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稲垣栄洋 著
「乃木坂で有名なハルジオンだよ」と伝えると、関心を示す学生たち。「大学の先生なのにアイドルとか知っているんですか」「よく知らないけど、AKBみたいなものでしょ」「ぜんぜん違いますよ!」じゃあ、名前も見た目もよく似たハルジオンとヒメジョンは、見分けられるかい?田んぼさえ見たことがないイマドキの若者を相手に悪戦苦闘する教授にも、オヒシバとメヒシバの違いさえわからなかった学生時代があった。「お前は破門だ!」と言われながらも“雑草戦略”で生き抜いてきた過去の記憶と、「教えない先生」として学生の成長を見守る現在が交錯する。ベストセラー作家でもある「みちくさ研究家」がつづる、雑草学研究室の青春譜。人生で大切な“草”知識、雑草レベルの繁殖力でボーボー育ちます。
2023/11/10 刊行
宮部みゆき 著
人気作家の好奇心を刺激した書籍の数々、ミステリー、海外ノンフィクションから、社会時評、歴史、恐竜まで――。『読売新聞』日曜日掲載、読書面の大人気書評エッセイが、待望の書籍化。読書委員就任からの5年間で紹介した128冊を、著者初の新書で一挙公開!
2023/11/10 刊行
ルイス・フロイス 著/松田毅一/川崎桃太 訳
信長秀吉から庶民まで西欧人が戦国期の日本を描き、現代語訳された初めての日本史。全12巻合本版。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。【全巻構成】1 将軍義輝の最期および自由都市堺(織田信長篇Ⅰ)2 信長とフロイス(織田信長篇Ⅱ)3 安土城と本能寺の変(織田信長篇Ⅲ)4 秀吉の天下統一と高山右近の追放(豊臣秀吉篇Ⅰ)5 「暴君」秀吉の野望 (豊臣秀吉篇Ⅱ)6 ザビエルの来日と初期の布教活動(大友宗麟篇Ⅰ)7 宗麟の改宗と島津侵攻(大友宗麟篇Ⅱ)8 宗麟の死と嫡子吉統の背教(大友宗麟篇Ⅲ)9 島原・五島・天草・長崎布教の苦難 (大村純忠・有馬晴信篇Ⅰ)10 大村・竜造寺の戦いと有馬晴信の改宗 (大村純忠・有馬晴信篇Ⅱ)11 黒田官兵衛の改宗と少年使節の帰国 (大村純忠・有馬晴信篇Ⅲ)12 キリシタン弾圧と信仰の決意 (大村純忠・有馬晴信篇Ⅳ )
2023/11/03 刊行
車窓から愉しむ歴史の宝庫
一坂太郎 著
新幹線の窓からなにが見えるだろうか。縄文時代の貝塚から昭和の歴史遺産まで、見どころ満載なのが東海道新幹線だ。田子ノ浦や老蘇の森に古代の貴族たちが詠んだ風景を想像し、清州城や関ヶ原の古戦場に戦国大名の栄枯盛衰をたどる。明治の先取の気質を豊田佐吉の生家や井上勝の墓に感じ、熱海城や八ツ山橋にゴジラの悲哀を思う。車窓に拡がる歴史的スポット百カ所以上を全線地図とカラー写真を付して詳述。乗り越し注意。
2023/10/31 刊行
小島あずさ/眞淳平 著
漁網が多数漂着する世界遺産・知床。海外からのゴミが流れ着く南西諸島。日々、特殊車両を使わないとゴミを除去しきれない湘南海岸……。いまや日本のすべての海岸が、大量の漂着ゴミで覆いつくされようとしている。それらのゴミはなぜ発生し、どこから来るのか。また、わたしたちの生活や生態系にどのような影響を与えつつあるのか。そして、いま求められる対策とはなにか。忍び寄る海ゴミの脅威の実態に迫る。
2023/10/31 刊行
ルイス・フロイス 著/松田毅一/川崎桃太 訳
信長秀吉から庶民まで西欧人が戦国期の日本を描き、現代語訳された初めての日本史。全12巻。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。大村純忠・有馬晴信篇Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ(9~12巻)を収録する。大村純忠・有馬晴信篇Ⅰ(第9巻)フロイスが横瀬浦で日本での布教の第一歩を踏み出してから後、十年余りの五島列島・島原・天草における布教、及び長崎の開港、有馬義貞の改宗を描く。大村純忠・有馬晴信篇Ⅱ(第10巻)西国諸侯の改宗相次ぐ中、佐賀の竜造寺隆信の軍勢が島原に侵攻。島津の援兵を得た有馬軍は宗門の命運を賭した死闘のすえにこれを潰滅させる。大村純忠・有馬晴信篇Ⅲ(第11巻)黒田官兵衛の改宗、関白秀吉の九州征伐やバテレン追放令、大村純忠・大友宗麟・コエリュ師の死去など、重大事件があいつぎ、西九州は動揺する。大村純忠・有馬晴信篇Ⅳ(第12巻)弾圧と迫害の中、着実にしかも強固に信仰の広がりを見せる天草・島原のキリシタンや、日本人初のイエズス会員ロレンソを描く。キリシタン年表付。
