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光輝晶・闇輝晶
多崎礼 著
ああ、夢は、どうしてこんなに美しいのだろう。叶わないとわかっていても、こんなにも心を掴んで離さないのだろう――うちに秘めた夢を明かし、散り去る彩輝晶。残るは二つ、光と闇を宿すそれぞれの輝晶は語る。人々の夢を担い、光神サマーアを打ち砕いたアライス。太陽姫と呼ばれる彼女が、ずっと隠してきた目映いまでに純粋な願いを。そして叶わぬまま抱き続けるツェドカの狂おしい想いを。本篇堂々完結!中公文庫『夢の上 夜を統べる王と六つの輝晶 3』を改題し、書き下ろし番外短篇「輝晶の欠片 最初の夢」を新たに収録。
2024/12/06 刊行

薮野淳也 著
休職は、めずらしいことではありませんメンタルヘルス不調を理由とした休職が増加傾向にある一方、「会社を休むこと」には多くのビジネスパーソンがためらいを感じてしまうことも事実。多くの企業と実例を見てきた医師が語る、「正しく、適切で、安全な」休み方とは?休職が頭をよぎったことがある方、実際に休職中の方、また企業の総務・労務担当者も必読です。【目次】第1章 そもそも―「休む」って大事「休む」は食べる、動くとともに健康の3原則 / 働き方改革にはエビデンスがある / 「寝る」って大事 / 「クセになりそう」は昔の睡眠薬のイメージ / 困っていることとリスクを天秤にかける / 休みの質も大事 / 「有給休暇」は、正々堂々第2章 休職は、めずらしいことではありません働く人に体調不良はつきもの / 働く人のメンタル不調は、ほぼ「適応」の障害 / 責任感の強い人、相談下手な人は特に注意 / 適応障害の4つのサイン / 適応障害からうつ病になることも / 周りから見ても「いつもと違う」 / 休職は権利であり、義務 / 理由はなんであれ、仕事ができないなら休みましょう第3章 怖がらないで、ためらわないで「休職」にほっとする人、拒む人 / 頑張りが足りない? / 案外、気にしているのは自分だけ / 「部下の手前、休めない」ときには / 健康とキャリアの話は切り離して / 「診断書が出ているのに休ませない」はもはやブラック / 会社はあなたが思っているよりも大人です / 0.1のまま10日働いても、成果は「1」 / 休んだら、給料はどうなる? / 「明日仕事に行けますか?」「前と同じように働けていますか?」 / 休職は長い目で見ればプラスに働くこともある第4章 で、具体的にどうすればいいの?まず相談すべきは、誰? / 上長がストレスのもとだったら? / 産業医は、病院というより保健室 / 産業医面談で聞かれること / 「面談の内容を伝えてほしくない」はかえって不利 / クリニックを受診するタイミングは / 産業医がいない会社は診断書がカギ / 頼りにならない産業医だったら / 休職するまでの流れ / 何日休めるの? / 「とりあえず診断書もらっとこう」は絶対ダメ! / 休職は「解雇の猶予期間」になる危険性も / ただ休むのではなく、適切な休み方をコラム 「産業医」の役割始まりは軍隊だった / 中立の立場で“落としどころ”を見つける / 疾病利得という落とし穴第5章 休職中の過ごし方何を差し置いても、まずは「睡眠」 / 慣れてきたら、“いつもの時間”に起きる / リズムを乱さなければ、なんでも好きなことをしてください / 復職のベースをつくる、3つのステップ / うつでも、不安障害でも、不眠症でも同じ / 「9時5時でマンガを読めています!」では復職できない / 休職期間が短いときには / なかなか変化が感じられないときには / 仕事の情報は入れないように / 月1回のコンタクト / 休職中のNG行動 / 家族の目が気になるときには / 最後の仕上げは、振り返り第6章 復職のときいよいよ、復職のとき / 復職可能の診断書が出ても、復職できないこともある / 復職面談はアピールの場です / 回復の兆しは、主語が「自分」に変わったとき / ゆっくり慣れるより、「週5・定時で」が増えている / 復職に焦ると、遠回りになる / 再発リスクを6分の1に下げる「リワーク」 / 若い人、複数回休職している人ほど、リワークを / リワークに参加しないなら、最低限これだけは! / 手持ちのカードを増やしましょう / 自分の内面も振り返る機会に / 復職後も通院は継続がおすすめ / 転職という選択肢を考えるタイミング / 復職は健康の話、転職はキャリアの話 / 休職は個人情報、伝えなくてもいい第7章 心身を健康に保つ、本当に幸せな働き方今いる場所はあなたにとっての「適所」ですか / メンタル不調は誰にでも起こる / 定時で働けないなら、休む / 働ける体力、集中力を養うべく、ビジネスパーソンこそ運動を / 体調が整ってからキャリアの話をしよう / 「健康的に働くとは? 幸せに働くとは?」を考えるきっかけに
2024/12/06 刊行

