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鳴海章 著
北朝鮮空軍パイロットの亡命はCIAによる偽装だった。しかし、彼女の身柄の米軍引き渡し直後、北朝鮮工作員が東海村原発を襲い原子炉をメルトダウンさせた。激化するテロ工作に、米国はついに北に傀儡政権を立てる「夜間飛行計画」を発動。米海軍が極秘開発したステルス機「ヘルキャットⅡ」に北朝鮮労働党書記の異母兄を載せ呉少佐の操縦で北朝鮮へ送り込もうというのだ。だが、作戦の主役を担う空母インディペンデンスに向け、謎のスホーイが核攻撃を! 米海軍第77機動部隊は壊滅、日本海は戦争状態に──。
2001/08/24 刊行
大坂商人道とダイヤモンド経営
武田康 著
明治六年に、初代野村徳七が大阪の借家で開業した銭両替店は、日清・日露戦争による株式市場の活況で近代的な証券会社に変身し、さらに国内外の産業分野への進出を行ない、有数の財閥へと成長した。敗戦前後の困難も乗り越え、世界屈指の「ノムラ」へと発展していった秘密はどこにあるのか。本書は、その成功の鍵を、今や忘れ去られた感のある、江戸時代以来の商業倫理の遵守に求め、商家の暖簾を守り続けた人々の気骨を描くものである。
2001/08/24 刊行
天保の改革の弾圧者
松岡英夫 著
水野忠邦の権力を背に負って天保改革を苛烈に実行し、蛮社の獄によって渡辺崋山らを死に追いやった鳥居耀蔵は、目的のためには手段を選ばぬ執拗な隠謀家であった。儒者の司・林家出身の耀蔵にとって、洋学は夷狄の宗教・思想にほかならず、この侵入を防ぐためには詐術もスパイ工作も厭うべきものではなかった。前半生、「妖怪」と恐れられ、後半生、二十三年間の幽囚にも屈しなかった「悪党」の、残忍酷薄にして豪邁な生涯を活写する。
2001/08/24 刊行
緑陰の章
渡辺淳一 著
チエホフは「医学は本妻で小説は愛人だ」といったそうだが、そのようにわり切れるものだろうか……。医学に、文学に、そして愛に、自信と不安のなかで熟成する青年外科医の内面を、清冽な北の都を舞台に鮮やかに描く自伝的長篇第四弾。
2001/08/24 刊行
森村誠一 著
同僚の死をきっかけに職場で重用され、美しい妻を射止めた男。だが、新妻お気に入りの曲「ひき潮」が、殺人事件当夜の記憶を甦らせる……。表題作「殺意の重奏」ほか、著者得意の企業、家庭、そして山岳を舞台にした第一級の短篇ミステリー六篇。読者を翻弄する見事な展開、息を呑む完璧な結末、これぞ本格短篇推理の醍醐味!
2001/08/24 刊行
権謀の大地
狩野あざみ 著
合従して強国秦に対抗すべし──秦を包囲する軍事同盟を構築すべく、姫惺は旅に出た。だが脅威に怯える小国の利害を調整することすら容易ではなかった。策謀には策謀を──。嘲笑うかのように姫惺の行く手に立ちふさがる秦の宰相張儀の術数。姫惺が中原の命運を賭けた大合従は秦の野望を打ち砕けるのか!?
2001/08/24 刊行
土田よしこ 著
酒屋の払いをふみたおし、お伊勢さんまで厄払い。花も嵐もふみたおす、男ふたりの珍道中。土田よしこが存分に活写する、江戸の笑いと息づかい。
2001/08/23 刊行
梶山雄一 著
多くの般若経典の中でも、インド・チベット・中国・日本など大乗仏教圏において最も尊重されてきた『八千頌般若経』。その前半部分11章まで収録。
2001/08/23 刊行
デカルト 著 野田又夫/井上庄七/水野和久/神野慧一郎 訳 神野慧一郎 解説
「西欧近代」批判が常識と化したいま、デカルトの哲学はもう不要になったのか。答えは否である。現代はデカルトの時代と酷似しているからだ。その思索の跡が有益でないわけはない。
2001/08/10 刊行
乱世の暗流
狩野あざみ 著
暗愚な王を倒し権力を掌握した王英たち三公子は、外憂に備えるべく、国力の整備増強に腐心していた。しかし、己の権力に固執する諸侯の反発は思いのほか強く、内政改革は遅々として進まなかった。おりしも隣国楚が強国秦と連衡し華陽を狙っているとの報が届く。亡国の危機に彼らがとった策とは?
2001/07/27 刊行
流星篇
川又千秋 著
最前線で猛威をふるう米軍の近接信管と電深射撃、戦傷も癒え名門“横須賀航空隊”へ移動した主人公の頭上を飛翔する新鋭機“閃風”。それは療養中に一変した新次元の戦場を意味していた
2001/07/27 刊行
巨象の鼓動
大石英司 著
直接選挙を実現し民主主義を育みつつある台湾にアジアの巨象中国がついに牙を剥いた! 改革開放経済が破綻、軍事的冒険に打って出た南沙諸島で資源を失い、行き場のない中国の矛先は台湾海峡へ向けられた。常任理事国日本は、市場として無限の可能性を秘めた大陸と、産声を上げた民主国家の間で選択を迫られる。日本は金門・馬祖両島に陸自からの兵員を派遣する。開戦の火蓋が切られたのは大陸との距離わずか2キロ、地上でもっとも堅牢な要塞島、金門だった──近未来軍事シミュレーション。
2001/07/27 刊行
柘植久慶 著
アフリカ戦線に参謀として従軍し、ロンメル元帥と共にアレクサンドリアを陥落させたフォン=タンネンベルクこと現代人軍師・御厨太郎は、再びロシア戦線に投入された。しかし、御厨は第6軍のエリート司令官パウルスと対立する。スターリングラードへの電撃進攻を、持久戦を主張するパウルスは認めないのだ。攻防が冬に持ち越されると、史実通り第6軍は壊滅してしまう! さらにヒトラーを幽閉したヒムラー、ボルマンら獅子身中の虫からも目が離せない。第三帝国は風雲急を告げる……。
2001/07/27 刊行
攻防遼東半島
横山信義 著
新京・奉天陥落。大連の根拠地隊は孤立──救援に向かうべき「榛名」「金剛」をソ連の罠で失った帝国海軍は、やむなく退役寸前の「扶桑」「山城」を派遣する。ソ連の猛反撃に大破着底しながらも海岸要塞と化して、大連を包囲する戦車陣地に36センチ砲の雨を降らせる老戦艦。一方、エセックス級空母を中心とした増援部隊と共に、米軍は勇将パットンを新総司令官として送り込む。ウラジオストックに向かう日米機動部隊。陸海総力を挙げた反抗が開始された!
2001/07/27 刊行
デルフィニア戦記13
茅田砂胡 著
獅子の紋章を象った招待状が届けられ、使者が大陸全土からコーラルに赴く。豪華な式典の背後で、タンガ・パラスト両大国は飽くことなき権力への執念に策動し、周辺諸国と大華三国の関わりは微妙に変わり始める。ウォルとリィは毅然と顔を上げ、互いの手をとり大広間に踏み出した──偽りの宴が始まる。
2001/07/27 刊行