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町田そのこ 著
二〇二一年本屋大賞第一位。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年の新たな魂の物語――。〈解説〉内田 剛
2023/05/25 刊行
わが文学の道程
中央公論新社 編
川端康成、小林秀雄、宇野千代、井伏鱒二、武田泰淳、三島由紀夫、有吉佐和子、開高健……作家が自らの作品、当時の文壇事情や交友を闊達自在に語り合う。
2023/05/25 刊行
新装版
誉田哲也 著
恋も仕事も中途半端な若手社員・瀬野梢恵に、突如下ったとんでも社命。それは、日本の未来を変えるかもしれないものだった!? 〈解説〉田中昌義
2023/05/25 刊行
神夢想流林崎甚助6
岩室忍 著
甚助は、娘可奈のいる出雲へ向かう、阿国との最後の旅に出た。折しも大御所徳川家康は、大坂城の豊臣秀頼を警戒、徳川の天下を維持するための調略に動き出す。慶長十七年、家康が孫娘の入内を朝廷に申し入れたその頃、下関沖に浮かぶ小島で二人の男、巌流小次郎と宮本武蔵の決闘が始まろうとしていた――覇道の時代、ついに終焉へ。文庫描き下ろし
2023/05/25 刊行
志賀直哉をめぐる作品集
里見弴 著
よい友とは、何をしてもよい。絶交してさえもよい。――衝突と復縁を繰り返しながら、生涯にわたる友情を育んだ二人の作家。表題作は、幼少期の出会いから「白樺」での文学修業に至る青春期までを辿った、里見弴幻の代表作。〈白樺派の青春群像を描いた重要文献〉にして、のちの『暗夜行路』成立にも多大な影響を与えた作品でありながら、連載原稿の紛失事件により未完に。これまで全集等でしか読むことはできず、文庫化は今回が初となる。その他、「城の崎にて」で知られる志賀の山手線事故の?末を記した「善心悪心」、鳥取・松江旅行の回想「世界一」「或る年の初夏に」など、若き志賀との交友に関する小説・随筆の主要作品を初めて一冊に。二大文豪の出発点をあらためて見直す文庫オリジナル。〈解説〉麻井朝【目次】[小説]君と私(1913)善心悪心(1916)世界一(1920)或る年の初夏に(1917)幸福人(1917)失われた原稿(1916)[随筆等]春の水ぬるむが如くに(1924)志賀君との交友記(1935)弔辞(1971)志賀君との間柄(1974)あとがきより解説里見弴・収録作品関連年譜
2023/05/25 刊行
朧車・妖怪大裁判
水木しげる 著
日本を代表する傑作妖怪マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめて一挙収録する文庫シリーズ、第5巻。日本を代表する傑作妖怪マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめて一挙収録する文庫シリーズ、第5巻。わるい妖怪を退治して人助けをする鬼太郎は、濡れ衣を着せられ妖怪裁判にかけられる。かつて鬼太郎にこらしめられた妖怪たちは力をあわせて復讐しようとするが......!? 中長編を多数収録。〈収録作品〉朧車/後神/陰摩羅鬼/妖怪ほうこう/牛鬼/雨ふり天狗/髮さま/妖怪大裁判/妖怪反物 巻頭カラー口絵を掲載。
2023/05/25 刊行
新装版
誉田哲也 著
理化学実験用ガラス器機メーカーの「役立たず社員」瀬野梢恵・二四歳に、まさかの社命が下された! それは、単身長野に赴き、新燃料と注目されるバイオエタノール用米栽培の協力農家の獲得だった。行く先々で断れ続け、なりゆきで農業見習いを始める梢恵。だが多くの出会いが、恋も仕事も中途半端だった彼女を変えてゆく――。〈解説〉田中昌義
2023/05/25 刊行
沼野充義/松永美穂/阿部公彦/読売新聞文化部 編
二一世紀に読み継いでいきたい文学とは。第一次世界大戦直前から現代まで一〇〇年の海外文学六〇冊、日本文学四〇冊を、文庫本限定でセレクト。現代文学の最前線に立つ作家、翻訳家、文学者ら五三名が愛の記憶、歴史と社会、生命のきらめき、想像力の冒険のジャンルごとに解説する。“ポケットに入れられる世界文学全集”の提案。
