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海軍青年将校たちの「昭和維新」
小山俊樹 著
昭和恐慌下、民衆が困窮を極める中、政党政治の腐敗を憂える海軍青年将校らが起こした五・一五事件。首相を暗殺し、内大臣邸・警視庁を襲撃、変電所爆破による「帝都暗黒化」も目論んだ。本書は、大川周明、北一輝、橘孝三郎、井上日召ら国家主義者と結合した青年将校たちが、天皇親政の「昭和維新」を唱え、兇行に走った軌跡を描く。事件後、政党内閣は崩壊し軍部が台頭。実行犯の減刑嘆願に国民は熱狂する。昭和戦前、最大の分岐点。
2020/05/15 刊行
国際政治から見る感染症と健康格差
詫摩佳代 著
人類の歴史は病との闘いだ。ペストやコレラの被害を教訓として、天然痘を根絶し、ポリオを抑え込めたのは、20世紀の医療の進歩と国際協力による。しかしマラリアはなお蔓延し、エイズ、エボラ出血熱、新型コロナウイルスなど、新たな感染症が次々と襲いかかる。他方、現代社会では、喫煙や糖分のとりすぎによる生活習慣病も課題だ。医療をめぐる格差も深刻である。国際社会の苦闘をたどり、いかに病と闘うべきかを論じる。
2020/05/15 刊行
国内潮流が決める国際関係
益尾知佐子 著
世界各国と軋轢を起こす中国。その特異な言動は、中華思想、米国に代わる世界覇権への野心などでは説明できない。なぜ21世紀に入り、中国は海洋問題で強硬姿勢に出たのか、経済構想「一帯一路」を始めたのか――。本書は、毛沢東・鄧小平から習近平までの指導者の動向、民族特有の家族観、社会の秩序意識、政経分離のキメラ体制など国内の潮流から、中国共産党を中心とした対外行動のルールを明らかにする。
2020/05/15 刊行
中西宏明/神津里季生/小峰隆夫/玄田有史/森喜朗/二宮清純/田嶋幸三/鈴木一人/細谷雄一/詫摩佳代/渡辺靖/佐藤優/飯島渉/ヤマザキマリ 著
新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界大恐慌以来最悪の景気後退が予測されている。迫り来る「コロナ恐慌」を、日本はいかにして乗り切るのか?そして、「コロナ後」の世界秩序はどうなるのか?(『中央公論』2020年6月号特集の電子化)<日本の選択>●経団連会長のグローバル危機克服策経営者は「変化はチャンス」の発想を中西宏明●連合会長、あいまいな政府の対応にもの申す一過性に終わらないセーフティネットを急げ神津里季生●日本経済を襲うコロナショック需要、供給、所得を止める未曽有の複合危機小峰隆夫●労働経済学×希望学×危機対応学からのヒント異常と変化に対応しうる「働き方」へ玄田有史●五輪に「ワンチーム」は可能か?安倍さん、小池さん、山下さん、そしてバッハ会長のこと森 喜朗聞き手 二宮清純●JFA会長の闘病、生還、そして今後私もサッカーも五輪もコロナに負けない!田嶋幸三<世界の変容>●【鼎談】パックス・アメリカーナの終焉が来る?アフターコロナの地政学鈴木一人×細谷雄一×詫摩佳代●トランプvs.バイデン 異例の「戦時」大統領選挙渡辺 靖●ポスト・コロナの世界を予見する国内の行政権が強まりグローバリズムは後退する佐藤 優●「疫病史観」による中国の一〇〇年と新型肺炎飯島 渉●感染拡大するイタリア その医療体制と国民性日伊 国際電話で交わした夫婦の議論ヤマザキマリ
2020/05/15 刊行
アベノミクスの源流をさぐる
土居丈朗 編著
