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里中満智子 著
表題作ほか「女殺油地獄」「鑓の権三重帷子」「曾根崎心中」を収載。最高の戯曲作家近松が書きあげた悲恋四篇を長篇ロマンの名手が情念豊かに描く。
2001/06/23 刊行
深海の覇者
大石英司 著
南沙諸島に艦隊を展開した中国は、さらにフィリピン領パラワン島に空挺部隊を降下させた。対抗してASEAN諸国も海軍艦艇を派遣。睨み合う両艦隊の間に海上自衛隊が国連軍として割って入る。水上艦艇がひしめく南沙の海面下では潜水艦が静かにお互いを探り合っていた。深海を制したものが海域を支配する。海自、中国海軍潜水艦の間隙をぬって国籍不明艦が現れ、中国艦隊への攻撃を開始した。莫大な埋蔵資源とアジアの覇権を手にするのは誰か。常任理事国日本の選択シミュレーション。
2001/06/22 刊行
回天篇
川又千秋 著
ヒットラー総統死す!? 航空機事故と発表された謎の死の直後、不可解なほど速やかに発足したドイツ新体制。英米との和平を考慮した、徹底的反ナチス政策の採用は、我が国航空界にも意外な影響を及ぼす。新政権に疎まれたメッサーシュミット博士が、手塩にかけて開発中のジェット機Me262とその技術を「亡命」させようとしたのだ。この重大使命は、折からドイツとの連絡のため寄港中だった伊八潜水艦に託される。彼らの苦難に満ちた航海は、やがて太平洋の戦いを一変させるのだが……。
2001/06/22 刊行
柘植久慶 著
ベルリンではついにボルマン、ヒムラーらがヒトラーを幽閉し、影武者を立てることに成功した。さらにロシア戦線で快進撃を続ける第2機甲集団の解体を狙い、グーデリアンは更迭、フォン=タンネンベルクこと御厨太郎はアフリカ機甲軍に転属される。「砂漠の狐」ロンメルと共に過酷な砂漠戦にのぞむ御厨だが、戦力の劣るイタリア軍は頼りに出来ない。スピットファイア奪取、Uボート上陸部隊、地雷原突破……。前進と撤退を繰り返す砂漠の総力戦を制するのは!? ドイツ篇第5弾。
2001/06/22 刊行
満州大侵攻
横山信義 著
対米講和を実現した大日本帝国に平和は訪れなかった。ソ満国境で南進の機会を窺うソ連に備えねばならなかったのだ。昭和20年8月、ついに大侵攻は始まった。九七式とM4混在の戦車部隊、P&W搭載の疾風改、バズーカ装備の対戦車歩兵──旧式装備と米軍供与品で武装した満州派遣軍の防衛線は、圧倒的物量で迫るソ連軍の前に次々分断されていく。米軍の増援なくしてこの赤い津波を押し止めることは出来ないが……。満州の大地を朱に染めるシミュレーション巨篇、出撃!
2001/06/22 刊行
デルフィニア戦記12
茅田砂胡 著
コーラル城の華やかな喧噪にまぎれ、王妃暗殺の罠は巧妙に精緻に張りめぐらされた。無関係に見えた少女の死。王宮の内部で殺された侍女。決戦の場となった雪原で、暗殺集団ファロットの青年はあでやかに微笑む。リィの本能が警鐘を鳴らす。この奇妙なイキモノは「人間」なのか!?
2001/06/22 刊行
獅子王の毒
斉城昌美 著
港町ダィーラに流れる猟奇殺人の噂。またしても獅子王の陰謀か? 悪辣な手口を察したアシュラウルは、アラマン国内の内訌を阻止すべくクィラ領主邸の宴に乗り込んだ。華やかな祭の陰で密かに進行する陰湿な企て──。帝国の策略を潰さんがため、精霊王アシュラウルが選んだ苦肉の策とは!?
