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白石典之 著
蒼き狼と白き牝鹿の伝説に始まる『元朝秘史』。チンギス・カンの生涯と事績を中心に、はるかなる祖先の系譜から第二代君主オゴデイの治世までを綴った、モンゴル帝国研究に不可欠な文献である。史書ながら、異母弟殺し、妻ボルテの誘拐、後継の座をめぐる息子たちのいさかいなど、生々しいエピソードも少なくない。魅力に富む壮大な歴史絵巻を、現地での発掘調査に長年携わってきた考古学者が、新知見を踏まえて解説する。
2024/05/22 刊行
コナン・ドイル奇譚集
コナン・ドイル 著/小池滋 監訳/北原尚彦 編
シャーロック・ホームズはここから始まった? 幻のデビュー作「ササッサ谷の怪」から、最後の小説となった「最後の手段」まで。探偵小説のみに留まらない希代のストーリーテラー、ドイルの魅力を再発見する名短篇全十四編を収録。〈解説〉北原尚彦
2024/05/22 刊行
戦場の霧
大石英司 著
米大統領選挙後の混乱をきっかけに統治機能を喪失、内戦状態に中露も介入、ディストピア化しつつあるアメリカを描くシリーズ第六弾!アリューシャン列島のアダック島を急襲したロシア空挺軍。米海軍の手薄な防御を狙った奇襲であったが、間一髪“サイレント・コア”の二個小隊が間に合った。霧深き孤島で突如開かれた戦端、日米露が激突する五里霧中の戦闘の行方は!
2024/05/22 刊行
橋本治 著
橋本治の多彩な仕事について、各界の第一人者と語り合う。六つの対話から、稀有な作家の全貌が浮かび上がる対談集。「短篇小説」高橋源一郎/『ひらがな日本美術史』浅田彰/『小林秀雄の恵み』茂木健一郎/『窯変源氏物語』三田村雅子/『双調平家物語』田中貴子/「広告批評」天野祐吉/『リア家の人々』宮沢章夫(文庫版特典)
2024/05/22 刊行
事件と探偵小説
坂口安吾 著
安吾探偵登場!戦後の難事件を推理し、探偵小説を大いに論ず「文壇随一の探偵小説通」といわれた坂口安吾。ミステリ作品を手がける一方、自ら「安吾タンテイ」と名乗り、帝銀事件や下山事件など実際の事件について大胆な推理を展開した。本書はこうした事件評論・裁判傍聴記と、愛好する探偵小説を論じたエッセイを併録した一冊。文庫オリジナル。〈解説〉川村 湊■目次Ⅰ 事件と裁判帝銀事件を論ず/切捨御免/哀れなトンマ先生/孤独と好色/下山事件推理漫歩(座談 江戸川乱歩・中館久平・坂口安吾)/国宝焼亡結構論/日大ギャング/〝能筆ジム〟/フシギな女/孤立殺人事件 *チッポケな斧/裁かれるチャタレイ夫人/被告席の感情/チャタレイ傍聴記/見事な整理Ⅱ 推理小説論推理小説について/私の探偵小説/探偵小説とは/探偵小説を截る/「刺青殺人事件」を評す/推理小説論 *新人へ/娯楽奉仕の心構え/感想家の生れでるために〈解説〉川村 湊
2024/05/22 刊行
漂流する日本政治の深層
伊藤俊行 著
日本は本当に右傾化したのか? 20年余りの政権運営から見えてくるものは――。読売新聞政治記者が、政局の裏側を読み解く。
2024/05/22 刊行
Road to イカメシ
紙吹みつ葉 著
一九八九年函館。数学教師の甘利田幸男は《給食道》におけるライバルと戦っていた。彼の名は粒来ケン。教室のストーブを駆使し、様々なアレンジを加える生徒だ。甘利田と粒来は、忍川中を「給食完食」のモデル校とすべく乗り込んできた等々力町長に対峙する中で、新たな関係を築くことに。そしてついに念願の「イカメシ」給食に出会い――!?我食らう、ゆえに我あり!空前絶後の給食スペクタクルコメディ。
2024/05/22 刊行
世阿弥元清
杉本苑子 著
南北朝の激しい抗争の余韻が尾を曳き、不安定な世相が続いた室町時代。大和猿楽座に生まれた世阿弥は、父・観阿弥が洗練させた能を受け継ぎ、辛苦を重ねて大成させた。逃れられない“血”の宿命を背負い、「能」とだけ向き合って芸の道を究め、後世に残る真の芸術の粋へ高めた世阿弥の感動の生涯を描く傑作歴史小説。〈解説〉澤田瞳子
2024/05/22 刊行
吉川永青 著