21世紀最初の二〇年間の日本の経済政策は、財政健全化とデフレ脱却を追求し続けてきたといえる。そこでは次々に襲いかかる危機の克服に経済学の知恵が問われた。官邸主導で展開されたアベノミクスも例外ではない。小泉内閣以降、経済政策の立案に加わった五人の経済学者、伊藤隆敏、岩田一政、大田弘子、竹中平蔵、吉川洋の各氏との対談を通じて得た現場での議論を踏まえ、現在行われている政策の核心に迫り、今後の課題をあぶり出す。
2020/05/08 刊行
父と娘の事件簿
田中亜紀子 著
父が認知症になった! それなのに運転免許を絶対に手放そうとしない父。もうちょっとで火事を出しそうになったり、病院で大暴れをしたり。気付くと部屋は血の海で、その中、驚愕の姿で佇む父……。これはもう、事件簿としか言いようがない! バブル期にOL生活を送り、自由を謳歌してきた著者が、独りで認知症の父と向き合うことに。人が変わってしまった父と娘の毎日をコミカルにつづった介護奮闘記。
2020/05/08 刊行
『オズの魔法使い』が教えてくれる幸福への道
ピーター・ガッツァーディ 著/ハリー杉山 訳
ニューヨークに住む友人の家を訪ねていたときのことだ。彼の書棚にある一冊の本が目を引いた。特大版で、派手なカバーには、『オズの魔法使い』でドロシーが着ていた青と白のギンガム・チェック姿のジュディ・ガーランドの写真があった。ページをめくっていて、次のような思いが浮かんできた。人生の長い期間を本の編集に捧げ、たくさんの知恵を身につけてきたけれども、私が学んだ知恵のほとんどは、最初子供のときに見たこのすばらしい映画の中にある……。――本書より
2020/05/08 刊行
アベノミクスの源流をさぐる
土居丈朗 著
21世紀最初の二〇年間の日本の経済政策は、財政健全化とデフレ脱却を追求し続けてきたといえる。そこでは次々に襲いかかる危機の克服に経済学の知恵が問われた。 官邸主導で展開されたアベノミクスも例外ではない。小泉内閣以降、経済政策の立案に加わった五人の経済学者、伊藤隆敏、岩田一政、大田弘子、竹中平蔵、吉川洋の各氏との対談を通じて得た現場での議論を踏まえ、現在行われている政策の核心に迫り、今後の課題をあぶり出す。
2020/05/08 刊行
高橋義夫 著
最上義光、山形に立つ。父・義守との家督相続争いや天童・白鳥氏、そして伊達氏らとの峻烈な内憂外患をいかに乗り越え、山形に君臨することができたのか!? 伊達政宗との抗争から上杉軍と激闘を繰り広げた一六〇〇年九月の〝北の天下分け目の戦い〟まで、義光の「負けまい、勝つまいの戦」を見よ! 山形在住の直木賞作家による渾身の歴史巨篇。(目次より)一章 小僧丸/二章 人質/三章 本懐/四章 御所の方/五章 四面楚歌/六章 天童合戦/七章 宿敵/八章 その君の名を/九章 出羽の大守/十章 伊達政宗/十一章 大崎内紛/十二章 お東様/十三章 奥羽仕置/十四章 三条河原/十五章 天下分け目
2020/04/30 刊行
最上義光 もうひとつの関ヶ原
高橋義夫 著
ようやく父・義守一族との諍いに終止符を打った最上義光だったが、妹の義姫の嫁ぎ先である伊達氏との峻烈な抗争が始まった。甥の伊達政宗との確執から、東軍側につき、上杉軍と激闘を繰り広げた一六〇〇年九月の〝北の天下分け目の戦い〟までを描き、義光が追求した「さむらい道」の真髄に迫る歴史巨篇。義光の「負けまい、勝つまいの戦」を見よ!解説・清原康正(目次より)九章 出羽の大守/十章 伊達政宗/十一章 大崎内紛/十二章 お東様/十三章 奥羽仕置/十四章 三条河原/十五章 天下分け目(本文より) 遠国の大名を滅ぼして天下統一をくわだてるのは覇道であって、義光の考えるさむらい道とはあい容れない。武辺にのみ頼る武士は、それによって身を滅ぼす。義光はそう思っていた。