中央公論新社 編
18世紀後半の活気あふれる江戸社会を蔦屋重三郎を中心に概観。江戸人の暮らし、政治、経済、社会、文化、出版を紹介する。NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』視聴の虎の巻として、近世後期の入門書としても使える、汎用性高い一冊。
2024/12/05 刊行

参謀長の回想
草鹿龍之介 著
航空戦の時代を予見し、真珠湾、ミッドウェー、南太平洋海戦を指導した。横須賀の司令を経て、連合艦隊参謀長として起死回生のあ号作戦を立案するが、惨敗する。海軍最後の航空艦隊司令長官を務めた草鹿が、山本五十六との絆、宇垣纒との確執、源田実への気兼ねなど、艦橋内での人間関係を混ぜながら奮戦と壊滅の真相を描く。
2024/11/29 刊行

酒井潔 著
狂騒と退廃の昭和初期の色街探訪。大震災後に増殖した新風俗の実態と、社交場の男女の乱倫を活写。80年を経て新字新仮名にて初文庫化。〈解説〉下川耿史
2024/11/29 刊行

中条省平 著
人間中心主義に抗う谷崎、乱歩、足穂、三島、澁澤らの作品を手掛かりに、「反近代」という視点で近代文学の再読に迫る。既製文学史にアンチテーゼを掲げる文芸評論。
2024/11/29 刊行

文豪に学ぶテクニック講座
中条省平 著
厳選した小説から織り込まれた言葉の技術を解析し、不朽の名作といわれる所以を探る。また、文章読本の変遷を辿って近代文学の特異性を解読し、文章術の極意に迫る。
2024/11/29 刊行

野崎歓 著
大正期の作品群から、エキゾティシズムを超えて異邦を夢みながら美女と美食に惑溺する創造世界に、『痴人の愛』『卍』へと連なる萌芽を再発見する。
2024/11/29 刊行

なぜ政党政治は「悪法」を生んだか
中澤俊輔 著
言論の自由を制限し、戦前の反体制派を弾圧した「稀代の悪法」。これが治安維持法のイメージである。しかし、その実態は十分理解されているだろうか。本書は政党の役割に注目し、立案から戦後への影響までを再検証する。1925年に治安維持法を成立させたのは、護憲三派の政党内閣だった。なぜ政党は自らを縛りかねない法律を生み、その後の拡大を許したのか。現代にも通じる、自由と民主主義をめぐる難問に向き合う。
2024/11/29 刊行

終末思想で読み解くキリスト教
岡田温司 著
世界の終末に神が人類を裁く「最後の審判」。キリストが再臨して、天国で永遠の命をあずかる者と地獄へ堕ちて永遠の苦しみを課される者を振り分けるとされる。西洋の人々にとって、希望の光であると同時に恐怖の源でもあった。本書は、このキリスト教の重要主題をわかりやすく解説する。死後の世界はどうイメージされたか。罪は誰が裁き、どんな罰が与えられたか。裁きに正義はあったか――。多くの図版とともに読み解く。
2024/11/29 刊行

