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150のエピソードが語る天才たち
小山慶太 著
「ガリレオによるピサの斜塔の実験は創作だった」「ニュートンは偽金造り犯の摘発に心血を注いだ」「ダーウィンの生活費はウェッジウッドが面倒をみた」「馬頭星雲を発見したのはメードの女性だった」「ワトソンは1ページの論文でノーベル賞を取った」……十六世紀のコペルニクスから現代の先端科学まで、160人以上の科学者を選び、業績だけでなく、当時の世相や科学者たちの素顔も紹介。読んで楽しい人物事典。
2016/10/14 刊行

兄を信じた妹たち
一坂太郎 著
読書好きの家庭に生まれた吉田松陰は、おおらかな母滝や教育熱心な父百合之助、弟思いの兄梅太郎、個性豊かな妹弟や叔父に囲まれ育った。明治維新の立役者となる多くの若者たちを育てた松陰の生涯は、常に捨て身で革新的な思想を主張し、脱藩や二度の投獄、処刑へと至る壮絶なものであったが、周りにはいつも家族や同志の支えがあったのだ。松陰と彼を愛した人々、彼の「志」を受け継いだ者たちを描く幕末群像。
2016/10/14 刊行

キリシタン史料から見た生涯
安廷苑 著
明智光秀の娘として生まれ、細川忠興の妻として非業の死を遂げた細川ガラシャ。神父に宛てた書翰をはじめ、海の向こうのイエズス会史料にも、彼女の記録は遺されている。本書は、それらの史料をひもとき、ガラシャの生涯に新たな光をあてる、意欲的な試みである。父光秀の謀叛、秀吉によるバテレン追放令、関ヶ原の戦い直前に襲った悲劇。キリシタンでありながら最後に死を選択した、彼女の魂の真の軌跡に迫る。
2016/10/14 刊行

林羅山・鵞峰・鳳岡三代の闘い
揖斐高 著
林家は、朱子学者・林羅山を始祖とする江戸幕府に仕えた儒官の家柄である。大坂冬の陣の発端となった方広寺鐘銘事件から、史書『本朝通鑑』の編纂、湯島聖堂の創建、大学頭叙任、赤穂浪士討ち入り事件への対応、そして新井白石との対立まで――。初代羅山・二代鵞峰・三代鳳岡は、歴代将軍の寵用と冷遇に翻弄されながらも、江戸期朱子学の確立に奔走した。その林家三代一五〇年の闘いと事績を描く。
2016/10/14 刊行

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小説BOC編集部 編
中央公論新社創業130周年記念特別企画による期間限定文芸誌が、中公ならではの豪華ラインナップにて立ち上がる! 競作企画「螺旋」プロジェクトでは、伊坂幸太郎を中心に、朝井リョウ、薬丸岳など8作家9名が、共通した世界観ルールをもとに、古代から未来までの時代を担当して、長編により一つの壮大な絵巻物を織り上げる、文芸誌上かつてない試みです。 また、連載陣は、創刊号より堂場瞬一、佐藤賢一、吉田修一をはじめ中公が誇る豪華ラインナップ。 さらに、毎号の短編特集では、毎回、今が旬の具体的なテーマを設定し、特集全体での読み応えを演出。読み切り特集は「つながる」をテーマとして、中江有里、沢村鐵などフレッシュな作家陣が執筆しています。。 最後に、作家特集では、C☆NOVELSが誇る人気作家・茅田砂胡を取りあげます。
2016/10/07 刊行

百花繚乱のイタリア、新たな精神と新たな表現
小佐野重利/京谷啓徳/水野千依 著
美術の歴史において新時代を拓いたルネサンスの美術。数多の芸術家たちの画期的な試みはどのように花開き、後世に実を残したのか。
2016/10/06 刊行

第五巻
谷崎潤一郎 著
聖と俗とのはざまでゆれる少年を古典的題材のなかに描いた「二人の稚児」、映画のなかのグロテスクな悪夢「人面疽」、美女が暗躍する犯罪小説「白昼鬼語」など、大正時代の異色作。
2016/10/06 刊行

樋口有介 著
那覇市大道の栄町にある売春宿の息子・香太郎は、高校最後の夏休みに近所のゲストハウス「アミーゴ」でバイトをする。悠々自適なマスター、個性的な美女たちに囲まれ、それなりに充実した夏休みを過ごしていた。そんな中、いつもは平和な栄町界隈で二つの殺人事件が起こる。当初、金の絡んだ単純な構図に思えた事件は、複雑に絡み合う人間ドラマが引き起こした悲劇だった――。幼なじみの彩南から、かつて「野良犬」と言われた香太郎だが、野良犬だからこそ見えるものがある。
2016/10/04 刊行

瀧羽麻子/前田司郎/柴崎友香/青山七恵/畑野智美 著
<連載長編小説>■畑野智美「大人になったら、」(新連載)■柴崎友香「千の扉」(第9回)■前田司郎「異常探偵 宇宙船」(第10回)■瀧羽麻子「松ノ内家の居候」(最終回)<連作短編小説>■青山七恵「再会」(第6話)
2016/10/01 刊行