2020/04/30 刊行
刑事・鳴沢了
堂場瞬一 著
堂場瞬一史上売上NO.1シリーズ第三弾!これはただの詐欺事件ではない、殺人事件だ――。青山署の生活安全課へと異動した鳴沢了は、「K社」の符号で呼ばれる出資詐欺グループを追う。事件は被害者の自殺、関係者の変死へとつながり、背後には中国系マフィアの存在が浮かび上がる。捜査が困難を窮める中、かつての友で、NY市警刑事である内藤七海が了に力を貸す。
2020/04/30 刊行
和田誠 著
星新一から村上春樹まで――かくも愉しき装丁今昔洗練と温かみを両立させたそのデザインの源泉は、幅広い好奇心と書物への愛着。依頼を受け、ゲラを読み、絵を描き、文字を配して、紙を選ぶ。描き文字の工夫、レイアウトや配色の妙、画材あれこれ、紙の質感にも心を配って、一冊が出来上がるまでのプロセスを具体的に紹介。数多の装丁を手がけた和田さんが、惜しみなく披露する本作りの話〈電子版は和田さんの装丁をカラーで満載〉
2020/04/30 刊行
内閣総理大臣・三崎皓子
幸田真音 著
与党・明正党の総裁選で惜敗しながら、野党議員の投票により日本初の女性総理大臣となった三崎皓子。党の重鎮議員の反対で組閣もままならない。そんななか、危機管理官より、「秩父に大雨が降っており、このままでは荒川が決壊、都心が水に沈む可能性がある」との情報が入る。さらに追い打ちをかけるように、台風八号と九号が発生。皓子は日本では例がない「緊急事態宣言」を提案するが、経済の停滞を理由に閣内で反対の声が上がり――。荒川河川事務所の所長・里見はその頃、隅田川流域への被害を回避すべく奮闘していた。刻々と上がる水位、そしていよいよ、水門を閉める決断をするときが来た――。あかね銀行のディーリングルームではその頃、「なんだこれは!」絶叫が響いていた。一瞬でドル円相場が20円も飛び、159円をつけたのだ。「ガラだ! 大暴落だ!」――。東京都心を直撃する大規模な自然災害、ゼロ金利政策を続ける日銀への信用不安。いつ現実のものとなってもおかしくない二つの危機に襲われた日本を、皓子はどのように救うのか?
2020/04/30 刊行
増補新版
田村隆一 著
小海線の車窓の眺め、若狭の水、奥津の温泉……。荒地の詩人は、ウイスキーを道連れに日本各地に旅立った。「ぼくの感情旅行」と雑誌『旅』の作品を中心にユーモラスな十二の紀行文とエッセイ「ぼくのひとり旅論」を収める。〈ニホン酔夢行〉。単行本未収録の北海道紀行を増補。〈解説〉長谷川郁夫■目次隠 岐/若 狭―小浜/伊 那―飯田・川路温泉/北海道―釧路/奥 津/鹿児島/越 前―越前町・三国町/越 後―新潟/佐 久―小海線/東 京―浅草/京 都/ 沖 縄ぼくのひとり旅論あとがきにかえて解 説 長谷川郁夫
2020/04/30 刊行
貝塚茂樹 訳注
二千五百年の長きにわたり読み継がれ愛されてきた、孔子やその弟子たちの言行録。簡潔・素朴でありながら深い含蓄のある言葉の数々には、生きる智恵が詰まっている。中国古代史の大家である訳者が、新解釈を交えつつ、新注・古注に照らして懇切な解説を付した完訳版。情味あふれる訳文や解説から、人間・孔子のありよう、弟子たちの豊かな個性が鮮明に浮かび上がる。原文・読み下し付き。〈巻末エッセイ〉倉橋由美子
2020/04/30 刊行