精鋭を中枢とする関東防災総司令部は、総力を挙げてこれに対抗。山本五十六中佐を擁する戦艦「長門」、大西瀧治郎大尉の操るAT飛行船、加えてハルゼー中佐座乗の米海軍シェナンドー飛行船の協力を得て、凶悪なるテロリストと恐るべき大火災に挑むが……!?
2016/01/25 刊行
三木原慧一 著
20XX年、原子炉爆発に巻き込まれた自衛軍特殊部隊は時空を超え大正12年3月――関東大震災の半年前へタイムスリップする。事態を把握した隊員たちは元首相・高橋是清への直談判を突破口に政府首脳の信頼を獲得。震災の被害を軽減すべく、ラジオの普及、ブルドーザー開発の繰り上げ、家屋の耐震補強、警察・消防との図上演習等、技術面から法整備まで様々な対策に着手した。だが、極秘裏に進めていた活動を米政府が察知、調査のためハルゼー海軍中佐が来日する。さらに〈二銭銅貨〉を名乗る存在から「未来人の技術を解放せよ」との脅迫状が……。21世紀の知識と100年前のテクノロジーで大災害に立ち向かう男たちの闘いが始まる!!
2016/01/25 刊行
坂崎重盛 著
日の落ちないうちに町にたどり着き、商店街や路地、横丁を歩き回る。行きずりの一見客として店ののれんをくぐり、そこで、一杯。浅草、赤羽、森下、銀座……。散歩の延長のように酒場を巡り煮込みを食す、不良隠居の酩酊感あふれる23のエッセイ。「盟友」吉田類との対談を収録する。
2016/01/25 刊行
樋口明雄 著
家族を失い、絶望していた元刑事の村越は、雪の山中で中国人の梨花と出会う。外国人研修生として来日した彼女は、派遣先の農家で過酷な労働と辱めを強いられ逃げてきたのだ。その背後に迫る残虐な刺客――なぜ梨花は命を狙われるのか。研修制度に潜む闇とは? 孤独な魂を持つ者たちの決死の逃避行が始まる!
2016/01/25 刊行
谷口吉郎 著
一九三八年、日本大使館の改築のためベルリンに赴任した著者。改築資材を求め奔走し、歴史的建築物を訪ね歩く日々だが、戦火は否応なく迫っていた。建設総監シュペールとの面会、ベルリン芸術週間――歴史の転換点に立ち会ったモダニズム建築の巨匠、若き日の記録。〈解説〉堀江敏幸
2016/01/25 刊行
吉井勇 著
近代短歌の巨星・吉井勇が晩年近くに、それまでの自作から代表作として二四〇二首を選んだ精選集。耽美派がたどり着いた境地。〈解説・年譜〉細川光洋
2016/01/21 刊行
震災をめぐって考えたこと
池澤夏樹 著 鷲尾和彦 写真
薄れさせてはいけない。あの時に感じたことが本物である――被災地を歩き、多面的に震災を捉えた唯一無二のリポート。文庫新収録のエッセイを付す。
2016/01/21 刊行
道尾秀介 著
全てを失った家具職人の東口と、家無き仲間たち。そこに飛び込んできたのは、謎の女と奇妙な修理依頼――巧緻なたくらみとエールに満ちた傑作長篇!
2016/01/21 刊行