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単行本

触法精神障害者医療観察法をめぐって

里中高志 著

2001年の池田小事件をきっかけに、05年に施行された「医療観察法」。この法律では、重大な他害行為を行い、刑法第三九条の規定によって、心神喪失者または心神耗弱者とされ、無罪、あるいは執行猶予、不起訴、起訴猶予になった人を、「加害者」という代わりに「対象者」とする。全国に35施設ある医療観察法病棟では、どのような治療が行われているのか? 対象者はどのような過程を経て、社会に復帰するのか? 病棟内を取材し、現場で働く医療者、退院者、被害者遺族、法律に反対する人など、さまざまな立場の人を訪ね、制度のあるべき姿を考えるルポルタージュ。

書誌データ

  • 初版刊行日2023/9/21
  • 判型四六判
  • ページ数208ページ
  • 定価1980円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-005696-3

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