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「一見すると不合理」の謎を解く
鈴木紀之 著
スズメバチにうまく擬態しきれないアブ、他種のメスに求愛してしまうテントウムシのオス。一見不合理に見える生き物たちのふるまいは、進化の限界を意味しているのか。それとも、意外な合理性が隠されているのだろうか。1970年代に生物学に革新をもたらした「ハンディキャップ理論」「赤の女王仮説」から、教科書には載っていない最新仮説までたっぷり紹介。わたしたちの直感を裏切る進化の秘密に迫る!
2018/03/09 刊行

揺れ動くイスラエル・ロビー
立山良司 著
イスラエルとアメリカは「特別な関係」といわれる。その結節点にあったのが、強い結束と豊富な資金により、政府や世論に絶大な影響力を見せてきたイスラエル・ロビーだ。彼らはイスラエルのためにアメリカの政財界に働きかけを行う連合体である。しかし近年、若年層を中心に「イスラエル絶対支持」を疑問視する声が増えている。アメリカの外交、経済、さらには大統領選をも左右する彼らの実態を、今明らかにする。
2018/03/09 刊行

坐禅でつかむ仏教の真髄
藤田一照/伊藤比呂美 著
悟りとは何か――。禅には「不立文字、教外別伝」、つまり、釈迦の教えは言葉では伝えられないという考え方がある。では、アメリカで禅を三〇年間教えてきた禅僧と、仏教に目覚めた詩人が「禅」について語り合うと、どのような言葉が飛び出すのか。「そもそも仏教って何ですか?」から始まった対話は、縁起や如来などの仏教用語を解剖しながら、坐禅への誤解を暴き立て……読むと坐りたくなる、坐禅のススメ。
2018/03/09 刊行

黛まどか 著
二〇一七年四月初旬、俳人の黛まどかさんは、総行程一四〇〇キロに及ぶ四国八十八か所巡礼に旅立った。全札所を徒歩で回る「歩き遍路」である。美しくも厳しい四国の山野を、施しを受け、ぼろ切れのようになりながら歩き継ぐ。倒れ込むようにして到着した宿では、懸命に日記を付け、俳句を作った。次々と訪れる不思議な出来事や奇跡的な出会い。お遍路の果てに黛さんがつかんだものとは。情報学者・西垣通氏との白熱の巡礼問答を収載。
2018/03/08 刊行

羽生結弦 著
ソチオリンピックで世界の頂点に立った後、自身のもつ世界最高得点を幾度も更新し、理想の演技を究め続けた2015-18年。その成長の軌跡を本人が語り尽くす最新インタビュー集。カラー写真を多数掲載
2018/03/02 刊行

小川洋子/広小路尚祈/山崎ナオコーラ/松田青子 著
■連載小説小川洋子「あとは切手を一枚、貼るだけ 九通め」■短期連載小説広小路尚祈「ピ・ン・チ・ケ」(第3回)■連載長篇小説松田青子「持続可能な魂の利用」(第3回)山崎ナオコーラ「偽姉妹」(最終回)
2018/03/01 刊行

新編・石光真清の手記(三)日露戦争/長編小説・曹長の妻
石光真清 著 石光真人 編
日露開戦。陸軍少佐となった石光は第二軍司令部付副官として出征する。終戦後も大陸への夢醒めず、幾度かの事業失敗を経て、ついに海賊稼業へ。やがて明治という時代は終焉を迎える……。新編刊行に際し、未公開の手記『思い出の記 放浪生活時代』、短編小説『惨劇の夜の思い出』や秘蔵写真多数、そして電子版のみ、著者唯一の長編小説『曹長の妻』を収録!
2018/02/28 刊行

遠田潤子 著
35歳の千穂は不妊治療を始めて10年、夫と義母からの嫌味に耐え続けてきた。ある日、夫が酒に酔った男・透を轢いてしまう。謝罪のため透を探す千穂は彼が算数障害だと気付き手を差し伸べる。だが、二人の関係を怪しみ千穂を追い詰める夫。一方的に疑われ、これまで抑えてきた感情を爆発させた千穂は、家を飛び出し透の元へ逃げるのだった――。
2018/02/28 刊行

