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大澤真幸/平野啓一郎 著
コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻......人類史レヴェルの危機に直面し、私たちは正念場を迎えている。今こそどんな未来を選び取るのかが問われているのだ。この歴史の転換期にあたり、天皇論や三島由紀夫論など対話を重ねてきた二人の知性が、新たな日本のアイデンティティを模索した。蔓延する「日本スゴイ」論を、鍛え抜かれた言葉と思索の力で徹底検証。国を愛するとはどういうことかをラディカルに問うた「憂国」の書。