ホーム > 単行本 > 天安門ファイル

単行本
天安門ファイル

天安門ファイル極秘記録から読み解く日本外交の「失敗」

城山英巳 著

1989年6月4日―。強権独裁「習近平中国」のルーツはここにある。日本の外交官たちはその日、「人民の流血」をいとわない中国共産党の本質を見抜くべきだった。「今孤立させると排外的になる。いずれ民主化する」。計3・6兆円の援助を注ぎ込んだ日本政府は皮肉にも中国を排外的な「モンスター」に変えてしまった。建国以来最大の危機だった天安門事件を通じて「強国」となった中国。その背景には、中国共産党と裏で手を握る米国、実利優先の欧州、常に米中の「呪縛」から逃れられない日本の存在があった。ウクライナ戦争・台湾有事で中国はどう動くか。その答えは、33年前の極秘記録にある。日本はどうすべきか。歴史の教訓を読み解く。日中国交正常化50年の節目に一石を投じる渾身のドキュメント。

書誌データ

  • 初版刊行日2022/7/7
  • 判型四六判
  • ページ数392ページ
  • 定価2420円(10%税込)
  • ISBNコードISBN978-4-12-005549-2

書店の在庫を確認

オンライン書店で購入


※発売前、品切れ等で指定の購入ページに飛ばないことがあります。予めご了承ください。

SNS公式アカウント情報

 文芸セクション:

 学芸編集部:

単行本ニュース・トピックス

2024/11/21
『台湾漫遊鉄道のふたり』が2024年全米図書賞(翻訳部門)を受賞
2024/11/05
『地震と虐殺1923-2024』が「第78回 毎日出版文化賞 特別賞」を受賞!
2024/11/01
『わたしの知る花』が、「読書メーター OF THE YEAR 2024-2025」にノミネート!
2024/10/03
2024年全米図書賞に単行本『台湾漫遊鉄道のふたり』がノミネート
2024/09/13
多崎礼さん『夢の上2-紅輝晶・黄輝晶』刊行記念 サイン会のお知らせ

単行本ランキングベスト5

総合ランキングベスト5