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鳴海章 著
反日ゲリラ一万八千に方位され、液化天然ガスプラントに孤立した二百名の邦人。信濃艦隊司令官は護衛艦の突入により救出を決定、これを支援するためプラントに通ずる橋の爆破を敢行する。日本の介入を阻止すべく、この国全域を飛行制限空域とした米国は直ちに反撃、空母インデペンデンスより、迎撃機トムキャット、対艦ミサイル装備のイントルーダーなどが次々と発進する。自国民の生命保護に軍事力投入を決断した日本は、第二次大戦後初めての壮絶な空母対空母戦闘に直面するが……。
2000/11/24 刊行
鳴海章 著
深刻化するエネルギー危機の打開策として、日本政府が東南アジア某国で推進した液化天然ガスプロジェクト。そのプラントが何者かに襲撃され、日本へ向かうLNGタンカーも国籍不明の武装船に狙われる。政府は重大な決意を秘め、強引な国会運営で日本初の原子力空母出撃を決定。……鼻をつくジェット燃料の臭い、甲板員を圧倒する轟音と熱風、そして時折り頬をなでる潮風。激しい訓練に明け暮れる乗組員と艦載機パイロットを乗せ、戦後の日本が保有する最強の軍事力「信濃」は一路南へ。
2000/11/24 刊行
鳴海章 著
一九九八年、横須賀に入港した艦番号も艦載機も見あたらぬ一隻の大型空母。日米首脳の間で交わされた空母購入の密約がついに実現したのだ。米海軍に派遣され着艦資格を得た空自パイロットが集められ、空母乗り組みを経験した海自隊員も横須賀へ。搭載機F4Jファントム改と、VTOL戦闘攻撃機ファイティング・ハリアーの実戦配備も着々と進む。度重なる湾岸戦争に端を発した深刻なエネルギー危機のさなか、日本初の原子力空母「信濃」に関わった男たちの壮絶な運命は……。
2000/11/24 刊行
凶星篇
井上祐美子 著
<魁>王朝最後の血縁、<奎>伯段大牙は、北方諸国を統べる王として、西国<琅>との決戦に挑んだ。頼みの謀士耿淑夜と引き離されたまま、かつては窮境を共にした赫羅旋とついに干戈を交える。<魁>の滅亡から五年。天空には帝位剥奪を示す孛星が不吉に輝いていた――。
2000/11/24 刊行
デルフィニア戦記5
茅田砂胡 著
デルフィニアの内乱に勝利して、ウォルは再び王座についた。黄金の戦女神と讃えられたリィもまた王女の称号を得て王宮に迎えられた。それから3年――。平穏だった王都に暗雲が立ちこめる。王宮に暗躍する謎の一族。リィをつけ狙う不気味な暗殺者。公爵家に不可解な挙兵の気配。陰謀を察知したウォルの決断とは!?
2000/11/24 刊行
群雄篇
今野敏 著
謎の武芸者・由佐肇を追い、熊野の山中から丹波篠山を経て、神戸にたどり着いた朝丘剛。偶然、関西の顔役の元情婦・本庄冴子を救った剛は、ボディガードに雇われ、暴力団との抗争に身を投じる。戦いの真の意味を見出せないまま、いつしか自分を見失っていく剛。一方、雪辱を期してハードトレーニングを続ける宋陵元は、確かな手応えを感じ始めていた。やがて、宿命のライバルたちに雌雄を決する運命の時が! 好評シリーズ第五弾
2000/11/24 刊行
柘植久慶 著
武田信玄に天下を取らせる――壮大な計画を胸に御厨は再び戦国の甲斐の国へと旅立った。時は永禄四年。まずは引き分けに終わった川中島合戦で上杉謙信の首級を挙げねば、信玄の上洛は望めない。予言を次々と的中させて信玄の弟信繁の軍師となった御厨は、必勝の軍略――善光寺に留まる上杉軍大荷駄隊への先制攻撃を主張する。だが啄木鳥の戦法を唱える軍師山本勘助が猛反対、御厨の存在を察知した謙信も不思議な力で妨害を……。武田騎馬軍団は軍神謙信を倒せるか。戦国軍略シミュレーション!!
