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教育論の新常識

格差・学力・政策・未来

松岡亮二 編著

入試改革はどうなっているのか? 今後の鍵を握るデジタル化の功罪は? いま注目の20のキーワード(GIGAスクール、子どもの貧困、ジェンダー、九月入学等)をわかりやすく解説。編著者の松岡氏は、研究が「教育の実態を俯瞰的に捉えた数少ない正攻法」(出口治明氏)と評される、「2021年日本を動かす21人」(『文藝春秋』)のひとり。ベストセラー『「学力」の経済学』の中室牧子氏、文部科学省の官僚ら総勢22名の英知を集結。

目次
まえがき――まっとうな教育論のために
(松岡亮二・早稲田大学准教授)
Ⅰ 教育格差
①【社会経済的地位(SES)】日本社会が直視してこなかった「教育格差」
(松岡亮二)
②【子どもの貧困】経済や福祉のみならず、なぜ教育の役割が欠かせないのか
(卯月由佳・国立教育政策研究所総括研究官)
③【デジタル化】ICT導入で格差拡大 日本の学校がアメリカ化する日
(多喜弘文・法政大学准教授)
④【ジェンダー】「性別」があふれる学校は変われるのか
(寺町晋哉・宮崎公立大学准教授)
⑤【国籍・日本語教育】多民族化・多文化化する社会に公教育はどう対応するか
(髙橋史子・東京大学特任講師)
Ⅱ 「学力」と大学入試改革
⑥【国語教育】「論理国語」という問題:今何が問われているのか
(伊藤氏貴・明治大学教授)
⑦【英語入試改革】ぺらぺら信仰がしゃべれない日本人を作る
(阿部公彦・東京大学大学院教授)
⑧【英語教育】「グローバル化で英語ニーズ増加」の虚実
(寺沢拓敬・関西学院大学准教授)
⑨【共通テスト】大学入試改革は「失敗」から何を学ぶべきか
(中村高康・東京大学大学院教授)
⑩【大学教育】「広く浅い」学びから脱却せよ
(苅谷剛彦・オックスフォード大学教授)
Ⅲ 教育政策は「凡庸な思いつき」でできている
⑪【EdTech】GIGAスクールに子どもたちの未来は託せるか
(児美川孝一郎・法政大学教授)
⑫【九月入学論】推計作業を通して見えた不毛
(相澤真一・上智大学准教授)
⑬【学費】大学無償化法の何が問題か:特異で曖昧な制度設計
(小林雅之・桜美林大学大学院教授/東京大学名誉教授)
⑭【教員の働き方】教員という「聖職」に潜むリスク
(内田良・名古屋大学大学院准教授)
⑮【教員免許更新制度改革】改革のための改革を止めることこそ改革
(佐久間亜紀・慶應義塾大学教授)
Ⅳ 少しでも明るい未来にするために
⑯【審議会】データと研究に基づかない思いつきの教育政策議論
(末冨芳・日本大学教授)
⑰【EBPM(エビデンスに基づく政策立案)】データと研究に基づかない政策では「教育格差」が変わることはない
(松岡亮二、中室牧子・慶應義塾大学教授)
⑱【全国学力テスト】全国学テは問題点だらけ:目先ではなく一〇年先を
(川口俊明・福岡教育大学准教授)
⑲【埼玉県学力調査】世界が注目子どもの成長を「見える化」する調査
(大根田頼尚・文部科学省総合教育政策局、中室牧子、伊藤寛武・慶應SFC研究所上席所員)
⑳【教育DX】地方と国、教育行政の挑戦:コロナ禍における調査
(八田聡史・文部科学省初等中等教育局、渡邉浩人・文部科学省初等中等教育局、大根田頼尚)
(『教育論の新常識』という書名に相応しいと思われる)あとがき
(松岡亮二)
*肩書きは発刊当時のもの

書誌データ

  • 初版刊行日2021/9/9
  • 判型新書判
  • ページ数368ページ
  • 定価1056円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-150740-2

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