忠臣か、異常者か。最恐の暗殺者の本性とは?「死んだら助かるろう? 幸せになれるがよ」元治元年(一八六四年)、土佐藩の獄卒・小田切聡介は尋問の場にあった。罪人の名は岡田以蔵。かつて幼なじみであったこの男は、数多の人々の命を奪った罪に問われ、さらには聡介の兄を殺害した下手人である可能性があった。張りつめた空気の中、以蔵は子どもの頃と変わらぬ笑顔で、自らが手を染めた殺人の記憶を語り始める。幕末期の記録に残る岡田以蔵の不可解な言動。そこには、常人には理解しがたい恐るべき「道理」が存在した――。気鋭の筆が「人斬り以蔵」の謎に迫る、戦慄の歴史サスペンス。
2024/05/22 刊行
阿津川辰海/井上真偽/空木春宵/織守きょうや/斜線堂有紀 著
あなたはここから出られるか? 5人の人気作家が仕掛けた、謎だらけの物語から脱け出せ全編書き下ろしの没入感溢れる小説集!<収録作>・阿津川辰海「屋上からの脱出」閉じ込められた深夜の学校の屋上から抜け出す方法を探せ・織守きょうや「名とりの森」入ると自分の名前を奪われる森から、親友を助け出せ・空木春宵「罪喰(つみばみ)の巫女」不可解な仕掛けに囲まれた神社の秘密を解き明かせ・斜線堂有紀「鳥の密室」魔女として処刑される前に、塔の最上階から逃げ出せ・井上真偽「サマリア人の血潮」謎の研究所の出口を目指し、失った記憶を取り戻せ
2024/05/22 刊行
春日武彦 著
「あれはいったい何だったのだろう――?」過去の人生において遭遇した、明確な恐怖とは言いがたい、けれど忘れることのできない記憶や小説。大ヒット作『恐怖の正体』(中公新書)で話題を呼んだ作家・精神科医である著者が、精神の根源に触れるそうした〈恐怖寸前〉の〈無意味で不気味なものたち〉に惹かれて渉猟した、異色の文学エッセイにして読書案内。刊行以来、ホラーや幻想文学の実作者を中心に、多くの読者から絶賛を得てきた名著に、書き下ろしの新章を増補した新版。誰もが体験しながら、ふだんの日常においては意識の底に沈められがちな〈あれ〉を求めて……読めばきっと、あなたも語りたくなる。推薦・澤村伊智解説・朝宮運河【目次】文庫版のためのまえがきまえがき1 隠蔽された顔――N・ホーソーン『牧師の黒のベール』2 本物そっくり――河野多惠子『半所有者』3 糞と翼――パトリック・マグラア『長靴の物語』4 姿勢と連想――古井由吉『仁摩』5 受話器を握る怪物――H・P・ラヴクラフト『ランドルフ・カーターの陳述』6 孤独な日々――日影丈吉『旅は道づれ』7 南洋の郵便配達夫――J・M・スコット『人魚とビスケット』8 描きかけの風景画――藤枝静男『風景小説』9 墜落する人――レイ・ブラッドベリ『目かくし運転』10 救われたい気持ち――高井有一『夜の音』11 果てしない日々――クレイ・レイノルズ『消えた娘』12 世界の構造――富岡多惠子『遠い空』13 グロテスク考――カースン・マッカラーズ『黄金の眼に映るもの』14 うふふ。――車谷長吉『忌中』16 昆虫的――内田百閒『殺生』+ブルーノ・シュルツ『父の最後の逃亡』16 入り込んでくる人――庄野潤三『黒い牧師』あとがき解説 朝宮運河〈本書は、無意味なものと不気味なものにまつわる探求報告であり、「あれはいったい何だったのだろう」という呟きの執拗な反復である。もし読者諸氏にも「あれはいったい何だったのだろう」との文言が病原菌のように感染すれば、著者としては嬉しい。寂しさがまぎれ、この世界に生を営んでいくことの不安を、幾分なりとも忘れさせてくれそうだからである。……〉(「まえがき」より)
2024/05/22 刊行
川瀬七緒 著
海外で荒稼ぎして帰国した詐欺師の藍は、ある政治家のパーティーで知り合ったみちるに興味を抱く。みちるは親の仇を捜しており、そのために金がいるという。仇とは、世界的企業に成長した戸賀崎グループ筆頭株主の戸賀崎喜和子。隙だらけの復讐計画を聞いた藍は、みちるに協力することになるが……。稀代のストーリーテラーが贈る、衝撃のラストにご注意を。
2024/05/22 刊行
No.1608[「なんとなく不調」を放置しないで]
婦人公論編集部 編
