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ヨーロッパ精神の底流
堀米庸三 著
キリスト教会をめぐる様々な異端抗争を解明し、ヨーロッパ人の精神的形成に大きな影響を与えた、宗教と政治の緊張関係を劇的に再現する。〈解説〉樺山紘一
2013/04/25 刊行
矢内原忠雄 著
内村鑑三の唱えた「無教会主義」の信仰に生き、東大総長を務めた著者が、理性の信頼回復を懇願し教義を解き明かした名著を復刻。〈解説〉竹下節子
2012/04/25 刊行
保守化と政治化のゆくえ
堀内一史 著
アメリカは、二億人を超えるキリスト教徒を抱え、その八割が「天地創造」を信じ、教会出席率・回心体験でも群を抜く保守的な宗教大国である。一九七〇年代以降、宗教右派が政治に参入し、レーガンの大統領当選に貢献するなど、表舞台に登場。二一世紀以降、ブッシュ、オバマは宗教票を無視できなくなった。本書は、世俗への危機意識からリベラル派が衰退し、保守化・政治化していく過程を中心に、アメリカの宗教の実態を描く。
2010/10/25 刊行
「鎖国」日本に語られた「世界」
松方冬子 著
日本人の海外渡航を禁じた江戸幕府にとって、オランダ風説書は最新の世界情勢を知るほぼ唯一の情報源だった。幕府はキリスト教禁令徹底のため、後には迫り来る「西洋近代」に立ち向かうために情報を求め、オランダ人は貿易上の競争相手を蹴落すためにそれに応えた。激動の世界の中で、双方の思惑が交錯し、商館長と通詞が苦闘する。長崎出島を舞台に、「鎖国」の二〇〇年間、毎年続けられた世界情報の提供の実態に迫る。
2010/03/25 刊行
西ヨーロッパ世界の形成
佐藤彰一/池上俊一 著
ヨーロッパ社会が形成された中世は暗黒時代ではなかった。民族大移動、権威をたかめるキリスト教、そして十字軍遠征、百年戦争と、千年の歴史を活写。
2008/07/25 刊行
プロティノス 著 田中美知太郎/水地宗明/田之頭安彦 訳
プラトン哲学に師事したプロティノスはプラトンに独自の解釈を加え、このプラトン像はやがて西洋の哲学的伝統に生き続け、キリスト教神学が求める古典哲学となる。
2007/11/10 刊行
帝国と賢者
内山勝利 編
ヘレニズム時代やローマ時代には、いわば古代におけるグローバリゼーションが進展しました。知のフロンティアが飛躍的に拡大したのです。数学・医学・天文学といった自然学、論理学や言語学思想も成熟をみました。世界市民たる賢者たちは、柱廊や庭園で人間と宇宙の運命に思いを馳せ、また大いなる一者への帰還を希求しました。彼らの叡知と生き方はキリスト教思想に引き継がれるとともに、いまなお現代人の共感を呼んでいます。
2007/10/10 刊行
ローマが残した無限の遺産
小林標 著
かつてローマ文明を支えたラテン語の生命力は、二千年経った現在でも衰えていない。ラテン語は、生物学などの学問やキリスト教に使われるとともに、イタリア語やフランス語、スペイン語などをも生み出した。さらに、その言語構造が持つ普遍性ゆえに、英語や日本語にも影響を与えている。身近な言葉や箴言、いまも残る碑文などの豊富な例をひきながら、ラテン語の特徴やその変遷、ラテン文学のエッセンスを楽しく語る。
2007/06/15 刊行
ローマが残した無限の遺産
小林標 著
かつてローマ文明を支えたラテン語の生命力は、二千年経った現在でも衰えていない。ラテン語は、生物学などの学問やキリスト教に使われるとともに、イタリア語やフランス語、スペイン語などをも生み出した。さらに、その言語構造が持つ普遍性ゆえに、英語や日本語にも影響を与えている。身近な言葉や箴言、いまも残る碑文などの豊富な例をひきながら、ラテン語の特徴やその変遷、ラテン文学のエッセンスを楽しく語る。
2006/02/25 刊行
海洋帝国の黄金時代
岩根圀和 著
キリスト教国の雄スペインは、カスティーリャ、アラゴン両王国の婚姻により成立した。八世紀以来イベリア半島を支配したイスラム勢力を逐い、一四九二年、レコンキスタを完了。余勢を駆って海外へ雄飛し、広大な領土を得て「太陽の没することなき帝国」の名をほしいままにする――。国土回復戦争の時代から、オスマン・トルコとの死闘を制して絶頂をきわめ、宿敵イギリスに敗れて斜陽の途をたどるまでを流麗な筆致で描く。
2002/04/25 刊行
人になれなかった神々
植田重雄 著
キリスト教が伝播・普及してゆく過程で、ヨーロッパ各地の民間信仰は、守護聖者というものを新たに生み出していった。それらは今も、造形物として、また祭りとなって人々の心に深く根を下ろしている。本書は、膨大な数の聖者のうち、日本でも親しまれている、聖ヴァレンタイン、聖ニコラウス(サンタ・クロース)などから聖家族まで特徴的な聖者を取り上げて、ヨーロッパ文化の中に「聖者文化」を再発見しようとするものである。
2000/11/24 刊行