2001/06/22 刊行
鳴海章 著
ラオス上空を飛行中のボーイング767が、突如現れたミグ21に撃墜された。しかも戦闘機のコックピットには日本人パイロットが……。黄金の三角地帯の麻薬経済を背景に、小国家なみの武器を所有するテロ組織が出現したのだ。世界の警察を自認するアメリカは国連航空軍の創設を提案、日本に非武装のRF-4E偵察機の派遣を求める。あえて民間機を撃墜した「組織」、国連の軍事化に固執する米国、さまざまな思惑がうごめく東南アジアの地に、空を愛した男たちの宿命が交錯する。新シリーズ第一弾。
2001/06/22 刊行
鳴海章 著
民間旅客機を撃墜した「組織」が次なる行動を起こした。根拠地とする黄金の三角地帯の一国・ミャンマーのレーダーサイトにミグ21による爆撃を敢行したのだ。ライサと呼ばれる日系の美青年を「議長」とするこの「組織」の狙いは? 一方、アメリカの主導により創設された国連航空軍も「組織」を封じ込めるべく、戦力を着々と集結させていた。ハリアー、F-16、スホーイ27……。日本からもファントム・ブラッキーと二人のパイロットが飛ぶ。緊迫の新シリーズ第2弾!
2001/06/22 刊行
鳴海章 著
黄金の三角地帯を根拠に脅威を増す「組織」。国連航空軍はタイ国内に基地を置くが、ミグ21と朱雀隊による空陸からの激しい攻撃に晒され、F-16、RF-5Eタイガーアイも相次いで撃墜される。この壊滅寸前の危機にイギリスの最新鋭機シーハリアーFA-2がユニコーン基地へ飛来。さらにファントム・ブラッキーも嘉手納から甲斐と岩本の前に姿を現した──黄蛇帝、ライサの「組織」とユニコーンの緻密な情報戦、凄絶な空中戦!
2001/06/22 刊行
佐和隆光 編
ヴェブレン『企業の理論』、シュムペーター『経済発展の理論』、ロビンズ『経済学の本質と意義』、ケインズ『雇用・利子および貨幣の一般理論』、ハイエク『市場・知識・自由』、ヒックス『価値と資本』、ハロッド『動態経済学序説』、サイモン『経営行動』、サミュエルソン『経済学』、アロー『社会的選択と個人的評価』、ミュルダール『経済理論と低開発地域』、ベッカー『人的資本』、ガルブレイス『新しい産業国家』、フリードマン『選択の自由』、サロー『ゼロ・サム社会』ほか
2001/06/22 刊行
佐々木毅 編
ウォーラス『政治における人間性』、ウェーバー『職業としての政治』、リップマン『世論』、ミヘルス『政党の社会学』、メリアム『政治権力:その構造と技術』、ラスウェル『権力と人間』、ハイエク『隷従への道』、アーレント『人間の条件』、モーゲンソー『国際政治:権力と平和』、ダール『ポリアーキー』、ローウィ『自由主義の終焉』、ロールズ『正義論』、ハーバーマス『後期資本主義における正統化の諸問題』、丸山真男『現代政治の思想と行動』、辻清明『日本官僚制の研究』
2001/06/22 刊行
結城昌治 著
失踪した会社の同僚・香取の行方を探すために坂本は内戦下のサイゴンに赴任したが、到着早々不可解な出来事が続き、ついに坂本を尾行していた男が「ゴメスの名は…」という言葉を残して殺された。香取の安否は、そしてゴメスとは何者なのか……。緊迫した政治情勢下の南ベトナムを舞台に展開される熾烈なスパイ戦を通じて“不安な現代”を浮彫りにした迫真のサスペンス。日本のスパイ小説の金字塔。
2001/06/22 刊行
ある生涯の七つの場所2
辻邦生 著
孤独な少年の日々に垣間見た〈生〉の光と闇。青年の「私」が目撃する様々な男女の愛と裏切りと死。フランス人女性との甘美な愛の生活――。独立した挿話が現代史のモザイクを形づくる連作第二集。
2001/06/22 刊行
大岡昇平 著
慶応四年二月十五日、フランス水兵と土佐藩兵との間にその事件は起こった。殺されたもの、切腹したもの、死は免れたもの――非運な当事者たちを包みこむ事件の全貌を厳密正確に照らし出そうとする情熱、歴史をみはるかす自由闊達な眼差し……。構想十年、歴史を文学に昇華させる夢を紡いだ偉大な作家の渾身の遺著。
2001/06/22 刊行