2023/10/31 刊行
ヴェルナー・テーリヒェン 著/高辻知義 訳
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席ティンパニ奏者だった著者が、二大巨匠の芸術と人間を論じる。二人の指揮者とは、いわば上司・部下の関係であった著者が、自身の体験にもとづき、その本質に迫った証言の書でもある。そして、カラヤン晩年、一つの時代の終焉を予告し、指揮者とオーケストラの関係について総括する。フルトヴェングラーの指揮の一挙手一投足やカラヤンの閉じた目など、語られるエピソードも数多い。人間観察の書としての魅力も十分である。(目次)ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ヘルベルト・フォン・カラヤン/フルトヴェングラーとカラヤン/ベルリン・フィルハーモニー・オーケストラ/支配人たち/音楽学生たち/危機へ至る道/大危機/その後/ヘルベルト・フォン・カラヤン財団の国際指揮者コンクール/ベルリン・フィルのオーケストラ・アカデミー/即興演奏/私のカラヤン作品
2023/10/31 刊行
岸本葉子 著
序章 死をそばに感じて生きる團十郎の辞世 死生観表出の時代 自然災害のインパクト どこから来てどこへ行くのか 二つの立場 テクノロジーの進化の果てに 1章 「知」の人の苦しみ伝統的な宗教の後に 岸本英夫の実践 合理性の納得 頼藤和寛の世界観 はじまりのニヒリズム 「にもかかわらず」の哲学 自由意志の優位と揺らぎ 多田富雄の受苦 人格を破壊から守る サイコオンコロジー 医療の現場で ホスピスとデス・エデュケーション 遺族外来、がん哲学外来 禅の否定するもの 「わたし」を「なくす」 河合隼雄の遍歴 ユング心理学と仏教 切断せず包含 2章 スピリチュアリティの潮流崩れつつある二元論 オルタナティブな知 理解できないものへの態度 時代という背景 第三の項へ ポストモダンの現象 ベクトルの交わるところ 島薗進の視点 「精神世界」の隆盛 個人の聖化と脱産業化 鈴木大拙の霊性 宗教的でなくスピリチュアル 玄侑宗久との往復書簡 「而今」の体験 「いのち」との関係 潮の満つるとき 海のメタファー 親鸞の絶対他力 生死の中で生死を超える 日本的発現 ゆりかごとしての風土 3章 時間を考える代々にわたり耕す 柳田国男の「先祖」 個体から集合体へ つなぐラフカディオ・ハーン 田の神と山の神 時代からの問い 四つの類型 折口信夫の「海の他界」 野という中間地帯 身近な行き来 かのたそがれの国 うつし世、かくり世 帰ってゆく場所 先祖の時間 線をなす時間 層をなす時間 輪をなす時間 自然との親和性 季語のはたらき、リズム 津波を詠んだ句 山川草木悉有仏性 「衆生」の範囲 貞観地震と津波 暴れる国土 山川草木悉有神性 瞬間瞬間にふれる 不動の中心 技法としての行 色即是空 井筒俊彦による視覚化 縁起という実相 根源のエネルギー 式年遷宮 「木の文明」 生の造形 宣長の「悲し」と「安心」
2023/10/31 刊行
ルイス・フロイス 著/松田毅一/川崎桃太 訳
信長秀吉から庶民まで西欧人が戦国期の日本を描き、現代語訳された初めての日本史(全12巻)。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。織田信長篇Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(1~3巻)を収録する。織田信長篇Ⅰ(第1巻)信長前史と堺の殷賑を描く。織田信長篇Ⅱ(第2巻)フロイスの観察と描写は委曲をつくし、わけても信任厚かった信長の人間像は躍如としている。仏僧との激越な論争や、南蛮寺建立の顛末も興味深い。織田信長篇Ⅲ(第3巻)信長の安土築城とセミナリオの建設、荒木一族の処刑と本能寺での信長の劇的な死、細川ガラシア・名医曲直瀬道三の改宗等、戦国史での重要事件を描く。
