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春秋篇
今野敏 著
岡山の再戦で鉢須賀了太に敗れ、焦燥に駆られる朝丘剛。非情の戦士の射るような視線が、今の鉢須賀にはない。熱い滾りを内に秘め、魂の彷徨は続く。宮本武蔵の故地を訪ね、二天一流を能くする僧侶高松孝道に勝負を挑む剛。免許皆伝の剣豪に九龍仕込みの功夫は通用するか? 一方、剛を待つマリアに再び暴力団の魔の手が。愛する者を守るため師の戒めを破り、松原弘一は怒りの拳を見舞った! 好評シリーズ第七弾!
2001/01/26 刊行
血戦篇
川又千秋 著
果てしなき消耗戦のまま膠着状態の戦局がついに動いた!! 我が伊号潜水艦の殊勲により、米側は空母二隻を失い、残るは旧式小型のレンジャーのみに。この敵機動部隊の弱体化を衝き、<大和>以下の戦艦群がガダルカナル沖へ突入、46サンチ巨砲は米軍基地を爆砕し、さらに戦艦ワシントンをも直撃する。勇躍進出した雷撃隊も、その大出力発動機と重武装にものを言わせ、敵陸海航空隊と死闘を展開。かくして戦局は重大転機を迎えるのであった。
2001/01/26 刊行
ルビーの泪
大石英司 著
タイの軍事クーデターはインドシナの危うい均衡を根底から突き崩しつつあった。常任理事国として毅然たる態度を求める国際世論に押され、日本はタイとの国交を断絶。だが、密かにアジアの混乱を画策するCIAにあと押しされた強硬なタイ軍事政権は、カンボジアに展開する自衛隊のPKO部隊に対し、国境を越えて空爆を敢行する。やむなく自衛隊は九一式地対空ミサイルで応戦、否応なくアジアへの軍事介入を迫られる日本……。環太平洋圏の近未来と日本の選択を問うシミュレーション巨篇
2001/01/26 刊行
風と砂とインカの道
向一陽 著
南米・アンデス山中のアタカマは、「世界最悪の場所」と恐れられる未踏の高地である。強風、砂の猛威、異常乾燥、塩湖や死火山の強烈な原色……。本書はこの凄絶な高地を、砂に埋もれたインカの道を頼りに、地質・気象・植物・民俗の調査を行いながら徒歩とジープで縦断した著者を隊長とする男たちの記録である。人間の力の極限に挑む走行一千キロの旅は、現代生活で失われたものは何かという問いの中に向かって走り続ける。
2001/01/26 刊行
環境と生命の対話
林峻一郎 著
二十世紀末の現在、「ストレス」という言葉が蔓延している。一体、ストレスとは何か? 言葉の生みの親セリエは、生命法則の一部という。ストレスは、生体と環境との間に起こる「さざ波」であり、人間が生存していくための意思決定が複雑な社会にあっては「生きる証し」でもある。本書は、現代文明の必然的落し子「ストレス」誕生の謎から最新研究まで、時代背景と必然性の経緯を辿り、研究・臨床両面から、対応・解消法を探る。
2001/01/26 刊行
暁を告げる鐘
三浦真奈美 著
領主の三男坊として生を受けながらも、島人との混血とさげすまれ、居場所がないケアルには、翼を操り空を翔けることだけが、唯一の自由だった。このままどこまでも飛んでいけたら――。いつものようにそんな思いで飛んでいた彼の目に、悠然と大海を征く巨大な帆船の姿が飛び込んできた。ケアルたちの住む閉ざされた世界に、開国と交易を迫るべく海の向こう、未知の国から来訪したこの船こそ、彼を新たなる激動の時代へと導く、運命の使者であった!
