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海原育人 著
蓮華晴久は顔は恐かったが、それなりに大学生活を満喫していた。しかし、タトゥショップにかかわったことで状況は一変する。海原育人が贈るバトル・ホラー(?)・アクション!!
2010/12/20 刊行

創業者を激怒させた二代目社長のマーケティング流儀
安藤宏基 著
日清食品の二代目が、創業者であり父でもある安藤百福との確執や苦しみ、さまざまな競争構造の導入、社内改革、マーケティング戦略について初めて綴った異色のビニネス書。
2010/11/25 刊行

警視庁広域捜査専任特別調査室
富樫倫太郎 著
七名の小所帯に、警視長以下キャリアが五名。管轄を越えた花形部署のはずが――。警察組織の盲点を衝く、連続殺人犯を追え! 新時代警察小説の登場。
2010/11/25 刊行

徳川家康~高田屋嘉兵衛
司馬遼太郎 著
徳川家康、石田三成ら関ヶ原前後の諸大名の生き様や、徳川時代に爆発的な繁栄をみせた江戸の人間模様など、歴史のなかの群像を論じた人物エッセイ。
2010/11/25 刊行

外山滋比古 著
今や日本人にとっても複雑になってしまった日本語。時代や社会、人間関係によって変化する、話し・書き・聞き・読むなどの言語生活を通し、ことばの教養について、いろいろな事象や、著名人の書簡などを交えて、考えさせてくれる好エッセイ。『ことばのある暮し』『男の神話学』から再編集。
2010/11/25 刊行

大竹昭子 著
都会に暮らす「わたし」が遭遇する小さな事件や出来事。それらは本当に起きたのか、それとも「わたし」の妄想なのか。胸に迫る人やもの、音や情景を辿って、現実と非現実のはざまをたゆたう24篇。新しい都市奇譚として話題を集めた作品集の待望の文庫化。解説 堀江敏幸
2010/11/25 刊行

俳句のかたち
外山滋比古 著
世界でいちばん短い詩――俳句。日本独特の短詩型文学における、主として切字の考察を通して日本語の豊かさを実証し、「省略の詩学」としての魅力をも解明する日本語論の先駆的名著。『省略の文学』『俳句の詩学』から再編集
2010/11/25 刊行

大久保権八 著
裏金融の道に生きて十数年、JR神田駅前に裏の金融店を構える伊崎正光。彼の店を訪れる客は、銀行員、リーマン、大学教授、水商売・風俗嬢、お堅い公務員など多種多様――。借りてくれる人間はみな、大事なお客様。ただしそれはきちんと返済してくれている場合のみ。貸金不払者延滞者に対しては、彼なりの非情なやり方で。そんな時、借り手で不良警官の成尾が厄介ごとに巻き込まれる。圧倒的リアリティで社会の暗部を抉り出す強烈なピカレスク長篇。
2010/11/25 刊行

高瀬川女船歌三
澤田ふじ子 著
居酒屋「尾張屋」の主・宗因は、このところ頻繁に薄汚れた托鉢僧の姿を目にしていた。そんなとき、半年前にやむを得ず人を殺(あや)め、隠岐島に流罪となっていたお蕗がもどってきた。角倉会所に引き取られたお蕗だが、休みの日には姿をくらまし、安宿に泊まる托鉢僧と会っているのだ。托鉢僧は、山奥の村に橋を架けるための金が必要だというが……。
2010/11/25 刊行

水口義朗 著
文芸記者、ワイドショーのコメンテーター、そして『婦人公論』編集長を務めた著者が、担当編集者として、あるいは取材対象者として、近しく接した作家たちの意外な素顔を綴る。渡辺淳一、野坂昭如、開高健ら時代の寵児二十五人の知られざる私生活。(『記憶するシュレッダー』改題)
2010/11/25 刊行

警視庁広域捜査専任特別調査室
富樫倫太郎 著
警視庁に新設された広域捜査専任特別調査室、通称「SRO」。総勢7名の小所帯にもかかわらず5人がキャリアという、管轄の枠を越えた花形部署のはずが、その内実は訳ありだった。山梨で発見された白骨死体をきっかけに、史上最凶の連続殺人犯「ドクター」を追う調査員たち。警察組織の限界に迫る、新時代警察小説の登場。 〈解説〉香山二三郎
2010/11/25 刊行

弱気な患者は、命を縮める
南淵明宏 著
重い病気にかかったり、手術を受けなければならなくなった時、あなたならどうする? すべて医師任せというのは絶対にいけない。患者は自分の意志をしっかりと医師に伝えなければならない。その際に必要な知識・テクニックを、わが国屈指の心臓外科医が、あくまで患者の立場に立って伝授する。〈解説〉鈴木利廣
2010/11/25 刊行

茅田砂胡 著
やる気なし根性なし能力なしの事務所の所長が、凶器あり指紋あり目撃者あり動機もありでアリバイなしの被告人の無罪証明を引き受けた? 「なんちゃってミステリー」登場!
2010/11/25 刊行

グウィノール年代記1
縞田理理 著
健気な下町の少女メルの左腕に現れ、うつけ姫と名高い上級豪士の娘トリナがドレスの下に隠すもの。《呪肉》が少女たちの運命を結びつけた。最強のヒロイニック・ファンタジー開幕!
2010/11/25 刊行

実験記述にひそむ謎
小柳公代 著
「人間は考える葦である」という言葉で有名な『パンセ』の作者パスカルは、天才的数学者、厳密な実験物理学者としても知られている。とりわけ十七世紀までヨーロッパ自然学の大前提であった〈真空不可能〉説を打ち破る大実験を行い、揺るぎない理論を提出したことで名高い。しかしそこには、謎めいた印象が否めない。パスカルは本当に実験したのか。彼の物理論文には、『パンセ』と同じ文学作品としての仕掛けを読み取るべきではないか。
2010/11/12 刊行