2000/11/24 刊行
反撃の一航艦
横山信義 著
パラオ沖海戦で第二艦隊が圧勝し、在比米軍は完全に孤立。脱出を図ったマッカーサーも捕虜となった。フィリピンを失った米太平洋艦隊はマリアナに対する攻勢を強め、トラックからグアムへの長距離爆撃を敢行。一方、基地航空戦では守勢となった日本軍も、マリアナ防衛線を死守すべく米輸送船団を攻撃し、護衛の駆逐艦多数に加え空母ワスプ撃沈の戦果を挙げる。熾烈な消耗戦の中、グアム奪回を目指す米機動部隊と瑞鶴・飛龍の空母決戦が。戦局建て直しをシミュレートする戦略巨篇第四弾
2000/11/24 刊行
剣の時代
斉城昌美 著
亡き兄の跡を継ぎ、ヴェイアノスの将軍の座に就いたアシュラウルは、初戦の勝利に酔い、更なる戦いに逸る人々を抑え、バウィラノスの進攻に備えて、城塞の建設と軍の再編に腐心していた。一方、暗殺された父に替わり、バウィラノスの執政となったモアラもまた、台頭する軍部により、苦境に立たされていた。二人の思いとは裏腹に、再び戦いの幕が上がる。戦いの指揮を執るアシュラウルの双眸に映ったものは、皮肉にも同じ戦場に立つモアラの姿だった。
2000/11/24 刊行
剣の時代
斉城昌美 著
敵国バウィラノスの侵攻を食い止めたアシュラウルは、自国の守りを固めることに専念していた。しかし、ヴェイアノスの老王は、些細な勝利に浮きたち、更なる攻撃を強要するのだった。いま戦を起こしても勝算はないと訴え、アシュラウルは手勢を連れて自領に引き籠ってしまう。彼を欠いたまま強引に始められた戦いは、予期した通りに惨敗を喫した。急遽救援に向かうアシュラウル。しかし、その前には敵神グラウバーウィが立ち塞がるのであった!!
2000/11/24 刊行
大石英司 著
革命の主役は、戦闘機でも戦車でもなく、発達したコンピュータと通信網だった。共産政権の防戦をよそに、日本のパソコン通信を通じて、大陸全土に怒涛のごとく情報を送り込む中国反体制派。各地で発生する民衆の蜂起。日本政府は、市場経済を標榜する中国新政権の全面的支援に踏み切り、軍事力の投入を決意する。上海郊外に防衛ラインを形成する陸自90式戦車、重慶の共産党司令部にピンポイント爆撃を敢行する空自イーグル部隊。最後の社会主義大国崩壊に、日中戦争の悪夢は甦るのか?
2000/11/24 刊行
大石英司 著
株式の暴落を発端に上海で騒乱が発生。市内の暴動は農村にも飛び火し、役人に反感を持つ市民と農民の大規模な動乱へと発展する。だがこの内戦は、元紅衛兵で香港闇社会のボス、紅将軍一派によって巧妙に煽動されたものであった。北京政府に対抗して成立した自由上海政府は、日中で係争中の領土、尖閣諸島に放送施設を設置。その結果、日本は社会主義中国と資本主義中国の内戦に巻き込まれる。さらに世界からは、上海をめざす救援民間機の護衛に、航空自衛隊の出撃を望む声があがるが。
2000/11/24 刊行
ある生涯の七つの場所1
辻邦生 著
幼い心に異性への淡い憧れを芽生えさせて逝った美しい女性、異郷で謎の死を遂げる老亡命者――。独立した挿話はいつしか絡みあい、一枚のタピスリを織りあげてゆく。昭和初期から一九七〇年代まで、世界各地を舞台に展開する野心的連作第一集。
2000/11/24 刊行
関谷文吉 著
魚の生命(いのち)は香りだ――。浅草の老舗「紀文寿司」の四代目が、永年の経験に裏打ちされた確かな知識によって、限りなく豊かな海の幸の味覚の世界へといざなう。日々、魚に触れ、魚を味わい、魚たちの〈ささやき〉に耳を傾けてきた著者のみが語りうる本物の味談義。
2000/11/24 刊行
本田一郎 著
日本のスリ史にその名を残す大親分仕立屋銀次こと富田銀蔵は、明治四十二年六月二十三日、ついに捕縛され、全盛を誇るスリ団大検挙の発端となった。常に数百人の子分を擁し官憲も手をこまねく犯罪集団の実態を、警察の資料と出所後の銀次親分の記憶を辿ってつぶさに記す。
2000/11/24 刊行