2001/01/26 刊行
阿川弘之 著
『山本五十六』執筆を機に、海鳴りのように胸中に谺する想いにかられ、撃墜された山本元帥機を求めてブーゲンビル島の未踏のジャングルで、ついにその残骸を発見するまでの感動に満ちた鎮魂紀行。アリューシャン列島アッツ、キスカに飛んで、奇跡のキスカ撤退作戦の跡を辿り、予備学生出身の気象官の苦闘を描いた戦記を併載。
2001/01/26 刊行
波濤立つ都
三浦真奈美 著
ハイランドの使者として、未知の国デルマリナへとケアルは旅立つ。苦難の航海を越え、辿り着いたその地は、何もかもが驚愕と当惑に満ちあふれていた。利権を求め彼を利用すべく群がってくる人々。あまりに違う慣習、価値観――。惑う心でケアルはふと空を見上げる。「飛びたい」と。この異郷の空も、自分の故郷と同じように、暖かく包んでくれるのだろうか。同じ空、同じ海――。ならば異国の人々とも理解しあえる時がきっと来る。使者として、まずは自分が架け橋になろう。そしてケアルの孤独な闘いが始まった。
2001/01/26 刊行
嵐を呼ぶ烽火
三浦真奈美 著
共に異国の地を訪れた、唯一の友エリと生き別れたまま、デルマリナを後に、ケアルは独り故郷ハイランドへと帰国の途に着く。しかし一年ぶりに戻った故郷では、様々な難問が彼を待ち受けていた。デルマリナとの圧倒的な国力の差を認識できず、己の価値観にしがみついて右往左往するハイランドの領主たちは、いたずらに状況を混乱させるばかりだった。このままではいけない、ハイランドはデルマリナに食いつぶされてしまう――危機感と焦燥感を募らせるケアルに、さらなる嵐が襲いかかる!
2001/01/26 刊行
柘植久慶 著
信玄の死後二年半、長篠に出陣した武田軍は勝頼の人望の無さから往時の勢いを失っていた。騎馬軍団は、織田と徳川連合軍の馬防柵と鉄砲の前に壊滅するはずだった。だが、鉄砲対騎馬の闘いにしなければよいのだ――現代人軍師・御厨の奇策で史実より早く長篠城を落とした武田軍は、地形を利用した陣を敷いて防御に徹し、誘い出された徳川軍をさんざんにうち負かす。しかし緒戦の大勝利に酔った勝頼と長閑は御厨の献策を無視して無謀な攻撃を……。なるか、逆転! 戦国軍略シュミュレーション!
2001/01/26 刊行
遙かなる環礁
横山信義 著
グアムに上陸した米海兵隊を降服させた日本軍は、新造空母「雲竜」の完成を待ってトラックへの反攻を開始した。慣熟不十分の米新空母エセックス級一隻を撃沈、従来型の空母一隻を大破させるが、強力な対空砲火により艦載機の損耗が激しく戦線は膠着する。遂に陸軍はトラックの米基地航空兵力を叩くべく”義烈空挺隊”による決死の夜間強襲作戦を敢行。太平洋に再び日米機動部隊対決が迫る。一方、欧州では水面下の外交交渉が……対米戦争終結の道を模索する海軍の方針は。戦略巨篇第六弾!
2001/01/26 刊行
暁闇篇
井上祐美子 著
中原制覇に王手をかけた〈征〉王の急死。千載一遇の好機と、眠れる大国〈衛〉が遂に攻勢に出た。動乱の炎は騎馬国〈琅〉にも飛び火、王の血を継がぬ新王が立つ――その名は赫羅旋。
2001/01/26 刊行
デルフィニア戦記7
茅田砂胡 著
国王に押しかけ愛妾出現!? 王女にタンガの皇太子との縁談!? 日頃は剛胆なウォルも無敵のリィも敵国の策略を知って激怒した。この事態に対応すべく、国を挙げウォルとリィの婚姻が敢行される。だが、厳粛な式の最中、タンガから宣戦布告が届けられた。――剣を取れ! 国王の大音声が響き渡る!!
2001/01/26 刊行
谷甲州 著
軌道航行機イントレピッド3は、月に向けて発進の直後原因不明の爆発事故に見舞われた。コンパートメントの気密漏れ、エンジンの暴走。推進剤が底をつけば、あてもなく宇宙を漂流するか、大気圏に墜落するしかない。最悪の状況でラシッド機長は、わずかな可能性に賭け、月基地への宙航を決意する。一方イントレピッド3の危機に、急遽救出作戦にのりだしたハスミ退役大佐は、事故に先立って消息不明になった宇宙船と、突如作動し始めた軍事邀撃衛星の存在を探り当てたのだが!?
2001/01/26 刊行
甘糟幸子 著
大自然の流れの中に束の間の味を愉しみませんか。私たちの身近にある野草、木の芽、葉、花や根など九十種類をとりあげ、各シーズンごとに、摘み草の知識とおいしい料理法を体験的に綴った野草料理への招待状。わかりやすい野草のイラスト45点入り。
2001/01/26 刊行