2021 07/19
中公新書の60年

1986年の中公新書

南京事件満州事変以来、十数年にわたって続いた中国侵略の中で、日本軍が最も責められるべき汚点を残した南京事件とは? 日本軍の戦闘詳報、陣中日誌、参戦指揮官・兵士たちの日記など多数の資料を軸に据え、事件の実態に迫る。現在発売されている増補版では、初版刊行以降二十年余、虐殺の有無や被害者数など、国の内外で途切れることなく続いた論争の要点とその歴史的流れをまとめる章を新たに増補。日中双方の南京戦参加部隊の一覧、詳細な参考文献、人名索引を付す。

秦郁彦(はた・いくひこ)1932-。歴史学者(日本近現代史)。プリンストン大学客員教授、拓殖大学教授、千葉大学教授、日本大学教授などを歴任

この年のできごと4月 男女雇用機会均等法施行
同月 ハレ―彗星が地球に大接近
同月 ソ連、チェルノブイリ原発事故
9月 土井たか子が社会党委員長に。日本初の女性党首誕生
10月 レーガン大統領とゴルバチョフ書記長、米ソ首脳会談
11月 伊豆大島の三原山が209年ぶりに大噴火

この年のラインナップ日沼頼夫著『新ウイルス物語』
五島昭著『インドの大地で』
松本重治著/蠟山芳郎編集『近衛時代(上)』
岡倉徹志著『ザ・ガルフ』
板倉宏著『賄賂の話』
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石丸正著『英語のなかの日本』
秦郁彦著『南京事件』
小田晋著『社会病理診断』
子安文著『私のミュンヘン日記』
瀧本敦著『ヒマワリはなぜ東を向くか』
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外間守善著『沖縄の歴史と文化』
仲手川良雄著『歴史のなかの自由』
田中仁彦著『ラ・ロシュフーコーと箴言』
矢野暢/福士昌寿著『日本を変えるシナリオ』
田中孝雄著『飲酒症』
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高橋崇著『蝦夷』
松尾正人著『廃藩置県』
中川八洋著『核軍縮と平和』
篠田義明著『コミュニケーション技術』
前田耕作著『巨像の風景』
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杉本寧至著『中世宮廷女性の日記』
築島裕著『歴史的仮名遣い』
金子郁容著『ネットワーキングへの招待』
松沢成文著『この目で見たアメリカ連邦議員選挙』
杉本憲司著『中国古代を掘る』
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浅田彰/黒田末寿/佐和隆光/長野敬/山口昌哉著『科学的方法とは何か』
中屋健一著『アメリカ西部史』
今田好彦著『現代中国百景』
林峻一郎著『リマの精神衛生研究所』
飯尾晃一著『統計学再入門』
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阿川尚之著『アメリカン・ロイヤーの誕生』
土志田征一著『レーガノミックス』
周正著/田村達弥訳『崑崙の秘境探険記』
潮木守一著『キャンパスの生態誌』
水野忠夫著『囚われのロシア文学』
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中西進著『辞世のことば』
花井等著『国際外交のすすめ』