山内昌之 著
「湾岸戦争からソ連解体にかけてアメリカを理解せずに現代の中東・中央アジアを考える限界を痛感した」。多民族他文化国家アメリカと、世界各地に浸透するイスラーム世界とは共存しえるか。劇的に変化したアメリカとサウジアラビアの関係変化など最新研究を盛り込んだ増補版。「イスラームとアメリカとの複雑な関係を多面的に考えることは、新しい世紀における日本とイスラームとの相互関係を測る上でも重要な準備作業となる。もちろん私としても、このささやかな書物が大きな課題に正面から取り組んだとは考えていない。しかし今はただ、本書の公刊がイスラームを軸としながら日米関係と日本中東関係を考える試みにもつながれば、と念じるのみである」(はじめに――ラシュディー事件によせて、より)【目 次】第一章 イスラームとテロリズム――アメリカと中東を横断する新しい社会運動第二章 イスラームとアメリカ――自由と民主主義をめぐる非対称 1 イスラームと「歴史の終わり」 2 イスラーム主義におけるプルーラリズム 3 神の民主主義―対―市民の民主主義 4 アメリカのイスラーム政策 5「新・東西対立」と政治的リアリズム 88第三章 アメリカの多文化主義と民族・人種問題――ロサンゼルス暴動の背景第四章 アメリカ人のイスラーム――ブラック・ムスリム運動を中心に 1 アメリカ史の中のイスラーム 2 イスラーム神秘主義教団の台頭 154第五章 日米関係とイスラーム――ハンチントン「文明の衝突」をめぐって第六章 「歴史の終わり」に挑戦するイスラーム――フランシス・フクヤマ再考 1「最後の人間」のアイロニー 2 さまざまな民主主義第七章 イスラームとトクヴィル――宗教と自由主義との緊張関係 1 近代ヨーロッパのイスラーム発見 2 トクヴィルの民主主義論と植民地征服――イスラームからの視点第八章 大川周明による回教徒問題攷究――日本人の見た近代の危機第九章 日本人のイスラーム観――中村廣治郎『イスラム』によせて第十章 ウサーマ・ビン・ラーディンとアメリカ――アメリカ同時テロル多発事件の背景
2016/09/30 刊行

おばあちゃんが遺してくれた生き抜く力
風間トオル 著
「洗濯機がお風呂がわり」「虫歯は放置か、ペンチで抜く」「空腹のあまり、カマキリの足をかじった」「草を食べて空腹を満たした」など幼少期の貧乏仰天エピソードで『徹子の部屋』で話題になり、『明石家さんまのコンプレッくすっ杯』では「貧乏代表」「貧乏レジェンド」と称されるまでになった風間トオルさん。一方、逆境のなかでも明るく前向きに、グレず、へこまず、生きていられたのは、おばあちゃんから受け継いだ知恵と人生哲学があったからだという。発売当初から話題となり、アマゾンのレビューでは★5つが29、メディア取材も50件を超えた。下流、ワーキングプア、年金崩壊、格差社会……暗い話題の多い昨今、本書には「大丈夫」と背中を押すメッセージが詰まっている。貧乏はつらいけど、不幸じゃない。テレビでは語れなかったエピソードや心模様、思い出、人生哲学を1冊に。
2016/09/28 刊行

内務官僚かく戦えり
田村洋三 著
島田叡。沖縄県知事。米軍の沖縄攻撃二カ月前に赴任。荒井退造。沖縄県警察部長として島田を迎える。二人は過酷な戦時体制下で、県民保護の困難な仕事に命がけで取り組んだ。共に沖縄戦が事実上終息した一九四五年六月、摩文仁の丘で消息を絶つ。沖縄戦後半世紀を越えて発掘された新事実を基に、二人の男の希有な生き方を丹念にたどった長編ノンフィクション。
2016/09/25 刊行

会田弘継 著
ラッセル・カークから始まる、現代アメリカを形作ってきた思想家たちを訪ねる'旅'。彼らの思索の中核には何があるのか。保守、リベラルといった概念の真の意味とは――。著者の精緻な読み解きが、アメリカ文化の複雑さと奥深さ、そしてパラドクスをも浮かび上がらせる。文庫化にあたり〈「トランプ現象」とラディカル・ポリティクス〉を収録。目次プロローグ メコスタ村へ第一章 戦後保守思想の源流――ラッセル・カーク第二章 ネオコンの始祖――ノーマン・ポドレッツ第三章 キリスト教原理主義――J・グレシャム・メイチェン第四章 南部農本主義――リチャード・ウィーバー第五章 ネオコンが利用した思想――レオ・シュトラウス第六章 ジャーナリズムの思想と機能――H・L・メンケン第七章 リベラリズム――ジョン・ロールズ第八章 リバタリアン――ロバート・ノジック第九章 共同体主義――ロバート・ニスベット第十章 保守論壇の創設者――ウィリアム・バックリー第十一章 「近代」への飽くなき執念――フランシス・フクヤマ第十二章 「歴史の終わり」から「歴史の始まり」へ――フランシス・フクヤマ(続)第十三章 「トランプ現象」とラディカル・ポリティクスエピローグ 戦後アメリカ思想史を貫いた漱石の『こころ』
2016/09/25 刊行

海賊と女王の航宙記
茅田砂胡 著
犯人たちはなぜ《テンペスタ》の特別区に侵入できたのか。ジャスミンとケリーの疑問はディアスの二代目社長だった男へと向けられた。しかも話は某軍事国家の片方まで繋がってしまった……?
2016/09/25 刊行

バンダル・アード=ケナード
駒崎優 著
新たな雇い主の依頼を受け、移動しようとしたアード=ケナード隊からダルウィンが消えた。シャリースは契約と友情の狭間で惑い悩み――有能で逞しい傭兵たちと白狼が挑む最後の事件!
2016/09/25 刊行