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神坂次郎 著
新田義貞の末裔・岩松家はわずか百二十石の石高と霊験あらたかな「猫絵」でその名を知られていた。二十一代当主・満次郎俊純が明治維新後に男爵に叙せられるまでの波瀾万丈の日々を、幕末の世相・騒乱とともに描く。『猫男爵』を改題。
2009/01/25 刊行

小関智弘 著
働くことと生きることが同義語の人たち──職人として働き続け五十一年。等身大の目線でものづくりの現場を見続けた“粋な旋盤工”小関智弘の現役職人時代最後のルポ。百分の一ミリの誤差も見逃さない、他人のできない仕事に挑み、厳しい状況を生き抜く町工場の知恵と哲学の凄味とは。解説・森まゆみ。
2009/01/25 刊行

永井路子 著
女帝とは、しょうがなくの中継ぎではなく、政治力・外交力にも長けた国の大黒柱だった――従来の男中心史観の常識を鮮やかに裏返して、歴史小説の第一人者がその実態を描き出す。推古天皇から後桜町天皇まで、古代から江戸に生きた八人の女帝たちを通観し、隠された権力者たちの素顔に迫る。
2009/01/25 刊行

天堂里砂 著
砂漠の国の第二王子カマルの私室に盗賊が侵入。追い払おうとするカマルだが、なぜか兄に対する反逆罪で追われる身に。図らずも元凶の盗賊に命を救われ「《地の精霊》が兄に成り代わっている」と教えられる。優しかった兄を取り戻すため、半信半疑ながらも、精霊の命《輝命石》を求めて旅に出るカマル。だが、その行く手には地の精霊とその眷属が立ちふさがり……。第4回CN大賞特別賞受賞第一作、登場!
2009/01/25 刊行

大石英司 著
敵の猛攻に堪える土門、ベース・キャンプに孤立した手負いの司馬の救出はなるのか。絶体絶命の状況下〝マエストロ〟音無の指揮が冴え渡る! 国後・択捉島を舞台に繰り広げられる日露の領土争奪戦、ついに決着!!
2009/01/25 刊行

村上春樹 訳 レイモンド・カーヴァー 著
人生に残された時間はわずか。小説の執筆を諦め、詩作を選び、心血を注いで刻みつけた命の終わりの鮮烈な輝き--。一人の真摯な創作者レイモンド・カーヴァーの遺作となった詩集。
2009/01/10 刊行

ホッブズ 著 永井道雄/上田邦義 訳
真の信仰は何を意味するのか。ローマ法王庁の支配を否定し、宗教から独立する王権の絶対権力確立を説く。近代思想に大きな影響を及ぼした大著の二十六章以降を収め、年譜、索引を付す。
2009/01/10 刊行

ホッブズ 著 永井道雄/上田邦義 訳 川出良枝 解説
自然状態では万人が万人と闘って死滅するのを恐れた人間が契約によって創りだした国家を巨大な怪物リヴァイアサンにたとえ、その根拠を探求した政治学の古典中の古典。二十五章までを収める。
2009/01/10 刊行

天皇の料理番が語る奇食珍味
秋山徳蔵 著
舌は味覚の器であり愛情の触覚でもある。半世紀以上を天皇の料理番として様々な食材を知り尽くした著者が、古今東西の箴言や寓意を織り交ぜながら、秘食・強精について大いに語り、イカモノ談義に華を咲かせる。また味と香りだけではなく歯切れや舌触りなどの触感に焦点をあてた名著。半世紀を経て復刊・初文庫化。
2008/12/26 刊行

異色官僚政治家の軌跡
保阪正康 著
政治家として自民・非自民の双方から敬意を集めた後藤田正晴。旧内務省官僚、浅間山荘事件など治安の総帥として指揮を執り「カミソリ」と呼ばれた警察官僚を経て、内閣官房長官時代には自衛隊海外派遣に強く反対した。律儀で真摯で明瞭な生き方を振り返り、氏の歴史的普遍性に迫る。
2008/12/26 刊行

大石英司 著
択捉島の膠着状態を打破しようと、ロシア軍は隣り合う得撫島を前進基地化すべく兵隊を投入。迎え撃つのは特殊部隊サイレント・コアの司馬小隊。ミッションは順調かと思われたが――「全員戻れ! 司馬、負傷(ハーモニー・ダウン)!」――部隊の紅一点にして最強のコマンド、司馬光に一体何が……!?
2008/12/26 刊行

横山信義 著
モーニング・スター作戦の先陣を担う猛将ハルゼーは、最新鋭エセックス級を含む八隻の空母を率いて要衝トラックの攻略に向かった。「赤城」麾下の第三、第四艦隊との熾烈な航空戦の末、双方とも深手を負う。互いに機動部隊の支援を失った状況下、米太平洋艦隊は、新鋭ノース・カロライナ級戦艦とサウス・ダコタ級からなる六隻の戦艦を押し立て猛進、日本軍に艦隊決戦を挑む。迎え撃つ「大和」「武蔵」――トラック攻防の決着は!?
2008/12/26 刊行

森村誠一 著
激務の合間を縫い、休暇で北アルプスを訪れた棟居刑事。学生時代より親しんだ後立山を縦走中に、「夫を捜しに来た」という美しい女性と出逢う――。休暇を終え、東京に戻った棟居を待ち受けていたのは殺人事件だった。公園の片隅でホームレスの死体が発見されたのだ。身元不明の被害者を洗う棟居は、八年前の迷宮入り強盗殺人事件との関係に気づく。しかし、二つの事件を繋ぐ糸を手繰るうちに、思わぬ邂逅と新たな凶悪犯罪を引き寄せてしまう……。悪しき過去を消し去り、逃げる真犯人を、棟居刑事が追う!! 青春山岳ミステリ巨篇。
2008/12/26 刊行

中華帝国の危機
並木頼寿/井上裕正 著
香港はいかにして植民地となったのか。十九世紀、アヘン戦争前後から列強の覇権競争と国内動乱に直面しながら「近代」を探った「中華帝国」の人々の苦闘の歩み。
2008/12/20 刊行

筒井清忠 著
戦前戦後のヒット曲に作詞家として名を連ね、詩人・フランス文学者としても大きな足跡を残した巨人の生涯を精緻に描いた本格的評伝。〈解説〉養老孟司
2008/12/20 刊行