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なぜ政党政治は「悪法」を生んだか
中澤俊輔 著
言論の自由を制限し、戦前の反体制派を弾圧した「稀代の悪法」。これが治安維持法のイメージである。しかし、その実態は十分理解されているだろうか。本書は政党の役割に注目し、立案から戦後への影響までを再検証する。一九二五年に治安維持法を成立させたのは、護憲三派の政党内閣だった。なぜ政党は自らを縛りかねない法律を生み、その後の拡大を許したのか。現代にも通じる、自由と民主主義をめぐる難問に向き合う。
2012/06/25 刊行

市大樹 著
かつて日本古代史は、『日本書紀』『古事記』や中国の史書に頼らざるを得なかった。だが一九九〇年代後半以降、三万点以上に及ぶ飛鳥時代の木簡の出土が相次ぎ、新たな解明が進み始める。本書は、大化改新、中国・朝鮮半島との関係、藤原京造営、そして律令制の成立時期など、日本最古の木簡から新たに浮かび上がった史実、「郡評論争」など文献史料をめぐる議論の決着など、木簡解読によって書き替えられた歴史を描く。第2回古代歴史文化賞大賞受賞作。
2012/06/25 刊行

聖龍人 著
頃は如月、満月の夜。仙台藩作事方・桂木家の次男、清之進は、剣術道場同門の遣い手・国村幻鉄殺害の現場に居合わせたことから、その下手人に仕立てられる。江戸へ逃げた清之進は、戯作者に姿を変え、みずから疑いを晴らすべく、市中に潜伏していると覚しき真犯人の探索にとりかかる。シリーズ第一作。
2012/06/25 刊行

岡本綺堂読物集一
岡本綺堂 著
死んでもかまわないから背中に刺青を入れてくれと懇願する若者、下屋敷に招じられたまま姿を消した女形、美しい顔に傷をもつ矢場の美女の因縁話など、しみじみとした哀話からぞくりとする怪談まで、岡っ引き半七の友人、三浦老人が語る奇譚十二篇に、附録として短篇二篇を添える。
2012/06/25 刊行

愛新覚羅浩 著
嵯峨侯爵家に生まれた美貌の姫君・浩。軍部の政略から満州国皇帝弟の溥傑に嫁ぐが、終戦後は夫と離ればなれになり次女を連れて混乱する大陸を流浪。帰国してからは物資不足の苦しい生活、そして長女の死……。日中のかけはしとして、激動の人生を生きぬいた、ひとりの女性の自伝的昭和史。
2012/06/25 刊行

九条菜月 著
追っ手に気づかれた! 玄楽の影に怯え、緊張の毎日を過ごす春蘭と傍らから離れようとしない仲望。妓楼を救うため一肌脱ぐことにした春蘭は皇帝主催の宴で占を披露するが……!?
2012/06/25 刊行

矢月秀作 著
警視庁に聖戦布告! 影野竜司が服役する刑務所が爆破され、獄中で目覚める「もぐら」の本性――超法規的、過激な男たちが暴れ回る、長編ハード・アクション第二弾!
2012/06/25 刊行

ヴィレンドルフ恋異聞
夏目翠 著
最後の訪問国では執政官の娘たちの嫌がらせが新米〈水の司〉未緒を襲う。一方では敵国の使者の予言が一行に暗い影を落としていた。死の予言がもたらすものは国の混乱? それとも……
2012/06/25 刊行

萬屋あやかし事件帖 其の弐
天堂里砂 著
今度の依頼は女子校潜入!? 動く人体模型の謎を解明するため学校に赴いた穂月&虎太郎は、校内で妖しい「人形師」と遭遇する。彼は穂月の妹を目覚めさせるヒントをもっているようで?
2012/06/25 刊行

明野照葉 著
私はいまから人を殺しに行く――。貞淑な妻はなぜ変貌したか? 鬼となった女の大胆不敵な罠。予期せぬラストから、あなたは目をそらせない!
2012/06/25 刊行

刺客請負人
森村誠一 著
幕府大老格・柳沢吉保が病葉刑部を亡き者にせんと送り込んだ刺客は、清国からやってきた異形の暗殺団・蛇囚だった。シリーズ第五弾
2012/06/25 刊行

裏切りの姫
鈴木英治 著
長篠の合戦から七年、滅亡の淵に立つ武田家。主君勝頼に忠誠を誓う馬廻り・前島平蔵は、親族衆筆頭である穴山信君の徳川方への寝返りを察知し、甲府の穴山屋敷を取り囲む。屋敷のなかでは、信君の妻・千鶴、嫡男・勝千代らが、脱出の機会を窺っていた。実力派作家がスケール豊かに描く、戦国小説の新境地。
2012/06/25 刊行

深沢七郎 著
お産が近づくと屏風を借りにくる村人たち、両腕のない仏さまと人形――奇習と宿業の中に生の暗闇を描いた表題作をはじめ七篇を収録。〈解説〉荒川洋治
2012/05/25 刊行

今邑彩 著
ミステリーマニアの集まる下宿屋・時鐘館。姿を消した老推理作家が、雪だるまの中から死体となって発見された。犯人は編集者か、それとも? 傑作短篇集。
2012/05/25 刊行

辻井喬+堤清二回顧録
辻井喬 著
詩人にして、セゾングループ経営者。二つの名前で語られる希有な個人史であり、戦後日本の政財界・芸術界の熱い息吹を伝える貴重な記録。主要人名録つき。
2012/05/25 刊行