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文字のかなたの声
長谷川櫂 著
「声が通る」とは、作者の声が字面の向こうから聞こえることである。俳句や短歌を読むとき、文字のかなたから聞こえてくるひとすじの声に耳を澄ましてほしい――。当代きっての俳人の解説を導きとして分け入る、詩歌の豊饒な宇宙。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一四年四月から一年分を収録。
2024/03/29 刊行
阿川佐和子 著
襲いくる加齢現象を嘆き、世の不条理に物申し、女友達と笑って泣いて、時には深ーく自己反省。アガワの真実は女の本音。笑いジワ必至の痛快エッセイ。
2024/03/29 刊行
旗本出世双六(一)
上田秀人 著
文政六年、いじめに耐えかねた西丸書院番二番組の新参・松平外記が三名の古参を城中で斬り殺す大事件、いわゆる「千代田の刃傷」が起きた。幕閣が混乱する中、二百二十五石の小旗本で無役の小普請組・北条志真佑は、番士を一新し再編成された二番組に抜擢され、妹の幸や叔父の相模八左衛門とともに喜んでいた。上泉新陰流を使い、十一代将軍徳川家斉の世子・家慶の力にならんと腕を撫す志真佑だったが……。待望の新シリーズ始動!【目次】第一章 騒動の後始末第二章 役付の誉れ第三章 城中規律第四章 恨の根第五章 盾の意味
2024/03/29 刊行
チベット潜入ルートを探る三十年の旅
根深誠 著
電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。鎖国時代のチベットに日本人として初めて潜入した僧・河口慧海。謎に満ちたその経路をついに解明する!30年以上にわたり現地を旅し、土地の人々交流し、調査を重ねてきた第一人者が、その集大成として書き下ろしたノンフィクション。
2024/03/29 刊行
井戸端会議の文学
長谷川櫂 著
歌仙とは長句五七五と短句七七を交互に三十六句連ねる連句の一形式である。誰かが何かいえば、そばの誰かが何かいう。さらにまたそばの誰かが、というおしゃべりで作り上げる井戸端会議の文学なのだ。恋の悩みあり世界情勢あり、ゴシップあり宇宙論あり――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇二一年四月から一年分を収録。
2024/03/29 刊行
わかむらさきの事件記
夏山かほる 著
元式部丞・藤原為時の娘で二十歳の小姫(のちの紫式部)は、創作の腕を評価され、左大臣源雅信の娘・倫子に「物語の女房」として仕えていた。小姫の書いた「光る君」を主人公とする短編は、貴族社会の一部で評判を取り、回し読みされている。倫子の要望に従い次々と執筆しているうちに創作の「種」に詰まってしまった小姫は、ある日、隣家の中流貴族の娘で幼馴染みの月乃に「取材」へ誘われる。女房たちの間で噂になっている七の宮の恋の真相を知るため、宮が女と逢瀬を重ねているという廃院に行ってみようというのだ。月乃の父の荘園を治める荘官の子・鶴丸を供に、廃院に向かった三人だったが……。若き日の紫式部が、相棒とともに都大路の「謎」に迫る!【目次】第一話 六条の廃院第二話 尋ねゆく幻術士第三話 あこがれの草子第四話 車争い第五話 鳴滝参り
2024/03/29 刊行
13のリスクと地経学の時代
日本再建イニシアティブ 著
国家の行動を地理環境と結びつけて考える「地政学」が復活している。米国主導の秩序と日米同盟に守られていた日本だが、中国の軍拡による脅威は深刻だ。さらに経済力で地政学的利益の実現を目指す中国の手法は「地経学」時代の到来を示す。北朝鮮の核やロシアの動向のほか、エネルギー、サイバー戦争、気候変動など地球規模のリスクの影響も大きい。トランプ米政権のもと、日本がとるべき戦略を俊英13人が描く。
2024/03/29 刊行
阿川佐和子 著
喜喜怒楽楽、ときどき哀。オンナの現実胸に秘め、懲りないアガワが今日も行く! 読めば吹き出す痛快無比の「ごめんあそばせ」エッセイ。
2024/03/29 刊行
風元正 著
いま、批評の「海賊の唄」を聴け――。天才的頭脳、喧嘩、結核、そして真実を熱愛する心。「孤高の批評家」の激動の人生を通して描く戦後日本精神史! 片山杜秀氏推薦――「イデアを徹見し、犬語を解し、珊瑚海に日本兵の幽霊を幻視する。それが本当の江藤淳だ。そんな彼が「廃墟」と「奴隷」の戦後と闘う。にもかかわらず江藤は反近代的詩人になれぬ。あくまで近代的散文家。その断裂が江藤を謎めかせる。詩心旺盛な著者はその難関を猛突破。江藤の真実を今日的に解き放つ。雄渾な江藤論かつ激烈な戦後批判の書」。【目次】第一章「廃墟」と「奴隷」という主題系第二章 埴谷雄高と丸山眞男との遭遇第三章「作家は行動する」季節第四章「批評の批評」という活路第五章 国家と私第六章 文芸時評は戦場である第七章 小説江藤学校第八章「戦後」との訣別第九章「閉された言語空間」への憤怒第十章 名辞以前の世界へ
2024/03/29 刊行
至福の時間
長谷川櫂 著
一杯のコーヒーのもたらす至福の時間。それと似たものが人生にはいくつかある。酒と旅、どちらも浮き世を忘れて、しばし別世界に遊ぶことができる。そして一片の詩も一杯のコーヒーに似ている。ふわりと心を浮き上がらせ、別世界に遊ばせる――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一六年四月から一年分を収録。
2024/03/29 刊行
天女の雪蹴り
長谷川櫂 著
二〇二〇年十一月半ば、コロナ第三波の渦中で開かれた「しずおか連詩の会」。三日間にわたる連詩の制作はネットでの参加も交え、最終日の発表は客席を半分にした。コロナ禍による制約にもかかわらず、言葉の糸は紡がれつづける。いまも、そしてこれからも――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一八年四月から一年分を収録。
2024/03/29 刊行
想像力という翼
長谷川櫂 著
詩歌の言葉を探すとき、心は想像力という翼に抱かれて時空に遊んでいる。どの言語であれ、人類は太古の昔からこのようにして詩歌を紡いできた。正岡子規が近代俳句の方法として提唱した「写生」からは脱落した、詩歌創造の現実を忘れてはならない――。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一五年四月から一年分を収録。
2024/03/29 刊行
日本政治は何を活かすか
日本再建イニシアティブ 著
二〇〇九年九月に国民の期待を集めて誕生した民主党政権は、一二年一二月の総選挙での惨敗により幕を閉じた。実現しなかったマニフェスト、政治主導の迷走、再建できなかった財政、米軍基地をめぐる混乱、中国との関係悪化、子ども手当の挫折、党内対立、参院選敗北――。多岐にわたる挑戦と挫折は、日本政治にどんな教訓を残したのか。ジャーナリスト・船橋洋一を中心としたシンクタンクによる、民主党政権論の決定版。
2024/03/29 刊行
浮遊の剣
富樫倫太郎 著
女たちが群がる美丈夫・麗門愛之助。大身旗本の次男坊にして剣の達人の彼が対峙するのは、江戸中を震撼させる、冷酷無比な盗賊団! 書き下ろし時代小説。
2024/03/19 刊行
赤川次郎 著
上司の葬儀に自殺した新入社員の幽霊が――!? 連続死の謎を女子社員が追う。予測不能な展開、心揺さぶる秘密。恐怖の後に温もりが残る傑作六篇。〈解説〉山前 譲
2024/03/19 刊行