2023/05/25 刊行
町田そのこ 著
2021年本屋大賞第1位。待望の文庫化。【文庫化特典 スペシャルストーリー】町田そのこさんの書き下ろし小説付き52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そのためこの世で一番孤独だと言われている。自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。〈解説〉内田剛
2023/05/25 刊行
松田青子 著
「毎日会社に行くたびに思うんです、わあ、なんだ、このおっさん地獄は、って」。会社に追いつめられ、無職になった三十女が、女性アイドルに恋して日本の絶望を粉砕!? 新米ママや会社員も連帯し、「地獄」を変える賭けに挑む。世界幻想文学大賞受賞の著者がおくる、最強レジスタンス小説。〈解説〉松尾亜紀子
2023/05/25 刊行
阿川弘之 著
自ら海軍に進んだ著者が、提督三部作や『軍艦長門の生涯』には書けなかった海軍を、実体験や取材メモをもとに綴ったエッセイ五〇篇。海軍軍人のスマートさだけではない蛮勇・武勇伝・失敗談や、軍隊の悲惨さ愚かさから潜水艦のトイレ事情まで、人間味たっぷりに描く〝わがネイビー賛歌〟。単行本未収録の講演録「日本海軍の伝統と気風」を増補。「ネイビーはスマートネスを以てモットーとする」陸軍とちがい敵性国語廃止などと野暮なことは言わなかったけれど……(「青春の旅立ち」)制服の海軍士官は雨の日でも傘をさすことを許されていない。外出中にわか雨にあったらどうするか? 中尉はこう教わった。「ゆっくり濡れてこい」(「なぜ負けた」)「お前は何故海軍を志願したか」「はいッ、陸軍がきらいだからであります」試験官の中佐がニヤッとした。(「人のいやがる軍隊に」)【目次より】こぼれ話の始まる話/青春の旅立ち/なぜ負けた/カールビンソン/仰ぐ誉れの軍艦旗/サセコイ/へんな英語/ヘル談哀話/まあうれしい/艦長自ら操艦しつつあり/人殺し/軍人勅諭/よく学びよく遊び/町人服/大蔵省は海軍省/泥水すすり草をかみ/気ヲツケラレマス/人のいやがる軍隊に/六ツかしござる/ドナウ河の水深/靴磨き海軍/見て地獄/次元が低い/逆ごよみ/ミッドウェー/われらが知性/乱数表/腐れ士官の捨てどころ/坊さんパイロット/海軍馬鹿/ネルソンと東郷/親英派と親独派/罐焚き/侯爵の植木屋/文壇海軍見立て/航空母艦の幽霊/公用特急券/少将の墓/海軍士官とフランス語/狸の親ごころ/ロイヤル・サルート/オモチャの造船所/海軍糞尿譚/満艦飾/遺骨還送/女たちの大東亜戦争/ラッタルはかけあし/考課表/日付変更線/こぼれ話の終る話/講演録「日本海軍の伝統と気風」
2023/05/25 刊行
林芙美子 著/柚木麻子 編
私はこの「ふてぶてしさ」に何度も元気づけられてきた――筋金入りの「おフミさん」ファンを自認する作家・柚木麻子が、数多く残された短編から12編をセレクト。フレッシュなガイドともに、林芙美子が描く女たちの魅力を紹介する。〈解説〉今川英子
2023/05/25 刊行
佐藤賢一 著
有馬喜兵衛、吉岡一門、宍戸某、そして佐々木小次郎。さらには――。「剣聖」とも称される二刀流の達人・宮本武蔵が対峙した数多の強敵との名勝負が、直木賞作家の手で鮮やかに蘇る!
2023/05/24 刊行
三宅香帆 著
名場面があれば小説は勝てる! 『バズる文章教室』等で話題の書評家が、人気作家25人の書いた名場面を例に、「読む技術」と「書く技術」を指南。あなたが書きたい場面を活かすポイントがわかる、創作クラスタ必読の1冊。
2023/05/24 刊行
縄文の鬼、都の妖怪に会いに行く
山折哲雄 著
宗教学の碩学が愛する先達に捧げる人物エッセイ。一人の師も必要とせず独立独歩の精神で生きた棟方志功、筑豊の子どもたちから古都奈良の仏像へ「命がけの転向の旅」をした土門拳、借り物でなく自前の哲学、歴史観、人間観を追求した梅原猛、西洋と東洋のあいだ、科学と宗教のあいだに橋をかけた河合隼雄。生きた世界も時代も異なるが、芯の部分において彼らに共通するものを見出しつつ、それぞれの魅力を味わい深い筆致でつづる。
2023/05/24 刊行