尊き死たちは気高く香る
喜多喜久 著
大人気「化学探偵Mr.キュリー」シリーズ著者の最新作!「さて、現場の謎を嗅ぎ解こうじゃないか!」特殊清掃員として働く桜庭潤平は、死者の放つ香りを他の匂いに変換する特殊体質になり困っていた。そんな時に出会ったのは、颯爽と白衣を翻し現場に現れたイケメン准教授・風間由人。分析フェチの彼に体質を見抜かれ、強引に助手にスカウトされた潤平は、未解決の殺人現場に連れ出されることになり!?分析フェチのイケメン准教授×死の香りをかぎ分ける青年の、新たな化学ミステリ開幕!
2018/02/28 刊行

松村美香 著
いざ地上最後のフロンティアへ。総合商社のシステムエンジニアだった村上大輝は、念願叶いアフリカ開発部へ。新規のビジネスモデルを探すべく人類発祥の地へと飛ぶ。ところが文化の違いは想像以上。地元民を相手に、いったいどんな商売が可能なのか? ついには自ら病に倒れてしまい――エチオピアからケニア、ロンドン、そしてザンビアへ。若き日本の商社マンが、世界を舞台に暴れまわる!? 国際開発コンサルタントの著者が贈る、痛快お仕事小説。
2018/02/28 刊行

辻邦生 著
皇族であることを知られたのちも、変わらぬ学友や軽業師ディアたちと平穏な日々を過ごすユリアヌス。だが、副帝となった兄ガルスの謀反の疑いから、宮廷に召喚され、裁かれることに……。そこで出会った皇后に女神アテナや母の面影を見出すのだった。【全四巻】〈解説〉金沢百枝〈巻末付録〉連載時日記(抄)
2018/02/28 刊行

新装版
今野敏 著
宗陵元との深夜の死闘を演じた朝丘剛は、熱も冷めやらぬまま神戸を後にする。劉栄徳、由佐肇――二人の達人を破るべく武者修行を続ける剛。漂泊の星の下に生まれた男に安住の地はない。岡山に美作竹上流の本拠を訪ねた剛は鉢須賀了太に出くわす。偶然の再会にライバルたちの血は滾る。『修拳会館』で心の技を磨いた鉢須賀に道場破り同然の試合を申し込む剛。かつて闇試合で激闘を繰り広げた二人に決戦の幕が切って落とされた! 〈解説〉吉野 仁
2018/02/28 刊行

闕所物奉行 裏帳合(五)
上田秀人 著
借金の形に身を売られた旗本の娘の自害が相次ぐ。改易を恐れた旗本が娘に自殺を強要していたのだ。扇太郎が預かる元遊女の朱鷺にも魔の手がのびる。江戸を揺るがす事件に乗じて町奉行の座を狙う鳥居、岡場所の利権を欲する一太郎、政権奪取を図る家斉派の幕閣の思惑が交錯する中、扇太郎も覚悟を決める。待望の新装版第五弾!
2018/02/28 刊行

横山信義 著
戦艦「伊勢」「山城」の轟沈と引き替えに、連合艦隊は最重要拠点であるトラック環礁の防衛に成功した。しかし日本艦隊は、敵機動部隊への索敵の遅れから、引き続き防戦を強いられる。対空装備を強化した旗艦「大和」が奮戦する中、ついに索敵機「彩雲」が米空母を発見。皇国の窮地を救うべく、新型戦闘機「零戦三三型」と艦上爆撃機「彗星」が奇襲に向かう――。一方、米太平洋艦隊は英艦隊と連携し艦隊決戦の構えを取る。「大和」「武蔵」と米英両国の最強戦艦、太平洋の覇権を懸けた最終決戦の行方は! 白熱の戦記巨編、ここに完結。
2018/02/28 刊行

警視庁内密命組織・最後の任務
沢村鐵 著
首相による非常事態宣言発令により、警察上層部から指揮権を剥奪した「クラン」。捜査一課の晴山警部補たちは、身命を賭して全ての黒幕「神」への手がかりを掴む。しかしその最中、命を狙われているはずの足ヶ瀬巡査が忽然と姿を消してしまう。予測不能の裏切り、暗殺者との決戦。刑事たちは「神」を捕らえることができるのか――。かつてないクライマックス、警察小説の歴史が変わる。書き下ろしシリーズ堂々完結。
2018/02/28 刊行