2023/10/31 刊行
クロード・レヴィ=ストロース 著/佐久間寛 監訳/小川了/柳沢史明 訳
目 次序文――編者による解説歴史と方法第1章 フランス社会学第2章 マリノフスキ追悼第3章 エドワード・ウェスターマークの業績第4章 ナンビクワラの名称について個人と社会第5章 五つの書評第6章 幸せのテクニック互酬性とヒエラルキー第7章 南米インディオにおける戦争と交易第8章 未開部族における首長権力の社会的および心理学的側面――マト・グロッソ州北西部のナンビクワラ第9章 互酬性とヒエラルキー第10章 未開社会の外交政策芸 術第11章 インディオの化粧第12章 アメリカ自然史博物館の北西沿岸部の芸術南米の民族誌第13章 ブラジル・インディオ諸部族における親族語彙の社会的用法第14章 南アメリカにおける双分組織について第15章 トゥピ・カワイブ族第16章 ナンビクワラ族第17章 グアポレ川右岸のインディオ諸部族地図注
2023/10/31 刊行
舩橋晴雄 著
第一章 神楽 神も笑い人も笑う 第二章 言の葉 言霊の幸はふ国 第三章 物語 異界からの来訪者 第四章 仮名 日本語の成立第五章 国風 日本人の美意識 第六章 今様 「日本第一の大天狗」の秘密 第七章 誑惑 だましだまされる 第八章 戯画 宗教画として見る 第九章 凡俗 「達人」と「くらき人」 第十章 御伽噺 浦島説話の変遷 第十一章 禅画 瓢箪ナマズの禅問答 第十二章 同朋衆 笑いを生む社交の場 第十三章 頓智 風狂と栄衒の大喧嘩 第十四章 狂言 救済劇として観る
2023/10/31 刊行
ルイス・フロイス 著/松田毅一/川崎桃太 訳
信長秀吉から庶民まで西欧人が戦国期の日本を描き、現代語訳された初めての日本史(全12巻)。毎日出版文化賞、菊池寛賞受賞。大友宗麟篇Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(6~8巻)を収録する。大友宗麟篇Ⅰ(第6巻)弥次郎との邂逅に始まるザビエル来朝の経緯や、布教の拠点が山口から宗麟の豊後に移る様子を取り上げる。草創期のキリシタンと宗麟の周辺を描く。大友宗麟篇Ⅱ(第7巻)フランシスコの教名で改宗した大友宗麟は、キリシタンの理想郷建設を夢みて日向に進出。しかし、耳川の合戦で島津軍に敗れ、宗麟は豊後にもどる。大友宗麟篇Ⅲ(第8巻)島津軍に敗れた大友宗麟は、関白秀吉に援軍を請い、キリシタン宗門も豊後を追われる。国主宗麟の死後、嫡子吉統は棄教し、キリシタンを迫害する。
2023/10/31 刊行
坂井希久子 著
どこかで別れた大切な人を想うとき、相手もまた、あなたを想っているかもしれない。 ――宮島未奈(『成瀬は天下を取りにいく』)磯貝美佐、39歳。妊活がうまくいかず、母親離れができない優柔不断な夫・要一郎との生活に見切りを付けるべく、家を出た。東京の下町・谷中の六畳一間で、アンティーク着物のネットショップ「蔦や」を一人で切り盛りしている。友人は、恋愛対象が男性の美しき骨董屋、関くんだけだ。ある日美佐が実家の蔵を整理していると、箪笥に大切に仕舞われた、祖母・咲子のものにしては小さすぎる着物を見つける。そして、抽斗の二重底に隠されていた3冊のノートと、見たことのない美少女が写った古写真も……。この少女はどこの誰で、咲子とはどのような関係だったのか? ノートを読み始めた美佐はやがて、着物と少女の謎を突き止めた。咲子の生涯を懸けた「思い」を知った美佐は、ある決断をする――。ベストセラー『妻の終活』の著者が贈る、永遠の「愛」の物語。『花は散っても』改題。
2023/10/31 刊行
坂岡真 著
「正義を貫くってのは難しいことよのう」生きざまに筋を通すため、この一件、決着をつけねばならぬ――。大好評「十手綴り」シリーズ第四作!
2023/10/24 刊行
垣谷美雨 著
「子どもが欲しい」と願う人と、貧困に苦しむ女性が手を繋いだら? 近未来を舞台に、代理出産という命のタブーに鋭く切り込んだ問題作!〈解説〉山田昌弘
2023/10/24 刊行