坂井希久子 著
ヒット作『妻の終活』の著者が贈る最新の人情ドラマは「親の終活」父が脳出血で倒れた。折り合いの悪い父・時次郎と、この10年連絡すら取り合っていなかった42歳の篠崎明日美。実家からは勘当されとっくの昔に母に逃げられている時次郎にとって、一人娘である明日美は唯一の身内である。変わり者の父は16年前から「まねき猫」という立ち飲み屋を営んでいるが、医師には「回復後も麻痺が残る」と言われ、店に立ち続けるのは難しそうだ。「まねき猫」を閉めるしかないと考えていた明日美だったが、時次郎の友人で店の回転資金として300万円貸しているという「宮さん」によると、返済に関しては「『まねき猫』が続くかぎり無期限」ということらしく、簡単に閉店するわけにはいかず……。果たして、明日美の選択は――。※「せんべろ」とは:1000円でべろべろに酔える酒場などの俗称。
2024/11/29 刊行

諷刺画とともに見る指導者たち
飯倉章 著
1914年に勃発した戦争は、当初の予測を裏切り、4年以上に及ぶ最初の世界大戦となった。その渦中で、皇帝や政治家、軍人などの指導者は、どのような選択と行動をし、それは戦況にいかなる影響をもたらしたのか? 本書は重要人物や戦場を描いた100点近くの諷刺画を織り交ぜ、当時の状況を再現しながら、戦いの軌跡をたどる。そして、複雑な背景を持つ第一次世界大戦を多面的に読み解き、実態をここに描き出す。
2024/11/29 刊行

澤地久枝 著
「昭和史というすらりとした言い方や書き方では包括できない生身の人間の話を、生活を書きたい」(『昭和史のおんな』単行本あとがき)。東郷青児と情死をはかった西崎盈子、夫の出陣前夜に殉死した井上中尉夫人・千代子、保険殺人をはかった母子・徳山はつ/光子、堕胎罪に問われた女優・志賀暁子、ソ連へ亡命した女優・岡田嘉子……。昭和のメディアを「騒がせた」女たちの苦闘に寄り添い、その人生を追ったノンフィクション。文藝春秋読者賞受賞。昭和100年に際し、二・二六事件の遺族を追う「雪の日のテロルの残映」が補完された完本を文庫化。「文庫版あとがき」を収録。〈解説〉酒井順子■目次■妻たちと東郷青児井上中尉夫人「死の餞別」保険金殺人の母と娘志賀暁子の「罪と罰」杉山智恵子の心の国境チフス饅頭を贈った女医性の求道者・小倉ミチヨ桝本セツの反逆的恋愛初代女性アナ翠川秋子の情死擬装結婚の愛と真実さまよえる「ノラ」日中の懸橋 郭をとみと陶みさを伝説のなかのプリマドンナ夫の生還を信ず小林多喜二への愛雪の日のテロルの残映あとがき文庫版あとがき解説 酒井順子
2024/11/29 刊行

橋と水辺の物語
小倉孝誠 著
ブルゴーニュ地方の山中に源を発し、ル・アーヴル近くで英仏海峡に注ぐ。全長七七六キロに及ぶ堂々たる大河、セーヌ川。パリ市の紋章には「たゆたえども沈まず」とあり、パリとこの川の浅からぬ縁を証言している。昔日のガイドブック、文学作品などの歴史的証言の数々を繙いて、この都市の錯綜したイメージを読み解いてゆこう。著者とともに、河岸を散策し、船に乗り、橋に佇めば、見知らぬパリの相貌に出会えるだろう。
2024/11/29 刊行

はせがわゆうじ 作
ベストセラーの絵本にテーマソングの楽譜がついた特別版が登場。「ぼく」の世界をより深く感じることのできる1冊。
2024/11/20 刊行