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私の文章作法
清水幾太郎 著
文章術は泥棒に学べ!? ロングセラー『論文の書き方』の姉妹篇。実践に役立つ文章修業の本道を説く。社会学者・ジャーナリストとしても活躍した著者による体験的文章指南。日本語を知り、よい文章を書くための34の方法。(以下、本文より) その中の或る文字、或る言葉、或る文章を大変に好きだと思い、反対に、その中の或る文字、或る言葉、或る文章を非常に厭だと感じるような人、そういう人は、立派な文章が書ける素質のある人だろうと思います。 実際に、その人の文章と瓜二つのような文章を何篇も書いてみることです。これが文章修業の本道で、それ以外に道はありません。一にも真似、二にも真似、三にも真似です。 * 締切という時間的限定、枚数という空間的限定、この二つの限定が曖昧なのが研究室の特色で、それと反対に、この二つの限定が厳格なのがジャーナリズムの約束です。 文章を修業するのには、自分で締切と枚数とを厳重に定めて、これを自分に課するという方法をお勧めしたいように思うのです。 * 文章というのは一種の建築物だと考えています。大きな論文はビルディングのようなもの、小さな文章は交番のようなもので、文章が建築物であるならば、それを作るのには、どうしても、設計図がなければなりません。正確な設計図を用意せずに、文章を書き始めたら、論旨不明の文章が出来上るのは全く当然のことです。
2022/03/31 刊行
吉田健一 著
戦後日本の礎を築いたワンマン宰相・吉田茂、その長男である文士・健一。著者はこの父といかに接し、どのように見てきたのか。日常生活の回想から吉田内閣論まで、著作集未収録を含む父をめぐる全エッセイを収める。さらに父子が忌憚なく語り合った長篇対談「大磯清談」を併録。文庫オリジナル。巻末エッセイ・吉田暁子
2022/03/31 刊行
付・覚書(マルジナリア)
エドガー・アラン・ポー 著/吉田健一 訳
「赤い死」が蔓延するなか、千人の友達と僧院に避難したプロスペロ公は壮麗な仮装舞踏会を催した。そこへ現れたひとりの仮装した人物が、人々の間に狼狽と恐怖と嫌悪を呼び起こす――死に至る疫病に怯えおののく人々を描いた表題作のほか、処女作「メッツェンガアシュタイン」など短篇小説十篇と、蔵書の行間に書き込んだ思考の断片「覚書(マルジナリア)」を収録。巻末に解説「ポォの作品について」を所収。吉田健一の名訳が愛好した作品が名訳で甦る。
2022/03/31 刊行
ポール・ヴァレリー 著/吉田健一 訳
ヴァレリーの全作品は現代世界の一つの無比に精緻な叙事詩である――。表題作ほか、訳者によって精選された「知性に就て」「地中海の感興」「レオナルドと哲学者達」の全四篇を収める。巻末に吉田健一の単行本未収録エッセイを併録する。【目次】訳者の序(吉田健一)精神の政治学/知性に就て/地中海の感興/レオナルドと哲学者達(ヴァレリー/吉田健一訳)ヴァレリーに就て(ヴァレリー頌/ヴァレリーのこと 吉田健一)
2022/03/31 刊行
吉田健一 著
常識的な叡智が底流する独自の人生論、書物への惜しみない愛情を綴った読書論、そして著者の中核をなす佳篇「余生の文学」……。大人の風格漂う人生と読書をめぐる極上の随想を初集成。巻末に吉田暁子・松浦寿輝対談「夕暮れの美学」を併録する。
2022/03/31 刊行
茂田宏/小西正樹/倉井高志/川端一郎 編訳
ローズヴェルト、チャーチル、スターリン、トルーマン……。米英ソ三巨頭はどの段階で、何を発言したのか。東西冷戦はどのように準備されたか。国際連合はどのような構想としてスタートしたのか。そして、日本への原爆投下はどのように承認されたか。これらの詳細が初めて明らかになる国際政治史の基礎資料、初の全訳。ロシアとウクライナ、ベラルーシの現在を予見させるスターリンの発言も見逃せない。
2022/03/31 刊行
石ノ森章太郎 著
縄文中期に人口が急増し、火焔土器など繁栄を示す力強い造形物が出現。縄文晩期、九州北部に渡来した水稲耕作は日本各地に広がり、大きな変化をもたらした。
2022/03/23 刊行
新装版
久世光彦 著
蕭々館で夜ごと繰り広げられる幸福な時間。芥川龍之介、菊池寛、小島政二郎、三人の作家をモデルに綴る傑作長篇。泉鏡花賞受賞作。〈解説〉久世朋子
2022/03/23 刊行
ストレートシューター
富樫倫太郎 著
ついに1stシーズン完結!? 悪魔的な連続殺人鬼・近藤房子、最後の闘い。怒濤の結末を見逃すな、大人気シリーズ第9弾! 文庫書き下ろし。
2022/03/23 刊行
南陀楼綾繁 編
井伏、太宰をはじめ多くの文士が居を構えた「中央線」沿線。私小説からミステリまで、鉄道が織りなす時間と風景を味わう傑作アンソロジー。文庫オリジナル。
2022/03/23 刊行
田中小実昌 著
自身のルーツである教会を探すも中々たどり着けなくて――。目の前に来た列車に飛び乗り、海外でもバスでふらふら。気ままな旅はつづく。〈解説〉末井 昭
2022/03/23 刊行
CIA長官回顧録
アレン・ダレス 著/鹿島守之助 訳
兄の国務長官ジョンと冷戦外交を主導、スエズ動乱、朝鮮戦争、キューバ危機、U2事件から対KGB謀略戦の実態と情報機関の在り方を問う。<解説>有馬哲夫
2022/03/23 刊行
吉田健一短篇小説集成
吉田健一 著
翻訳、批評から小説へと自在に往還し独自の文学世界を築いた文士・吉田健一。その初期短篇小説集『酒宴』『残光』の全一七篇を収録。〈解説〉富士川義之
2022/03/23 刊行
大正文豪ミステリ事始
中央公論新社 編
佐藤、芥川、里見に久米。乱歩が耽読した幻のミステリ特集が、一〇四年の時を超えて甦る! 「犯罪と怪奇への情熱」に彩られた全九篇。〈解説〉北村 薫
2022/03/23 刊行
あさのあつこ 著
嘱望された陸上をやめ五輪種目の射撃を高校から始めた結城沙耶だが――。未知の競技と格闘する少女たちの喜怒哀楽に心震える青春小説。〈解説〉斎藤美奈子
2022/03/23 刊行