※『宝塚 すみれ色の未来へ 月組』『宝塚 すみれ色の未来へ 特別篇』は掲載されておりません。※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページや特別付録が含まれない場合がございます。※本雑誌はカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。【目次】・表紙・美輪明宏のごきげんレッスン・田中達也 ミニチュアの世界~四季を感じて~・目次・〈特集〉「なんとなく不調」を放置しないで・〈読者の声〉アフター更年期に出てくる不具合は・宮尾益理子 女性ホルモンが減ってきたら「ややぽっちゃり」を目指しましょう・キャシー中島 へバーデン結節と皮膚がんを乗り越えて・花房観音 ある日突然、心不全で倒れました・遠藤拓郎 シニアの睡眠のカギは「遅寝」「遅起き」「だらしなく」・尹生花 おかゆとツボ押しで季節ごとの弱点を補おう・本間生夫 全身に空気を巡らす「呼吸筋ストレッチ」・堀口雅子 老いの不安と上手に付き合う方法・〈読者体験手記〉健康オタクの不養生・伊藤比呂美 猫婆犬婆・ブレイディみかこ 転がる珠玉のように・関容子 名優たちの転機/長塚京三・前橋汀子×さだまさし 長い音楽家人生の努力と挫折と幸運と・福薗伊津美 「また明日」が夫・寺尾の最後の言葉・〈追悼 赤松良子さん〉樋口恵子 女性の地位向上に努めて70年・自社広告・「年金」アンケートのお願い・読みたい本・田中泯 私の書いた本・荻原博子の〝トクする!″マネーNEWS・戸田恵子 表紙のひと・高橋大輔 氷上の表現を追い求める・コウ静子 お料理歳時記/代謝を促す韓国のごはん・わたしを癒やす美容時間 最新アイテムで鉄壁の紫外線対策を・『婦人公論』女性の生き方研究所 「終活」あなたはする派? しない派?(前篇)・〈婦人公論ff倶楽部 オープン記念イベント報告〉阿川佐和子×伊藤比呂美 年をとるって面白い・〈婦人公論ff倶楽部 オープン記念イベント報告〉豊かな人生を招く老後の住まいの選び方・ごほうびランチ・中野京子 西洋絵画のお約束~シンボルで読み解く~・新・心とからだの養生学 正しい「ウォーキング」・石田純子のおしゃれ塾・京の菓子、おりおり・自社広告・〈第2特集〉墓じまい、どうしてますか?・篠籐ゆり 〈ルポ〉苦労しながら私たちが改葬するまで・吉川美津子/小西正道 〈専門家がアドバイス〉トラブルなく〝しまう″方法、教えます・上野誠 祖父の建てた巨大なお墓を合葬にした・「家事」アンケートのお願い・自社広告・江原啓之 「幸せぐせ」を身につけよう・鈴木保奈美 獅子座、A型、丙午。・中津川りえ 傾斜宮占い・原田ひ香 月収・周防柳 恋する女帝・ひらめきパズル・読者のひろば・愛読者グループ便り・高氏貴博 明治・大正・昭和を彩った魅惑のSPレコード・プレゼント付き読者アンケートのお願い・定期購読のご案内・高氏貴博 パンダ日和・婦人公論ff倶楽部Room・ff倶楽部会員登録方法・阿川佐和子 見上げれば三日月・ヤマザキマリ 地球の住民・ジェーン・スー スーダラ外伝・GOMA Pick up アート・次号予告・自社広告
2024/05/15 刊行
河合薫/常見陽平/高野光平/枝野幸男/御厨貴/東照二 著
●〔対談〕ハラスメントは減ったかもしれないが……職場の環境はよくなったのか?河合 薫×常見陽平●令和の若者にウケるわけ昭和レトロはどこに向かう高野光平●田中角栄、山口百恵はもう現れないカリスマなき時代政治も歌もチームで勝負枝野幸男●〔対談〕暴言もあれば共感もあった令和の政治家は言葉の力を取り戻せるか御厨 貴×東 照二
2024/05/10 刊行
三村明夫/人口戦略会議/本誌編集部/増田寛也/宇野重規/高際みゆき/須田善明/佐竹敬久/米田雅朗/牛窪恵/山田昌弘/干場弓子 著
●『地方自治体「持続可能性」 分析レポート』――地域特性に応じた人口減少対策が必要三村明夫+人口戦略会議●データ解説新たな「消滅」、半数が北海道・東北本誌編集部●全国1729自治体の9分類データ●〔対談〕人口減を止められなかった10年――外国人・寄合・デジタルは救いとなるか増田寛也×宇野重規●10年前のショックを糧に消滅可能性都市から脱却した豊島区がいま目指すもの高際みゆき●人口増加は結果、目的ではない東日本大震災があっても健闘の女川町須田善明●人口減少率最大の秋田県、「資源県」の強みを活かす佐竹敬久●多国籍タウン・大久保と向き合って図書館は移民のシェルターになれる米田雅朗●〔座談会〕結婚に恋愛は必要か――少子化対策への手がかりを探る牛窪 恵×山田昌弘×干場弓子
2024/05/10 刊行