ホーム > 電子書籍 > 黒狼秘譚Ⅱ 下
斉城昌美 著
敵国バウィラノスの侵攻を食い止めたアシュラウルは、自国の守りを固めることに専念していた。しかし、ヴェイアノスの老王は、些細な勝利に浮きたち、更なる攻撃を強要するのだった。いま戦を起こしても勝算はないと訴え、アシュラウルは手勢を連れて自領に引き籠ってしまう。彼を欠いたまま強引に始められた戦いは、予期した通りに惨敗を喫した。急遽救援に向かうアシュラウル。しかし、その前には敵神グラウバーウィが立ち塞がるのであった!!